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第52話 動き出す悪夢

第5章開幕!

こっから怒涛の展開が

源「痛っ!ったく、最近病院に行きすぎじゃないか?」

真鍋「お疲れ様です。」

彼女は真鍋智穂先生。今年のバトルロワイヤルの時に教師を引退し今はバトラーとしての仕事に専念している。

真鍋「しかし生徒たちもかなり成長しましたね。もう私じゃ勝てないんじゃないですか?」

源「正直俺も自信ないですよ。」

丁度いい、ここで一度能力をさらっておこう。




柊咲(ひいらぎさき)

能力【吸血鬼化】。心の中に住んでいる吸血鬼のベルザの力で、自身の体を吸血鬼と同じ様にすることが出来る。また、吸血鬼が扱う能力も多少使える。


仙石碧(せんごくあお)

能力【憑依】。あらかじめ指定されている十種の妖怪を憑依させることで、その能力を扱うことが出来る。


九重知鶴(ここのえちづる)

能力【魔法使い】。様々な魔法を自由に扱うことができる。また、扱う魔法の効果も普通の人の倍以上である。


美澄雫(みすみしずく)

能力【守護】。シールドの展開や回復魔法を使用できる。回復魔法の効果は魔法使いが使うものよりも強力である。


如月穂乃香(きさらぎほのか)

能力【暗殺者】。超越した身体能力を引き出したり、様々な武器を使うことが出来る。


松風誠一郎(まつかぜせいいちろう)

能力【人獣化】。体の一部を動物の物に変えることができる。全身を同じ動物で統一すると、自我を失う代わりに通常とは比にならない力を発揮する。


涼風湊(すすかぜみなと)

能力【影の操作】。影を自由自在に操作することが出来る。影を体に纏わせ、自身の強化にも繋げられる。


神宮寺龍青(じんぐうじりゅうせい)

能力【龍化】。体を龍やドラゴンのような性質にすることができる。体を完全なドラゴンにすることも可能。


元宮隼司(もとみやしゅんじ)

才能【身体能力の超過】。 自身の身体能力が大幅に強化される。


観月響也(みづききょうや)

才能【超一流の剣術】。剣術の才能に飛び抜けている。あと、本人は驚異的なパワーを持っている。


椎名香純(しいなかすみ)

才能【忍びの天才】。忍術などに飛び抜けて秀でている。また、戦闘スタイルから特殊な爆弾などの制作が得意である。



源「と、言った感じですかね。」

真鍋「見ない間に強くなっちゃって。で、肝心の本人達は?」

源「あぁ、皆は今頃......」


〜その頃の咲達〜


咲「ちょ、ちょっと待ってよ。病み上がりなんだよ?」

碧「ほんとだよ。ちょっとは手を抜いてくれてもいいんじゃない?」

冬季「これでもかなり手を抜いてるぞ?」

湊「その事実知りたくなかったんだけど。」

氷神、霜凪氷華(斑目冬季)と特訓中だった。

知鶴「そういえば、四神の方々は?」

冬季「仕事に追われてるよ。全く、早く分身を作れるようになって欲しいよ。」

雫「ぶ、分身って。知鶴ちゃん、作れる?」

知鶴「できるわけないでしょ。そんな高等技術。」

穂乃香「魔法とかでありそうですが。難しいものなんですね。」

冬季「さっ、休憩はこんなもんにしといて、続きを始めよう。」

誠一郎「いや、もう少し休憩させてくれ。」

隼司「俺も同意見だ。」

観月「疲労を重ねすぎては、何も得ることは出来ない。」

椎名「観月、いいこと言うね!」

冬季「全く、これでいいのか?」

こうして、私達は今日も少しずつ強くなって言っているのだった。





アルドフ「おい、もっとキビキビ動け。」

ジークレイン「堅苦しいのは嫌なんだ。」

?「よく来た、お前たち。」

その声を聞いたと同時、アルドルとジークレインが跪いた。

アルドル「お呼びでしょうか。父上。」

?「.....セロが死んだ。」

ジークレイン「え、まじですか?」

?「あぁ。お前らが狙っているのはそれほどの相手ということだ。心してやるように。」

アルドフ「はい、お任せ下さい。」

ジークレイン「了解です。(でも確か、セロ兄さんは七大悪魔と組んでたような。)」





ヴリトラ「ぐっ!またしてもこんな失態を。」

カーリー「なんなのよ、あの化け物は。」

?「その様子だと、またやられたようだな。」

ヴリトラ・カーリー「!?」

そいつはヴリトラとカーリーの後ろに、いつの間にか移動していた。

ヴリトラ「セレス様。」

セレス「それで、どうだった?氷神は。」

カーリー「化け物でしたよ。正直、ルシファー達の力を借りても無理だったかと。」

セレス「そうか。それほどの相手か。だが、負けは負けだ。」

次の瞬間、セレスが2人の首を掴んだ。

ヴリトラ「がっ!」

カーリー「ぐっ!」

セレス「お前らはあの方が優しいからと手を抜きすぎだ。ここで始末してやろう。」

ヴリトラ「お、お待ちを!私達はまだ役に立てます。」

カーリー「そ、そうです。私の能力は貴重なものです。使い用があるかと。」

セレス「.....なら、1つ手がある。付き合え。(他の奴らも甘い。なぜ対象しか狙おうとしないのだ。)」





その日の帰り道、知鶴と穂乃香と雫は何故か楽しそうだった。

雫「まさか知鶴ちゃんの家に止めて貰える日が来るなんて。」

知鶴「大袈裟よ。全く。」

穂乃香「まぁ、知鶴様の以前の性格からは考えられませんね。」

知鶴「そこを掘り返すのはやめてちょうだい。」

雫「でも、ほんとに嬉しいよ。ありがとね。」

知鶴「.....別に、お礼を言われるようなことはしてないわよ。」

雫「あっ、照れた!」

知鶴「う、うるさい!」

穂乃香「(ほんとに変わられましたね。)」

そんな会話をしながら、知鶴の家に向かっていると、

男性「大変だ!火事だ!」

雫「か、火事?」

知鶴「(この方向!まさか!)」

知鶴が大急ぎで走り出した。

雫「知鶴ちゃん!」

穂乃香「私達も行きましょう。」

そして火事の現場に着いた瞬間、全員が言葉を失った。

雫「ここって。」

穂乃香「まさか....そんな.....」

知鶴「(お父様、お母様。)」

火事の現場はまさに知鶴の家だったのだ。

知鶴「誰が、こんなことを。」

その瞬間、燃えている家から知鶴目掛けていくつかの謎の物体が高速で放たれた。

雫「知鶴ちゃん!危ない!」

雫が前に出てシールドを貼るも、シールドは破壊され、雫がその攻撃を食らってしまった。

知鶴「雫ちゃん!」

穂乃香「雫様!」

?「回復担当は制圧できたようだ。ならば、残りを制圧するのに時間はかかるまい。」

その声は、燃えている家から聞こえてきて、ゆっくりとその姿を現した。

穂乃香「何者ですか。貴方。」

?「教える訳ない。と言いたいところだが、冥土の土産に聞かせてやろう。我が名はセレス。偉大なる大天狗よ。」

次回

セレスの実力に絶望する....


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