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特別編第3話 拮抗した戦い

水葉は何をされたのか?

そして新たな乱入者が?

燐「な、何してんだ?水葉。」

水葉「.......」

燐が声をかけても水葉は反応しなかった。

雷斗「これは....ちょっとまずいな。」

次の瞬間、水葉が大量の水の矢を作り出し3人へと放った。

雷斗「くっ!」

燐「おわっ!」

風露「はっ!」

3人はその矢を躱したり弾いたりして凌いでみせた。

ジークレイン「そうそう。そのまま争ってるといい。」

そう言うと、ジークレインが魔界に通じる穴を大量に作り出した。

ジークレイン「さぁ、好きな器を選ぶといい!」

その言葉を聞いたと同時、穴から肉体を持たない魔人達が大量に押し寄せて来た。

魔人達

「ヒャッハー!久しぶりの肉体だー!」

「その体使わせろ!馬鹿な人間には勿体ねぇ!」

雷斗「ちっ!(このままじゃここら一帯の人達が取り憑かれる。)」

風露「雷斗、燐!水葉は私が抑えるから、2人は周りの人達を!」

燐「よし!わかった!行くぞ、雷斗。」

雷斗「あぁ。」

2人は水葉の相手を風露に任せ、取り憑かれた人達の制圧にかかる。

ジークレイン「おっと、そうは行かねぇ。こいつらは俺らの戦力にするからな。」

しかし、その間にジークレインが立ち塞がる。

燐「雷斗、こいつは任せな。」

雷斗「わかった。」

次の瞬間、雷斗が凄まじい速さでジークレインの横を通り過ぎる。

ジークレイン「なるほどな。確かに速い。(魔人達じゃ勝負にならないか。)」

燐「よそ見してんじゃねえよ!」

次の瞬間、燐が拳に炎を纏わせ、そのままジークレインの顔面目掛けて拳を放った。

ジークレイン「おっと。血の気が多いのか?そんなに焦らなくても、ゆっくり楽しもうぜ。」





水葉「......」

風露「はぁぁ!(ほんと硬くて嫌になる。このシールド。)」

風露は風の斬撃を大量に作り出し、水葉に放った。だが、その斬撃全てが水葉のシールドにより防がれてしまった。

水葉「......」

風露「おっと!やっぱり強い。」

加えて水葉の武器はトライデント。短剣の二刀流である風露は相性が悪いのだ。

風露「(このまま戦ってても埒が明かない。"あれ"を使うことも考えないと。)」

水葉「.....」

風露「ん?(いや、ちょっと待て?)」

その時、風露はある事に気がついた。水葉はさっきから防戦一方。全く攻撃に転じて来ないのだ。まるで、何かを待っているような。

風露「(何がしたいんだ?)」





燐「お前、なんでそんな物被ってるんだ?」

ジークレイン「そんなこと知ってどうする。それより、俺に勝てるかを考えるべきじゃないのか?」

燐「はっ!あいにく、負けるイメージは湧かないな!」

そう言って燐が凄まじい連打を繰り出した。

ジークレイン「いい威力だ。流石に強いな。」

しかしジークレインはその攻撃を全て躱してみせた。

燐「(こいつ、思ってたよりやばいやつかもな。)」

ジークレイン「次は俺の番だ。」

そう言ってジークレインが蹴りを繰り出した。

燐「ぐっ!(こいつ、なかなかパワーがありやがる。)」

燐がその蹴りを受け止めるが、少し後ろに吹き飛んだ。

燐「いいな。パワー勝負は私も好きなんだ。」

そう言って燐が再び突っ込んで行った。

ジークレイン「(さっきより速く、鋭い。)」

ジークレインはそれを捌きながら躱していくが、先程よりも余裕はない。

燐「(このまま押し切る!)オラオラ!どうした!」

ジークレイン「くっ!(こいつ、まだギアが上がるのか!)」

次の瞬間、燐のパンチがジークレインの防御をかいくぐり、顔面にヒットした。

ジークレイン「ぐぅぅ!」

ジークレインが激しく吹き飛んだ。

ジークレイン「(なんてパワーだ。さっきとは比にならない。)」

燐「どうした。もう終わりか?ならさっさとどいてくれ。」

ジークレイン「調子に乗るなよ。こっからが本番だ。」






雷斗「よし、これで全員かな。」

その頃、雷斗は取り憑かれた人達を全員倒していた。

雷斗「さて、アイツらの加勢に行くか。」

?「いや、それより俺と遊ぼう。」

次の瞬間、後ろから凄まじい蹴りが飛んでくる。

雷斗「はぁぁ!」

雷斗は何とかそれを躱し、そいつと距離をとった。

雷斗「何者だ?(オーラでわかる。こいつ、相当な手練だ。)」

?「俺はローザ。お前四神の雷斗だろ?戦って見たかったんだよ。」

雷斗「....いいだろう。その言葉後悔させてやる。」

次の瞬間、雷斗が電撃をローザ目掛けて放った。

ローザ「速いね!流石だ!」

しかしその瞬間、ローザの周りを大量の蛇が覆い、その電撃を防いだ。

雷斗「(なんだ今のは。)」

ローザ「いいね。楽しめそうだ。」

雷斗「(こいつの能力について、少し知る必要がありそうだ。)」

次回!

予想外の展開

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