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第35話 利害の一致

ロキたちとの再戦!

しかしそこに横槍が?

水葉「!?この反応!」

燐「来たか!」

?「くっ!(嫌な予感があたったか!)」

風露「すぐに向かいましょう。」

雷斗「ああ、何が起きるか分からない!」

そう言って四神は家を出た。

?「ん?(連絡?)」

その時、?さん宛に連絡がはいった。

?「....なるほどな。それが狙いか!」

その頃、四神にも連絡が入っていた。

燐「これは!」

水葉「まずいね。」

そこには各地で大量の魔物が発生したという連絡だった。

風露「こっちの対処まで迫られるとは。」

雷斗「どうすれば」

その時、1本の電話が入る。

雷斗「!!(この番号は)」








咲「くっ!キリがないよ!」

私達はゾンビ化したロボット軍団の処理に苦戦していた。

湊「(このままだとロキが何をするか分からないな。)しょうがない!魔力食うけどこれを使うか!」

湊はそう言うと、人型の影を何人か作った。

湊「俺の分身みたいなもんだ。長くは持たないだろうが、足止め位はできるはずだ!」

碧「OK。咲は先にロキをお願い。私達はここで食い止めとく!」

咲「わかった!」

その言葉を聞いた私はロキに飛びかかる。

咲「ロキ!あなたはここで倒す!」

ロキ「面白いね!来なよ!」

ロキはそう言いながら武器を取り出した。

咲「はぁ!」

ロキ「いいねぇ!」

私はロキに向けて爪の攻撃を仕掛けるが、ロキはその攻撃を武器で受け止める。

咲「(やっぱり強い!)」

ロキ「(前より速いね。)」

私達は一旦距離をとる。

ロキ「前より強くなってるね。やるじゃん」

咲「そんな風に言われても、煽りにしか聞こえないよ。」

さて、どうしたものか。相手は剣を使う。何をしてくるか分からない。

咲「(でも、爪は防がれるし。なら!)

この魔法、知鶴から教わってたんだ!」

そう言って私は魔法陣を展開し、そこから武器を取り出す。

碧「あれって!(冬季の刀!)」

湊「(いつの間にあんなことを。)」

ロキ「その刀、見た事あるような....ああ!冬季のやつか!」

咲「そうだよ。この刀であなたを斬る!」

ロキ「面白いねぇ!いいじゃん!やろうか」

ロキはそう言って剣を前に構える。

咲「(大丈夫、私の師匠はこいつよりずっと強い!)」







雷斗「剣術を教えて欲しい?」

咲「はい。友達から貰ったものがあるんです。使って欲しいんじゃないかと思って。それに、私自身の戦闘方法も増やしたくて。」

雷斗「....わかった。いいよ。別日に教えてあげる。」

咲「ありがとうございます!」

それから私は雷斗さんに剣術を教えて貰った。







咲「じゃあ行くよ!」

私はそう言うと、ロキへ攻撃を仕掛ける。

ロキ「(中々の速さだ。この短期間で。)やるねぇ!」

しかし、ロキはその攻撃をしっかり受け止めた。

ロキ「でも、まだ甘いね!」

ロキはそう言うと反撃の斬撃をとばした。

咲「くっ!(やっぱり剣術はロキが有利か。でも、私の戦闘スタイルはバレてるしまだ見せたことがない剣術が唯一の勝ち筋!)」

ロキ「さぁ、これで終わりじゃないでしょ?」

咲「もちろん!」

私はそう言って再び攻撃を仕掛けようとする。その時!

?「そろそろいいですかね?」

咲・ロキ「!?」

その時、突如空間に(ひび)が入りあの穴が出てきた。

咲「この穴は!」

ロキ「(中から何か出てくる。)」

その穴からは大量の兵を連れてきたセロだった。

セロ「さぁ、今度こそ連れていきますからね?」

咲「セロ!?」

セロを見た途端、ロキがセロへ襲いかかる。

セロ「おっと。」

ロキ「せっかくの楽しみを奪わないでよ。」

セロ「あなたの楽しみなんて知りません。邪魔だてするなら、ここで潰します。」








雫「サラウンズシールド、クラッシュ!」

?「こんなの聞かないよー。」

雫「くっ!(私の攻撃が効かない!?)」

知鶴「何こいつ、こんなに攻撃してるのに!」

穂乃香「(ここまで攻撃が効かないとなると、あいつの能力に関係がありそうです。)」

?「俺は面倒くさがりだけど、俺の能力自身も面倒くさいんだよね。」

その瞬間、空間に(ひび)がはいる。

雫「これは!」

その穴からは凄まじいオーラをまとった奴が出てきた。

レヴィアタン「ベルフェゴール。久しぶりだな。」

ベルフェゴール「あー。なんかまためんどいのが来たぞ?」







?「オラオラ、どうした!?」

神宮寺「くっ!(なんだよこいつ、パワー、スピード、タフネス、全てが突出してる?)」

隼司「はぁ、はぁ。(さっきの一撃、俺のパワーでも相殺しきれないとは。)」

誠一郎「こりゃやべーな。」

?「学生としては悪くねぇが、雑魚は雑魚だな。このまま終わらせてやる。」

その瞬間、空間に(ひび)がはいり、穴が空いた。

?「お?」

誠一郎「これって。」

神宮寺「あの時の穴だな。」

そこから出てきたやつは、今まで見たことの無い奴だった。

?「よぉ、久しぶりだなサタン。」

サタン「はっ!お前かよ。まぁいい。退屈させんなよ?」





セロ「あなたが誰かは知りませんが、邪魔になるのでどいててください。」

ロキ「邪魔はそっちだよ!ロボット達!標的をあいつに変えて!」

その掛け声と共に、ロボット達がセロへ迫る。

セロ「行きなさい。このロボット達を足止めするのです。」

セロがそう言うと、周りの兵士たちがロボットを迎え撃った。

セロ「他の生徒に興味はないので、さっさと始末しましょうか。」

セロがそう言うと、穴から大量の(あり)型の魔物が出てきた。

セロ「あの生徒達を始末してください。」

そう言うと、蟻達が碧と湊へ襲いかかる。

碧「いやーーー!キモ!」

湊「こら!そんなの言ってる場合か!」

2人は蟻達を迎え撃つ。

咲「(早く2人の応援に!)」

セロ「さぁ、咲さん。もう一度聞きます。中のお兄様を差し出しなさい。」

咲「何度聴いても無駄よ!答えら同じ!」

セロ「はぁ。残念ですよ。本当に。」

セロはそう言って私に襲いかかる。

咲「くっ!」

私が迎え撃とうとした時、

ロキ「いい加減にしなよ。」

ロキがそう言いながら剣を振るうと、電撃がセロを襲った。

セロ「!?(魔法?剣を振っただけで?)」

ロキ「その子は俺と戦ってたの。楽しみを奪うやつは許さない。」

セロ「はぁ。大人しくしていれば見逃したのですが。」

ロキが私に近寄り、セロへ向かって構える。

ロキ「君がなんで狙われてるのかは知らないけど、利害の一致ってやつだよ。今は協力してあげよう。」

咲「(正直、セロに勝てる気は全くしない。)そんなこと言って、裏切ったら許さないからね。」

こうして、打倒セロの為にロキと一時的に共闘することになったのだった。

次回!

咲&ロキ対セロ

奇跡のタッグ!

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