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[画像付き] 気象観測員『メグミさん』。 地表のほとんどが海に沈んだ近未来の地球で、日々がんばってます。  作者: トウフキヌゴシ
第二章

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第47話、呑竜再び、第二部

 酔鯨(すいげい)級潜水空母、”呑竜(どんりゅう)”が、レインメーカー捜索作戦”陽だまり(サニーデイズ)”作戦の特務空母の指名された。

 


 酔鯨(すいげい)級潜水空母、”呑竜(どんりゅう)”特務仕様。


 今回の作戦に辺り、軽く改装が行われた。

 艦体に、完全収納式のクレーンが増設される。


 艦載機


 1番機、飛空艇”水無月”H型(複座型)

     パイロット:メグミ中尉、ヒイラギ准尉。

 2番機、飛空艇”水無月”H型(複座型)

     パイロット:サクラギ中尉、イナバ少尉。

 3番機、可変翼後退飛行艇、F41シーキャット弐

     パイロット:イノダ大尉、コメダ少尉。

 4番機、レドーム搭載型、中型水空両用飛行艇、満月

     パイロット:オリエ中尉・ヒビキ中尉。


 セキワケ、陸軍70式機動甲冑、コンゴウリキシ

      ツナトリ(パイロット):キバ軍曹。

 コムスビ、陸軍70式機動甲冑、コンゴウリキシ

      ツナトリ:ウエダ一等兵。


 人型装甲潜水球、ネプチューン(大きいので一機しか乗せられなかった)

 パイロット:ササギ中尉。

 

 格納庫も軽改造された。



「アネゴっ」


「アネさん」


「ちょっとぶりだね~」


 ブラックオパールで出会った、サクラギとイナバ、整備士のオリガである。

 ギリギリで参加が決定した。

 イナバの、空戦免許試験の限定解除の結果を、待ったようだ。


 ”陽だまり”作戦のブリーフィングの後である。


「うん」


「たいした話になってるね~」

「一年くらいを目途に、スーパーハリケーンを追尾、調査するんだっけ」

 オリガが腕を組む。


「そう」 

「スーパーハリケーンに()()の疑いが出てるんだよ~」


「レインメーカーかい?」


「うん」


「アネさんっ、アネさんっ」

「限定解除取れましたっ」

 イナバが腕をブンブンと振る。


「やったね~。おめでとう~」


「メグミ中尉」

 ヒイラギが近づいてくる。


「あ、こちらが、一番機のコパイロットのヒイラギ准尉」


「で、あちらが、二番機のコパイロットのイナバ少尉」


「は、初めまして」


「お、おう。初めまして」


 二人とも十代半ば。

 (初々しいね~)

 オリガがニヤニヤと見ていた。


「仲良くしていこうね」

 メグミが頷く。


「「はいっ」」

 二人は、元気よく答えた。


「メグミさん」

 ナンバが近づいてくる。


「あ、ナンバ君」

 少し顔を赤く染めた。


 (しばらく一緒にいれるな)

 (しばらく一緒にいれるね)

 二人は見つめ合った。


「ハイハイ、向こうに行こうね~」

 オリガが、イナバとヒイラギを引っ張って行く。

 行った先には、


「キバ様っっ、キバ様ですわっっ」

 キバの頭一つ分、背が高い白人美女が、金髪ドリルを派手に翻し(ひるが)ながら突撃している。

 フランソワーズ・オリガミである。


「お、おう」

 キバのイワオのような表情が、一瞬緩んだのを、横にいたウエダは見逃さなかった。


 超お友達人事の”呑竜”ではあるが、男女の出会いの場を提供するのも、日本軍の重要な役割なのである。


 ”安全な場所で、健全な男女交際を”


 日本軍の今月の標語だ。


 先月は


 ”産めよ、増やせよ、海に満ちよ”


 だったのは余談である。





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