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[画像付き] 気象観測員『メグミさん』。 地表のほとんどが海に沈んだ近未来の地球で、日々がんばってます。  作者: トウフキヌゴシ
第一章

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第24話、エアモトグッチV1100s

「近くのスーパーに、買い物に行こう」


 休みも残す所、1日となった。

 冷蔵庫の整理も終わったので食事は、出来合いの物で済ますつもりである。

 ガレージから銀色に塗られた、通勤用の、”エアバイク”を出した。

 股の間のタンクには、鷲の模様が描かれている。



 ”エアモトグッチV1100s”


 丸みを帯びた()()()()をした、二人乗りのエアバイクである。

 垂直離着水ができ、高度50メートルまで飛行が可能。

 ジェットスキーの様に水面を走る事も出来る。



 1階のエアバイク用ガレージに注水した。

 ゴーグルを着け、フライトジャケットを羽織り、エアバイクにまたがってハンドルを握る。

 鍵を刺して、メインスイッチを”ON"にする。

 スターターボタンを押し、エンジンを掛けた。


 キシュルル、ドドン。


 ”縦置きVツイン”のエンジンが目を覚ました。


「ん。行こうか」


 左手のスロットルを少しづつ開け、加速する。


 ドドドドドドドドド


 股の下で”vツイン”エンジンが振動する。


「ふふふ。よしよし」


 タンクを右手で、ポンポンと可愛がるように軽く叩く。

 ある程度、スピードが出てきた。

 右手をハンドルに戻し、固定を解除、縦方向の小型ジェットを、少しづつ吹かす。

 前部が浮き始めた瞬間、体重を後に移動し、左手でスロットルをワイドオープン。


 エアバイクは、ふわりと浮かび上がった。


 しばらく飛ぶと、動けなくなったフェリーを、利用したスーパーが見えてきた。

 スーパーの桟橋に、着水させようと、左右の体重移動と、左右の手で前進と上下の推力を調節する。


「あっ」

「お財布忘れたっ」

「まっ、いいか~」 


 まだまだ飛び足りないので、わざと遠回りしてサイフを取りに帰るメグミである。


 


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