表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
流れの武器屋  作者: はぎま
高ランクダンジョン。
133/163

迷宮・天国への階段。6

リザルト回です。

 ダンジョンの終着点。

 とりあえず石碑を読んでみる。


≪迷宮・天国への階段、終着点。SSランクの迷宮踏破おめでとう! 今夜は焼き肉だね! 私も一緒に食べて良いんだぞ!≫


「…ラグナ、これ誰が書いているんだ?」

≪私だよ。暇神だから、ある程度は操作出来るようになったんだ≫

「そうか。後でゆっくり話そう…」

≪愛の語らいだね。楽しみにしているよ≫


 石碑を斬り取り、ノーレンに渡す。すると書いてある文字が変わり、おめでとうで終わる。


「さっ、宝箱開けるかー」


 黒色宝箱が二つ。順番に開けていく。


≪エクスキャリバー、ランクーー、攻撃ーー、防御無視≫

「名前はニアピンだけど、銃だな」

「能力は凄いね」


≪最期の晩餐、ランクS≫

「思い描いた食べたい物が食べられるやつだな」

「味噌カツ食べたい」


≪殺戮の宝珠、ランクーー≫

≪時空の盾、ランクーー、時空防御≫

「時空の攻撃ってどんなの?」

「空間ごと斬るとか…ですかね?」


≪王魔の毒水、ランクーー≫

≪呪術・邪の傀儡、ランクS+≫

≪ソウルキーパー、ランクーー、魂の保存≫

「ん? これって…」

「なんかやばそうなの多いなぁ…」


≪仙術・縮地、ランクS≫

「タケル、これいる? 俺は神速使えるからいらんけど」

「じゃあ、貰うねー」


≪ルナライトちゃん人形・オータムバージョン、ランクーー≫

「焼き芋食べてるな」

「幸せそうだね」


≪禁術・怨我懲、ランクーー、縁や穢を切る禁術≫

「えんがちょー…」

「これ凄いね、型が二十種類もある」



 もう一つの黒色宝箱も開ける。


≪時空テレビ、ランクーー≫

「テレビだ…チャンネル数すげえな…」

「これ大きさ変えられるよ」


≪時空タブレット、ランクーー≫

「これテレビとセット?」

「多分ね…」


≪時の歯車、ランクーー≫

≪マギロボタイト、ランクーー≫

≪マギタマタイト、ランクーー≫

「ロボと玉」

「謎鉱石」


≪無敵のTシャツ、ランクS+≫

「オレ様無敵って書いてあるな。ノーレン、やるよ」

「いや、マジでだせぇよこれ」


≪祝福のくす玉、ランクーー≫

≪クソみたいな物体、ランクF≫

≪気力回復の霊薬、ランクーー、魔力・体力全回復≫

≪消えない炎、ランクS-、水氷無効≫

≪スーパー避雷針、ランクS-、雷無効≫

「なんか荒いな」

「荒いね」


≪無の力、ランクーー、無に帰する力≫

「あっ、駄目な奴だ」

「これラスボスが使う奴だよね」


 宝箱の確認を終え、奥にある虹色の玉を鑑定。


≪復活の宝珠、ランクーー、失ったものを復活させる宝珠≫


「これ、死んだ人も生き返るんだよな」

「おそらく…消えた記憶も、寿命も戻せると思うよ」

「そっか…」


 復活の宝珠は一つ。一度しか使えない。


「…トハシさん、使って下さい」

「…まだ、使えません」


 お宝を収納。

 床に設置してある転移陣を起動した。

 バシュンッ__見慣れた穴の底に到着。SGドラゴンに乗り込み、ダンジョンから出る。


「泰人、これからの予定は?」

「あー…最終調整がてら王都ノールに寄るよ。最後になるかも知れないし」

「…了解。あの後どうなったか、調べないとね」

「あぁ、俺は武装で行動するから、情報収集は頼むよ」


 トト達は、魔物の大移動が終わった後を知らない。

 王都を歩いたら捕まる恐れもあるが、武装して変装を駆使するつもりではある。


 トト達は、王都ノールへと向かった。

 誰かに会えるかもしれない…と、少しだけ期待しながら。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ