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見たくない

どーぞ

霞『ヤダよ…お兄ちゃん…』


私は、涙が止まらなかった。

私は1人、お手洗いで泣いていた


〜10分後〜


私は無理やり、涙を拭いて

何もなかったような顔で

お兄ちゃんの病室に戻った


翔『おかえり、霞』


霞『ただいまっ』


と、無理やり笑顔を作る


翔『医者になんて言われた?』


霞『えっ?』


翔『言えよ。言ってくれ』


霞『でも…』


翔『頼む』


霞『わかった…』


と、私はお兄ちゃんに全てを話した


翔『そか…余命…1年もないのか…』


霞『お兄ちゃん…』


翔『18になれるかも…わかんねぇのか…』


霞『なれるよ!』


翔『そうか?』


霞『うん!絶対!』


お兄ちゃんの悲しむ顔を見たくなかった

涙は流さなかったけど、落ち込んで行くのが

すぐにわかった。

だから、私はこう言った。



つづく

また、見てください

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