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銀幕の恋人  作者: たま


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叔母の家

伽椰子(かやこ)は東京の叔母の家にしばらく居候する事になった。東京の大学に受かったのだが、中学から幼なじみからのイジメで不登校となりオンラインの高校を卒業したので大学は久々のリアル学生生活なのだ。

幼なじみ4人で仲良かったのに、リーダー格の子のお父さんが不倫してお母さんと離婚してから、急におっとりした伽椰子(かやこ)をハブりだしたのだ。

理由を聞いても「別に。ただウザいから」と言われて「死んでくれたら清々する」とか陰口聞いて、学校に行けなくなってしまったのだ。

伽椰子の母が相手のお母さんと話したが、お母さんも夫の不倫から心が歪んでしまって実家に戻って来てるので、夫婦仲が良い伽椰子の家が気に食わなかったようで取り合わなかった。

伽椰子の家は田舎代々の世話役などもしてるので、出戻り家庭の親から相談なども聞いていた。

娘さんはフルタイムで働きに出て孫は家では暗いなどと相談を受けていた。

そんなオトナ社会が疎ましかったのだろう。それが、おっとりした伽椰子をはけ口にしたのだろう。

だが伽椰子は小さい時から仲良しの幼なじみ達の豹変に驚き傷つき、すっかり人間不信になっていた。

東京の大学受けたのも地元の顔見知りに会いたくないためだ。

久々の学生生活に不安で下宿を探す気になれない。

しばらく叔母の家から通い、もし大丈夫なら大学の学生寮に入る事にした。

すっかり4年の引きこもりオンライン高校生活でネット民となった伽椰子は、東京で推しのVチューバーのグッズ集めたりイベントやライブ行きたくてワクワクしてる。

大学はもう授業だけで友達も仲間もネットの推し活仲間だけで良いと思っていた。それすらリアルで会うのは怖いのだ。

「お母さんから話聞いてるよ。きっと、大丈夫だと思うよ。その幼なじみが色々問題だっただけで。」と叔母のミー子もなぐさめたが、とにかく人がある日突然豹変するのが怖くてリア友は無理だと思ってる。

「もう学校は勉強と就職のためと割り切って推し活だけを楽しむつもりです。

ネット友も実際に会うのは怖いのでイベントは叔母さんが付き合って下さいね!お願いします!」と頼んだ。

「う、うん、私なんかで良ければ…」と顔を引きつらせて叔母のミー子が笑った。

叔母は父の姉だが母がお嫁に来てからは滅多に田舎に帰って来なくなった。警察なので正月とかお盆休みも無いので仕方ないのだが。

なので、そんなに良くは知らない。

前は川崎に住んでたが、何かトラブルがあったようでマンション売って東京の大森に引っ越していた。

マンション屋上のペントハウスでお隣にもう1軒部屋がある。

スゴい若いお兄さんで家で仕事してるらしい。

何だか声が聞いたことあるような気がするが…滅多に会わないので分からない。

ミー子叔母さんとは仲良しな感じがする…が詳しく教えてくれない。

結構謎な叔母だ。

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