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レジェンディア7

駆けつけたシゲルが村正と対峙する。果たして勝敗は!?

「はははは!」

村正は力無く倒れるロイを見つけて高らかに笑った。

「ロイ……団長……」

シゲルは絶句した。

「なんだぁ?次はお前かぁ?」

シゲルは目の前の敵と向き合い剣を構えた。

(ロイ団長がやられるなんて……よほどの使い手か)

村正は両手に持った刀を独特の構えでシゲルとの距離を詰めていく。

「いくよぉ」

村正はものすごいスピードでシゲルに接近した。「なっ!!」

シゲルはすんでのところで反応してかわす。しかし村正の攻撃は止まらなかった。

「イイ反応だなぁ」

「なにをっ!」

シゲルは村正の次の攻撃をかわして蹴りを出した。

「危ないねぇ」

村正は全く動じなかった。シゲルは蹴りで村正との距離をとり構えをなおした。いつもの低い構えをとり、地面を蹴った。「おらぁぁ!」

しかし村正は目にも止まらぬ速さでそれをかわし、シゲルの剣を叩き落とした。

「楽しかったよぉ君」

不敵な笑みを浮かべて村正が近づいた。

「くそっ」

「残念だなぁ。俺らの側にいれば出世もできたのに」

そう言って刀を振り上げた瞬間、氷のつららが三本飛んできた。

「誰だぁ」

つららを叩き割って飛んできた方向を見た。

「随分と強そうな野郎だな」

レックスは斧を振り回しながら前に躍り出た。

「あまり前に出過ぎるなよレックス」

とブレイク。

「大丈夫か君!?」

シュウがシゲルの所に駆け寄った。

「俺より団長を!」

倒れているロイを指差した。

「わかった。任せてくれ」そういってシュウはロイに駆け寄ろうとした。

「行かせないよぉ」

村正が立ちはだかる。

「くっ!」

「お前らに勝ちはないんだよぉ」

「うるせぇっ!」

シュウは剣を構えて突撃した。

勝ちはないと宣言する村正。突撃したシュウの運命は!?

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