表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/20

レジェンディア16

ついに戦いが始まった。新たな敵が現れてピンチ!

激しい競り合いになっていた。ランドマーク軍は、ラナス達をなんとか奥へ入れる為に帝国兵の隊列に突っ込み、帝国兵はそれに対して応戦する形になっていた。

「目の前の敵以外構うなよ!」

ソーンバルケが叫びながら先頭で帝国兵を蹴散らしている。

ラナス達の周りを守っていた兵士達が1人また1人とやられていく。

「このままじゃ……ドンパチやりそうだ!」

ジュナスが叫ぶ。

「わかってる!……うおっ!」

ラナスが振り返るとスラックスとジュナスが帝国兵の攻撃をギリギリかわしたところだった。

「やべぇっ!」

飛びかかってきた帝国兵をレックスが斧で吹っ飛ばした。ラナスも体制を低くして帝国兵の攻撃をかわし、剣で一気に2人を倒した。

「とにかく中央突破だ!」ソーンバルケは長剣と脇差し程度の長さの短剣を二刀流で構えて、次々と敵を斬り倒していく。

「でぇぇぇぇい!」

ブレイクは鎚を振り回して道を開けようとしている。

その時、帝国の軍団の中に漆黒の鎧の男が現れた。

「何だあいつは!?」

気づいてるのはラナスとソーンバルケだけだった。他は帝国兵との戦いに精一杯で気付いてないらしい。

「あれは!帝国将軍フォルテ!」

漆黒の鎧は鷹を模したような形をしている。兜の形が鷹の頭を思わせる。フォルテは剣を抜き、戦っているジュナス達に近づいて行った。

「あいつらヤバい!!」

ソーンバルケが急いでフォルテの方に走って行った。

「レックス!ジュナス!スラックス!ブレイク!逃げろ!」

4人はソーンバルケの声でフォルテの存在に気付いた。

「何だあいつ!?」

フォルテは剣をゆっくり振り上げた。

「上等だコラァ!」

ジュナスが剣を構えて突進した。

「やぁぁぁぁめぇぇぇぇろぉぉぉぉ!!!!」

ソーンバルケが叫んだ。その瞬間、フォルテが剣を振り下ろした。

ドォォォォン!!!

4人が一気に吹っ飛んだ。

「フォォォルテェェェ!てめえぇぇぇ!」

ソーンバルケがフォルテに突進した。

「来るかソーンバルケよ!!」

ソーンバルケは剣の刃を短剣でなぞった。すると剣からいくつも大きな刃の花びらが現れて、ソーンバルケの周りを舞い始めた。

「行くぞ!剣刃花!」

4枚の刃がフォルテに飛んで行った。

「フッ」

フォルテは全て切り払った。

「ソーンバルケ!」

ラナスは飛ばされた4人に駈けよりながら叫んだ。

「4人が立てるなら急いで門に走れ!」

ラナスは急いで息を確かめる。

(よし!生きてる!)

「お前ら!起きろ!」

「うぅ……」

「起きろって!」

「痛てててて!」

なんとか意識を取り戻した。

「行けるか?」

「あぁ。」

ジュナスが答えた。レックスとブレイクも起き上がってきた。スラックスもなんとか立ち上がった。

ドォォォォン!

爆発が起こった。

「ソーンバルケは派手にやってるみたいだな。」 「今の内に行くしかない。」

「よし!走るぞ!」

フォルテとソーンバルケの戦いはどうなるのか!?そして帝国に侵入出来るのか?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ