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レジェンディア12

久しぶりの投稿です!聖堂騎士団本部から帰還したシュウ達は、ロイが拉致されたことにより意気消沈していた。そんな中、新たな作戦の展開が始まろうとしていた。

ソーンバルケに連れられてシュウ達はランドマークに戻った。

「……報告をしてくれるかの?」

グランバルトがこちらの表情を読み取ったのか、深刻な顔で切り出した。「聖堂騎士団はほぼ壊滅状態です……」

口を開いたのはラナスだった。

「ロイはどうした?」

誰も口を開かない。

「……まさか」

「帝国に拉致されました……」

つまりそうな声でシゲルが言った。ガンダルフは驚きを隠せなかった様子だ。

「あの男が……そんな!」ソーンバルケも信じられない様子だ。

「事態は最悪となった」

グランバルトが立ち上がった。



帝国による聖堂騎士団の壊滅によりランドマークでは軍議が何度も行われている。

剣聖の一人が拉致された事で、予定していた戦力が集まらないことで軍議は難航していた。シュウ達はしばらく休養期間として体を休めていた。 聖堂騎士団本部から帰還して7日目。シュウはガンダルフに呼ばれて兵士の演習場に来ていた。ここは丸いホールのようになっていて、屋根はドーム状になっている。

しばらくしてガンダルフが入ってきた。

「シュウ。聖堂騎士団本部でお前達と戦った相手はどうだった?」

「……強くて手も足も出ませんでした。」

「だろうな…」

シュウは顔を上げた。

「知っているんですか?」「ああ。まさか奴まで出てくるとは驚いたがな」 「あんな奴には勝てませんよ。」

「じゃが勝たねばならぬ」「どうやって!?」

「お前の中にある力の使い方を覚えるのじゃ」

「力の使い方?」

「そうじゃ。お前はしばらくワシの修行をしてもらおうかの」



帝国の地下牢獄に男が捕らわれている。ゼロスが牢の前に現れた。

「無様だなロイ。」

不敵な笑みを浮かべてゼロスは話しかけた。

「お、お前は!」

ランプに照らされたその顔を見てロイは驚愕した。

「お前が帝国を……そんな!」

「せいぜいその中で喚くといい。」

そう言ってゼロスは去って行った。




ランドマークではついに軍議の結果が出たということでシュウ達も会議室に通された。

「全員揃ったな」

グランバルトが口を開いた。

「軍議の結果……帝国への潜入作戦を展開し、ロイを救助する!」

帝国への潜入作戦を決断したグランバルト。

そのメンバーに驚くことなる。

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