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ルーンナイト  作者:
2/17

囚われの王女様

 野盗に連れ去られたアルフとアイリーンは洞窟の中に連れられて鉄格子の檻へと入れられる、檻に二人を入れた野盗が去るとアイリーンは口を開いた。

 

 「ちょっと!アルフ何とかならないの?!」


 「両手を縛られてるんだからどうにもできないよ。それよりアイリーンこそ魔法で何とか出来ないの?」


 「魔法っていったって、私が使えるのは火属性の破壊魔法だけよ!こんな所で使ったって無駄よ!」


 「あの?」


 言い合う二人に先に檻に入れられていた少女が声をかけてきた。


 「アナタ、誰?」


 元は綺麗であったであろうドレスを着ている少女を見てアルフが小声でアイリーンに話す。


 「きっと身分の高い貴族だよ、失礼にしないほうがいいよ。」


 「アルフ!私が何を失礼なことしてるっていうの!?」


 「いや、きっと貴族だよ、もう少し言葉使いに気をつけたほうが、、、」


 「私は王女だけどそれは気にしてません。」


 「ヘッ??」


 「お、王女様!?」


「すみません、王女様!アイリーンに悪気はないんです!」


 「本当に気にしてないんです。そちらの方はアイリーンさんというんですね、貴方は?」

 

 優しい王女の微笑みにアルフは目を奪われながら自分の名を名乗った。

 

 「アルフです。王女様」

  

 「私はレティシア・ファラ・アルテナーハ、アテナーハ王国の国王、バイロン・ファラ・アルテナーハの娘です」


 アイリーンが上擦った声で質問した。


 「レ、レティシア様はどうしてこのような場所で?」 


 「レティシアで大丈夫です、アイリーンさん」


 「そう。それなら、レティシア、どうして貴方はここへ?」


 「この南にある公爵家へ馬車で行く途中襲われて。」


 「王女様なら騎士や護衛はどうしたのよ?」


 「それが何人かの騎士達がこの洞窟の野盗達と結託していたようなのです。」


 話している三人達の所に位の高そうな騎士とガラの悪そうな大男が姿を現した。


 「この子供らは?」


 「近くの村のガキどもさ、金になるかもしれないから部下どもが連れてきたようだな」


 「貴方達に頼んだのはこのリアナ姫を拐うこと、余計な事は控えて頂きたいものですな。」


 「大丈夫だ、騎士様よ!この王女様は必ず取引相手に引き渡すさ!」


 「貴方達にお金はもうお支払いしました。そう願いますよ?ボルトさん」


 レティシア達を入れた檻に騎士は近づいて来た。


 「体調は変わりないですかな?レティシア殿下。」


 レティシアは何も答えなかった。そんなレティシアを見て騎士はボルトを残してその場を去った。


 「大人しくしてろよガキどもお前らは村人達が金を持ってきたら奴隷として売りさばいてやるからよ。」

 

 そう言いながらボルトと呼ばれた大男も姿を消して言った。代わりに野盗の何名かが檻の見張りについた。


 「私達どうなるのかしら!?」


 「アイゼスさん達が来るのを待つしかないよ。」


 アイリーンとアルフとレティシアは不安になりながら助けを持つことにした。



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― 新着の感想 ―
ぬう。卑劣な野党ですね。 約束を守る気はなさそうですね。
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