表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
21/29

21話 エリカファンクラブ

 「おい、そこのひまわり!」


 ギルドの席で、ルルナを待っていると、いかつい感じの男が、話をかけてきた。

 モヒカン頭に肩パッド、サングラス、どこか世紀末な感じを漂わせる男だ。


 「エリカさんと食事に行ったそうだな?」


 まあ、結局、二人きりで、食事は、できなかったが


 「まあ、行きましたけど」

 「殺す!」


 モヒカンの男は、急に殴りかかってきた。

 魔物の攻撃を避けているからか、避けることが、普通にできた。


 「てめえ、避けるんじゃねえ」


 なるほどな、こいつ、ルカと同じく、エリカさんに恋をするものか。

 ならば、容赦は、しない!


 「やめないか!」

 「会長!」


 モヒカンを止めたのは、丸眼鏡をつけた黒の学ランを着た男だった。


 「会長?」

 「ひまわり君、すまなかったね」

 「あなたは?」

 「私は、エリカさんファンクラブの会長をしているものだ」

 「エリカさんのファンクラブだと!?」


 そんなのあったのか。

 いや、エリカさんの美しさなら、あって当然なのか。


 「どうかね? ひまわり君もファンクラブに入ってみないかね?」

 「会長! しかし、こいつは、エリカさんに近づきすぎていて!」

 「エリカさんが、食事をするのを許したのだ、エリカさんの決定を決める権利など、我々には、ない!」

 「そうだが……」


 会長は、まともなのかもしれないな。

 だが、ファンクラブは、嫌だ。


 「どうかね? 我々、エリカさんのファンクラブ会員に入らないか?

 「君たちみたな、ファンで、満足している人間と、一緒にしないでもらいたい」

 「ほぉ」

 「なんだと、このひまわり頭」

 「俺は、エリカさんと恋人になりたいんだ!」


 そうだ! 俺は、もっとエリカさんとイチャイチャしたいのだ!


 「会員に入ったら、エリカさんの水着写真をつけよう」

 「入会させてください会長!」


 ファンクラブでも、恋人になれる可能性は、あるはずだ。


 「よし、なら、今日から、君は、ファンクラブメンバーの仲間の ひまわりだ」

 「わかりました! 会長」

 「私は、会長と呼んでくれればいい、こっちは モヒカンだ」

 「ふん、俺はてめえのこと、まだ、会員とは、認めてねえぞ」


 喧嘩腰の、世紀末野郎だな。


 「それで、エリカさん、ファンクラブというのは、どういった活動をするのです?」

 「エリカさんから、頼まれごと全般だ」

 「なるほど」


 今の俺と、そう変わらないな。


 「あとは、会員通しで、エリカさんの魅力について、語ったりする」

 「ふむ……他には?」

 「以上だ」


 別に、入らなくても、よかったような気が、してきた。


 「ああ、エリカさんのグッズも買うことが、できるぞ」

 「エリカさんグッズ!?」

 「エリカさんのブロマイド、ポスターなどなど、いろいろだ」


 会長は、そう言って、カタログを出してくれた。


 「おお!」


 だが、全部どれも1万超えてるから、金いるな


 「結構の値段しますね」

 「収益の9割は、エリカさんに送り、残りは、会費として、使っている」

 「これとこれとこれをください」

 「まいど」


 ふぅ、全財産使ってしまった。

 だが、エリカさんグッズで、幸せだ。


 「エリカさんの水着写真も袋に入れておいた、価値のあるものだから、盗まれないように気をつけたまえ」

 「はい、ありがとうございます」


 さて、明日から、飯どうしよう……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ