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ろくでなし  作者: 藤本諄子
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第六章

第六章

 レストランでは、何回も客が入れ替わり立ち代わりしているのにも関わらず、愛子はいつまでも話をしていた。まあ、カフェと違って、あまりうるさいところではないが、それでも店側にとっては、迷惑な客になるだろう。

「あの、愛子さん。」

不意にその文字が愛子の前に映った。

「僕、この後用事があるので、帰らないといけないんですが。」

「そう。」

愛子は、急にがっかりした。

「次はいつ会えるの?」

「そんな、これ以上は、」

と健太は文字を打ち始めたが、

「いいえ、私はあなたが気に入った。だから、もう一回会いたいな。」

と、愛子はその手を止めた。

「でも、忙しいでしょうし、」

「そんなこと気にしないでよ。ねえ、頼むからもう一回あって!」

今度は懇願するように愛子は言った。

「一体どういう魂胆で?」

文字だけの会話は味気なかった。健太は不思議そうに愛子をじっと見ている。それはそうだろう。強引に連れ込まれて、また会おうといわれたら、面食らっても仕方ない。

「正直言うと、怖いですよ。」

「怖いなんて言わないでよ!私の気持ちは無駄になるの?」

「気持ち?」

「そうよ。私があなたを気にいった気持ちよ。」

健太の指が止まった。

「そういわれて、何も残らないんじゃ、私も意味がなかったかな。今日は特別な日だと思ったのに。」

愛子はため息をついた。

「特別な日?」

「そうよ。私にとって、初めてお友達ができたの。その嬉しさはどれくらいか、あなたは想像できないのね。」

健太は一瞬混乱したようだが、文字盤にこう打ち始めた。

「わかりました。本当に短時間でしか会えませんけど、お茶をする程度なら。」

「そう、その通り!じゃあ、日付を決めないと。」

「でも、もう帰らなくちゃ。」

「待って、お願い。私の事をもう一度考えて。あたしは、いつも一人ぼっちで寂しいんだから。」

愛子のその言い方は、どこか魅力のある口調だった。それは、あの色っぽい女性、亜希子の口調を愛子はまねたのである。

「わかりました。じゃあ、来週の今日あたりでどうですか?」

と、彼がラインを差し出すと、愛子は色っぽい笑顔で、

「いいわ!」

と、言った。健太はその笑顔に一瞬ぼんやりとしたようだ。愛子はそれを見てしてやったとおもった。

「時間はどうする?」

「このくらいの時間でいいですか?」

「OK!わあ、うれしい!また会えるのなら私、つらい毎日もがんばれるわ。」

そのつらい毎日という単語をひどく強調して愛子は言った。

「集合場所は?」

「ええ。駅の北口で車で待ってるわ。あなた、その年じゃ、車の免許は持ってないでしょ?」

「はい。もっていません。勉強でそれどころじゃないのです。」

「まあ、熱心ね。私、心から応援するわよ。じゃあ、来週またここで会いましょ。わあ、うれしい。お友達ができて!」

「はい、僕も。」

健太のその文章が送られてくると、愛子はスマートフォンをしまい込んだ。

「じゃあ、お会計して帰ろうか。駅まで送っていくわ。」

健太は無言で頷いた。二人は立ち上がって、勘定場へ行った。

「ああ、食事代は私が出すわ。」

と、なんの迷いもなく愛子は二人分の食費を出した。それのせいで財布はたちまちすっからかんになったが、愛子は気にしなかった。健太は、何か言いたそうだが、声を出せないため、愛子はそれをくみ取ることはできなかった。二人は店を出て車に乗った。当然のごとく、スマートフォンを使えないため、全く会話はできなかったが、愛子は時折媚びるような笑顔で健太に目配せした。やがて、駅に着いた。

「ついたわ。」

愛子は、一般車乗降場に車を付けた。

「じゃあ、また来週ね。ここに来るから。なんかあったら、いつでもLINEを頂戴ね。」

その言いまわしは、母親のようだった。健太は黙って頷いた。そして、愛子に向けて軽く敬礼してから、急ぎ足で駅に行ってしまった。愛子は、その背中を見えなくなるまで見た。見終わると、名残り惜しい気持ちを残して、愛子は車を方向転換させた。

 愛子が家に到着したのは、ちょうど夕食ころだった。家に着くと、居間の明かりはついておらず、代わりに尋一の寝室の明かりがついていた。もう、夕食を食べてしまったのだろうか?

「ただいま。」

と、愛子は、車を止めて家に入った。しかし返事はなかった。

「帰ってきたわよ!」

と、居間の明かりをつけたが、反応はなかった。愛子は尋一の部屋に行って、たてつけのわるいふすまを開けた。

「帰ってきたと言ってるでしょ?」

部屋には、寝る時間にはまだ早いというのに、布団が敷いてあった。洋室を好まない尋一は、畳にじかに布団を敷いて寝ていた。

「おかえり。」

やっと尋一がこっちを向いた。

「どうしたの?まだ眠る時間にはまだ早すぎるんじゃないの?」

「うん、、、。」

「うんじゃないわよ。あなた、もうごろごろしてるなんて、なまけてるんじゃないの?」

「ごめん。病院から戻ってきて、商品の整理をしていたら、ひどく具合が悪くなって。」

「病院?何かあったの?」

「まあ、いろいろとね。」

愛子は、彼の枕元に一万円札が25枚置かれているのに気が付いた。

「ちょっとあなた、このお金は?」

「ああ、ごめん。」

「ごめんじゃないわよ。タンス貯金でもしてたの?私の許可もないのに?」

「してないよ。和美さんと亜希子さんにもらったんだよ。これで治療費の足しにしろと。」

「そう!あなたはそうして、あの片腕の男と、女郎の女から金を巻き上げたわけね!そんな汚い手を使って金を巻き上げるなんて、ろくでなしどころか、最低よ!」

「ろくでなしならろくでなしのままでもいいよ。もう、君が望む通りの存在にはなれないと思うから。」

意外なセリフだったが、愛子はそれで妙に納得してしまった。

「それなら、それでもいいわ。あなたは、片腕の男とか、女郎の女みたいな、そういう弱い人しか相手にしてもらえてないことに気が付いて。店は私がやるから。しばらく寝たり起きたりしていればいい!」

愛子は、そう言ってふすまをばたんと閉め、店のほうに向かった。確かに、店は片付いていなかったので尋一がそうなったことは、間違いはなかった。愛子は床に落ちていた着物を拾い上げてほこりを払い、単に商品を大量においてあるだけであった売り棚にあった着物を整理し始めた。

 翌日、藤井呉服店は、着物屋というより、おしゃれなブティックのような店に変貌していた。昨日、地色や柄などが地味なものは、すべて処分してしまい、いわゆるアンティークものとされている、大胆な柄付きをした大きな花柄の着物などしかおかれていなかった。店の入り口には大きく、「銘仙あります」と書かれた張り紙がしてあった。その貼り紙にひかれて、何人か女性たちが来店してくれて、愛子はやっと自分の思い通りの経営ができるようになったと喜んだ。大急ぎで制作したホームページからも注文が舞い込むようになり、愛子は宅急便の会社と店を何度も往復した。これを繰り返し、一週間はすぐにたってしまった。愛子はその日店を臨時休業として、一番かわいらしいと思っている赤い銘仙の着物を着こんで、車に飛び乗った。

 静岡駅に行くと、健太が待っていた。彼は、派手な銘仙の着物を着た愛子を見て、非常に驚きを隠せないようだった。愛子はそんなことは平気だった。二人は車に乗って、今度はファミレスではなく、高級な料亭に入った。

「さあ、何でも食べていいわよ。今日は奮発しちゃおうかな。私も、やっと、人並みの生活ができるようになったし。」

そういって愛子はメニューをちらりと見せた。健太は、黙ってざるそばを指さした。それでもこの店では2000円近くかかった。

「それでいいの?せめててんぷらそばとかにしなさいよ。もったいないわ。」

健太は、何か言おうとスマートフォンを打ち始めるが、

「ダメ。男らしくたくさん食べて。」

愛子はそれを止め、ちょうど通りかかったウエイトレスに声をかけた。

「あの、私はうな重で、彼にてんぷらそば。」

「はい、かしこまりました。」

ウエイトレスは伝票に書き込み、厨房に行ってしまった。

「いいのよ、今日も私がおごるから。てんぷらそば、食べてちょうだい。出ないと、私がここへ連れてきた意味がなくなるじゃないの。」

健太は、困った顔をして、スマートフォンに向かった。

「一体どうしたのかって、聞かなくていいわ。今日は私、耳寄りな話を持ってきたの。」

愛子は、カバンの中から、一枚の紙を出した。

「ねえ、声が出ないと、非常に不便でしょ?」

「はい。」

確かに、声が出ないで不満を持たない者はいるはずがない。

「私、いいところを見つけてきた。今日は、その紹介をしたいのよ。」

と愛子はテーブルの上にその紙をおいた。そこには「メロディ、クリスタルヒーリング」と書かれていた。

「あなた、精神科とか、カウンセリングとか行った?」

健太は、静かにスマートフォンをとった。

「ええ、病院には行きましたが、薬をもらうだけで何も効果はなくて、結局意味がなくてやめてしまいました。」

「そうよね。医者なんて患者を救えるはずがないのよ。特に精神の医者はそうよ。20年30年も通院しても変わらないってやっぱり変だと思うし。それじゃなくて、この研究所は、偏在意識に働きかけて、根本的なところから直してくれるらしいのよ。」

「新興宗教みたいなところですか?」

「違う違う!そんなことじゃないの!そうじゃなくて、立派な治療なのよ!ここはものすごく優秀らしいの。私と一緒に行ってみない?」

「でも、こんな高いお金、僕には出せませんよ。」

「私が出してあげるから。私もこのサロンに一緒に行く。終わりになるまで最後まで付き合うし、責任は取るわ。あなたが、本当に大変なようだから、調べてみたのよ。私は、やっぱり、あなたには声を出してしゃべってもらいたいの!これを見てわかる通り、はじめは体の力を抜いてもらうことから始めるようだから、そんなに難しくはないはずよ。それに、医者なんて、大したことないし、こういう治療のほうがよほど効果があるって、私、聞いたんだから!」

「問題を提起することができないから。」

「その必要はないわ。石にすべてを任せてしまえばいい。セッションを受ける間は、あなたは何もしなくていいのよ。きっと、石の力で、あなたは確実に声を取り戻せるって!過去に失声症の人が来たこともあったらしいから。」

健太は、戸惑ったような、困った顔をした。

「私は、少なくとも、あなたにはまた声を取り戻してほしいわ。それにいつまでも声のないままでいると、不利なことだって出てくるわよ。声の出ない人に対して、好意的な人ばかりとは限らない。中には、援助を受けられることに嫉妬して、いじめにあってしまうかもしれない。いや、もしかしたら、この可能性のほうが、今の世の中では強いんじゃないかしらね。

そうなったらどうするの?声の出ないことは、特権身分が与えられているわけでもないんだし、社会的なことを免除してもらえるわけでもないわ。ねえ、考えて。こうして、私が言っているのは、あなたが好きだからよ。好きじゃなかったら、ここまで深くかかわろうとはしないわよ!」

健太はそれを聞いて、何か決断したようだ。そこへ二人の間に、ウエイトレスがやってきた。

「お待たせいたしました。うな重と、てんぷらそばです。」

二人の目の前に、うまそうな香りを放つ、うな重とてんぷらそばが乗せられた。

「ごゆっくりどうぞ。」

ウエイトレスは、商業的にほほ笑んで戻っていった。

「さ、食べましょう。冷めちゃうわ。」

二人はそれぞれの食べ物に手を付けた。お互い、

「じゃあ、もし希望するのなら、私が申し込んでおくわ。このサロン、電話でないと申し込みができないらしいのよ。」

愛子のスマートフォンがなった。取り出してみると、

「お願いします。」

と書かれていた。愛子は、ふっとほほ笑んだ。


 その日の夕方、愛子は、また高速道路を飛ばして、家に戻ってきた。

「ただいま。」

家に入ると居間の明かりがついていた。

「おかえり。」

尋一が、座椅子に座って、何か食べていた。茶碗一杯の全粥だった。

「あら、おかゆ作ったの?」

「作ったよ。」

当然のように答えが返ってきた。確かに、台所には小さな鍋があった。

「おかゆが作れるってことは、だいぶ良くなってきたんじゃないの?」

「まあ、そうかもね。」

「ねえ、あなた。」

と、愛子は尋一に意味深そうに持ち掛けた。

「なんだ、改まって。」

「ちょっと、協力してあげたい子がいるから、あなたも手伝ってあげてくれないかな。きっと、あなたより、不幸だと思うわ。あなたは、まだ苦しいと口に出していえるでしょう。でも、彼はそれができないのよ。」

「耳に障害でもあるの?」

「ううん。そういうことじゃないわ。逆に聾のほうが幸せってこともあるわよね。彼は耳は全く不自由ではないけれど、口をきけないのよ。大学受験に失敗して誰からも愛されないって感じて、そこから声を失ってしまったらしい。」

「ああ。失声症か。」

「そう。まさしく。だから私、彼にクリスタルヒーリングを受けさせようと思うのよ。」

「ああ、メロディ女史の?」

「よく知ってるわね。」

「ああ、僕も昔受けたことあるよ。学生の頃にね。」

「それなら話は早いわ。近いうちにうちへ連れてくるから、あなたも彼に会ってあげて、励ましてあげてほしいのよ。あなただって、生まれつき大病抱えて生きてきたんだから、そういう気持ちわかるでしょ。仲間がいるほど、安心できることはないって。」

「まあ、それはそうだね。でも、こんなろくでなしでいいの?」

「そんなこと関係ないわ。今の若い子はかわいそうね。そうやって、期待に応えるしか生きがいを見出せなくてさ、できなくなるとそうやって、自分を責めちゃうんだから。」

「まあ、確かに、僕も進路ではずいぶん悩んだからね。」

「でしょ。決まり!私、ラインですぐに連絡とってみる。彼に、元気を取り戻してもらうために。」

愛子はすぐにスマートフォンを取り出した。

「僕が、体調がよかったらいいんだけどね。」

「あなたも、弱気になっちゃダメ。体だろうか心だろうが、弱い人ってのは、何でも他力本願だからいけないの。そうじゃなくて、彼を助けてやろうっていう強い姿勢でいてちょうだいよ!」

「わかったよ。愛子さんが協力するのは初めてだね。」

尋一は、それが嬉しそうだった。愛子はあえて訂正しなかった。

「じゃあ、日付を決めて、この家に来てもらうからね。だからあなたも体調管理をしっかりして頂戴ね!」

「わかったよ。」


 数日後、愛子の車で、健太が二人の家にやってきた。愛子が迎えに行っている間、尋一はお茶と栗饅頭を用意して待っていた。しばらくして、店の入り口から、愛子が健太を連れてやってきた。

「ほら、あなた、来たわよ。斎藤健太さん。自己紹介してあげてよ。」

愛子と一緒に入ってきた斎藤健太は、非常に緊張している様子だった。居間でお茶を注いでいた尋一を見て一瞬ひるんだ。

「ああ、怖がらなくてもいいですよ。僕は、愛子さんの夫で藤井尋一です。」

そう言って、尋一は健太の右手を握った。その手は氷のようだったので、健太はついに震えた。

「ごめんなさいね。僕が健康だったらよかったんですけど。まあ、座ってください。つまらない菓子ですけど、よかったら食べて行ってください。」

尋一は健太に座るように促した。健太は恐る恐る座椅子に座った。

「緊張しなくてもいいのよ。今日の主役はあなたよ。」

愛子が優しくつぶやいた。健太は何か言おうとしたが、どうしても声にならず、仕方なく手話で、

「ありがとうございます。」

といった。

「ああ、手話を学んでいたんですね。実は僕も習ったことがあるんです。」

尋一は手話を交えながら言った。

「僕も、大した人生を送ってきたわけではありません。でも、僕みたいなろくでなしより、あなたのほうがもっと大変でしょう。声を出すということが出来ないのはとてもつらいことですからね。ぜひ、メロディ先生のクリスタルヒーリングで楽になってくださいね。」

「どういう風にやるんですか?」

「ああ、体のチャクラと言われる壺に、石をおいてたたくんです。そこで余分なエネルギーを取って、トラウマを癒していくんですよ。何も怖いことはないですよ。僕もやってもらったことがありましたが、非常に気持ちのいいものだったのを記憶しています。今は、いろんな学問が氾濫していて、どれが良くて何が悪いのかはっきりしませんが、それは、自分が良いと思ったものであれば、貫けるということにもなりますからね。ぜひこれからもよい人生を送ってくださいね。」

「ねえ、尋一さん、私、アイディアがあるんだど。」

不意に愛子がいった。

「私たちも、彼の治療費、少し出してあげない?昨日も聞いたけど、クリスタルヒーリングは、少なくとも10回は施術してもらわないと効果が出ないのでしょう?」

「そうだね。僕が受けた時はそうだったよ。僕はもっとかかったかな。」

と、尋一は言った。

「私も、売り上げから少し出すわ。あなたも少し出して。」

「わかった。じゃあ、もってきてあげるよ。」

と、尋一は立ち上がって自身の部屋に行った。いつも立ち上がる時に少し止まってしまうのだが、今日それはなく、すんなりと立ち上がったので、愛子は安心した。

しばらくして、尋一は、何枚かの一万円札をもってやってきた。それは和美からもらった一万円札であることに、愛子はすぐに気が付いた。

「これだけあれば足りるかな。」

と、尋一は、健太に一万円札を10枚手渡した。

「まあ、よかったじゃない!なくさないでもってかえってね!」

健太は、涙を流しながら、尋一に向かってゆっくり両手を動かした。

「何よ、何を言ってるの?」

手話を知らない愛子にはただの手の動きしか見えないのだが、尋一にはわかったらしい。

「ああ、こういっている。ありがとうございました、この御恩は一生忘れませんってさ。」

「そうよ!声は一生ものなんだから、早く取り戻してね!」

健太は、晴れやかな笑顔と一緒に流れた涙を、肘で拭きとった。










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