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ろくでなし  作者: 藤本諄子
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第五章

第五章

愛子は、健太を連れて車を走らせ、ファミリーレストランに入った。ちょうど、昼食時だったので、レストランは混んでいた。

かろうじて開いている席に二人は座った。隣の席では若い女性たちが、うるさくしゃべっていたが、愛子はそんなことは気にしなかった。

「まあ、好きなもの食べなさいよ。今日はおごってあげるから。」

健太は、まだ戸惑っているのだろうか、愛子がメニューを出してもなかなか反応しなかった。

「ほら。」

愛子はメニューを彼のほうへ突き出した。健太は少しばかり考えるしぐさをして、ラーメンを指さした。

「まあ、ラーメンでいいの?若い男性なんだからもっと食べなさいよ。」

「それでいいのです。」

と、愛子のラインに、健太の言葉が入る。

「だめ、若いんだから。もっと食べなきゃ。」

「じゃあ、麺を大盛にしてください。」

ラインにこの言葉が入ったので愛子は、呼び出しベルを押した。

「すみません、彼にラーメン大盛と、私はステーキセット。」

ウエイトレスはまだ新人だったのだろうか。ぎこちない手つきで注文を入力すると、メニューをもって戻っていった。健太はまだ震えている。それはそうだろう、見知らぬ人に、こうしてレストランに連れてこられたのだから、不安になっても仕方ない。

「緊張しなくていいのよ。質問があるんなら何でも聞きなさいよ。」

愛子のラインに、このような文章が来た。

「なんで、僕に食事をしようといったのですか?」

「ああ、別に何でもないわ。あなたが、声が出なくても、一生懸命生きているのに感動しただけ。それ、どうしてなの?生まれつき?」

再びラインの画面が現れる。

「違うんです。一番行きたかった大学に落ちたからです。」

「へえ、どこか行きたいところでもあったの?」

「はい、国立に行きたかったんですけど、すべて不合格で。」

「で、今は?」

「今は、地元の私立で通いです。」

なるほど。つまり大学受験に失敗して声を失ったということか。一昔前の若者なら、その程度でなんだと怒鳴られるかもしれないが、現在であればありそうなことだ。きっと、多大な期待をかけられて、それにこたえられなかった罪の意識で声を失ったのだろう。

「まあ、少なくとも、私は、あなたのことを馬鹿だとか、ダメな人とは思わないな。そうやって、自分を責め続ける必要もないと思うし。変な期待にいつまでもしがみついているよりも、あたらしいものを探しにいったほうが良いと思うわ。今の大学、楽しくないの?」

「なんか、むなしくて。」

「でもさ、いつまでも過去にしがみついていたら、前へ進まないじゃない。」

「そうなんですけど」

文字が突然止まった。

「そうなんですけど?」

愛子が読みあげるとこんな答えが返ってきた。

「生きている気がしなくて。」

「生きている気がしないって、今生きてるじゃない。それを充実させるのかはあなた次第よ。」

「大学に行けたら、素晴らしい人生が待ってるって、親も教師も言いましたけど、落ちたらごみみたいに捨てられてしまって。」

「ゴミ?人間はごみと言ってはいけないんじゃないの?」

健太は、また手を止めてしまった。

「あのね、人間は、だれでもみんな何かしら役目というものがあるのよ。あなたのその、経験だって何かの役に立つときが来るかもしれないじゃない。人生はうまいようにできてるわ。だから、もっと、自信をもって。」

しばらく手を止める健太。

「大丈夫。きっとね、どこかで役に立つから。もし、今何もすることがないんなら、Let

it beよ。流されるのもたまにはいいわよ。そのうち、流れのほうから助けてくれるわ。」

「でも、失望している家族にはどう対処すればいいんですか?」

健太は、疑わしそうな表情で文字を打った。

「それはね、あなたが、今の大学で楽しそうにやってるのをアピールするのが一番なんじゃないかなあ。」

「でも、もう親の期待も無くなりました。みんな僕のことなんか、もういらないって感じ。」

「だったらもう、出ていきなさいよ!そして、自分のための人生を歩くのよ。彼女作ったっていいんじゃない?そして、新しい家庭を作ったら?もう、そんな期待をする親なんて、ただの馬鹿な親なんだから、もうおさらばしたほうがいいわよ。」

「出ていく?」

「そう。少なくとも私ならそうするかな。そのためには、体がちゃんとしていることが条件だけど。」

「そうですか、、、。」

「そこで落ち混んじゃだめ!必ず治る、声を取り戻して見せるって、考えなさいよ!今は、精神科とか、カウンセリングとか、やりかたはいろいろあるのよ。」

「どちらも行きましたけど、治りませんでしたよ。」

「だったら、他の治療を探しましょう。ヒプノセラピーとか、インナーチャイルドセラピーとか、本当にいろいろあるんだから。図書館に行けば、そういう資料もあるはずよ。それに、セラピストのホームページも大量にある。私と一緒に探してみない?」

「いや、そんな、大事なお時間を使ってしまうのはまずい。」

「まずくなんかないわ。私もひさしぶりに誰かのために時間を使えてかえってうれしいと思ってるわよ。世の中は、助けを求めることが悪事のようになってきてるけど、こういうおせっかいなおばさんもいるのよね。」

健太は、ゆっくりと指を動かす。また愛子のスマートフォンが鳴った。

「ありがとうございます、って、まあ、本当に礼儀正しいのね。」

ウエイトレスが、ステーキセットとラーメンを運んできた。二人の前に、まるで門出を祝うような豪華な食事が置かれた。

「さ、食べましょ。記念日のお祝い。あなたの独立記念日のね。」

「はい。」

二人は水で乾杯し、箸とフォークを取って、それぞれのものを食べた。

「おいしい!久々に肉を食べたから元気が付くわ。」

愛子は、犬のように早く肉を食べてしまった。健太は黙々とラーメンを食べている。気を許してくれたのだろうか。少しずつ食べるのが速くなっていった。


一方。

店では、大量の着物を尋一が売り棚に整理していた。売り棚も収容が限界に近づいてきていて、時折ぎしぎしとなった。

「こんにちは店長さん。」

振り向くと亜希子がいた。

「ああ、いらっしゃい。今度は何を希望ですか?」

尋一は、整理していた手を止めて、彼女のほうを見た。

「あの、これ、みんな新入荷ですか?」

「ええ。先ほど来店したお客様から買い取ったのです。」

「この中から見ていいですか?」

「いいけど、何をご希望なんですか?訪問着とか小紋といろいろあるでしょう?」

「ええ、そうじゃなくて、この赤い着物がほしいんです。」

亜希子は、売り台の上にある赤い羽二重の着物を指さした。

「ああ、これですか。これ、二尺になってしまいますけど、よろしいですか?」

「ええ、かまいません。というかそれであれば、二尺はぴったりです。」

「でも、昔の二尺と今の二尺は違います。お仕事はそうであっても、いまでは、着物を着るのが珍しいのですから、やたらに二尺を着ないほうがいい。素材は羽二重だから申し分ないんですけど、きっとこれは、昭和の初めころの、高級娼婦のものだと思います。柄は非常に華やかでかわいらしいのですが、二尺袖はやめたほうがいいと思いますよ。」

「でも、それがほしいのです。小紋だから、袖を切ればいいだけの話じゃないですか。私、もし必要があれば、和裁屋さんに仕立て直してもらいますから。店長さんは、和裁屋さんとは取引してないのですか?」

「そうですね。あいにくそのようなことはしてないんです、申し訳ない。」

「じゃあ、私、自分で調べて探します。だって、この小紋、かわいいもん。誰かが着てあげなければ、かわいそうな気がするんです。」

「それは意外ですね。今は、松の柄何か流行らないですよ。それよりも、奇抜なもののほうがうれるから。それではない松をかわいいと言ってくれるとは、珍しい。」

「私は、古い柄って、伝統だから大切にしたいと思いますけどね。例えそれが、二尺でもです。」

「そうですか。そこまで言ってくれるなら、着物も喜びますよ。じゃあ、たたみますので、しばらくお待ちください。」

「ありがとうございます。おいくらになりますか?」

「ああ、1000円で結構です。」

「じゃあ、千円。」

亜希子は千円札を尋一に渡した。

「ありがとうございます。畳みますから、お待ちくださいね。」

と、着物を畳もうとしたその時だった。

「あ、あ、あれ、、、」

急に胸の左側が痛み出してきた。

「どうしたんです?」

亜希子が聞くと、

「いえ、その、、、あ、あれ、、、」

答えを言い終わらないうちに痛みは強くなってきた。同時に呼吸も苦しくなって、

「う、、、!」

ガタン!と音がして尋一は床に崩れ落ちた。

「店長さん、大丈夫ですか!」

亜希子が聞いても答えはない。

亜希子は急いでカバンの中からスマートフォンを取り出そうとしたが、この肝心な時に限って、見つからないのだった。それでは間に合わないと判断した亜希子は、彼を背中に背負って、店を飛び出した。男性としては信じられないほど軽かった。

亜希子は、まるでイノシシみたいに道路を走って、総合病院に飛び込んだが、もう診察時間はとっくに終わっていた。田舎町では総合病院は、午前中で終わってしまうものなのだ。困った顔をしてどこへ連れて行こうか考えていると、病院の中から着物を着た一人の男性が現れた。着物を着ているというところから判断すると、もしかしたら、とおもった亜希子は、

彼に声をかけてみた。

「すみません!もしかしたら、あなたも藤井さんの、」

幸いなことに、この男性も彼が誰であるのかすぐにわかってくれた。

「尋一じゃないか!おい、どうしたんだよ!」

左腕がないところから、和美であった。

「助けて、、、。」

亜希子の肩の上から蚊の鳴くような声で尋一が答えた。

「わかったよ。尋一。こういう場合は、総合病院よりも、もっといいところがあるよ。救急車ではこんでいってもらおう。こういうところはへぼ医者ばっかりさ。」

和美はすぐにスマートフォンを取り出した。和美がそれをもっていてくれて、本当に助かったと思った。すぐに救急車は来てくれて、和美も亜希子もそれに乗り込んだ。

救急車が連れて行ってくれた病院は、田舎の総合病院とはまったく違う、近代的な建物だった。すぐに処置を施してくれたから、尋一は楽になってうとうと眠っていた。

和美と亜希子は診察室の外でいつまでも待たされていた。

「大丈夫ですかね。」

亜希子が思わずつぶやく。

「全く、こうやってぶっ倒れて、本当にろくでなしだ。」

和美は、ひざをたたいた。

「僕が片腕じゃなかったらな。」

「店長とはお知り合いですか?」

「そうだよ。」

和美はぼんやりと答えた。

「あいつは生まれつきよわかったからな。顔なんて、紫色になってたよ。むしろ、36までよく持ったなあというのが正直な感想なんじゃないかな。店なんかやってるなんて信じられないくらいだ。」

「でも、私は、何とかしてほしいですよ。ろくでなしなんて、全然思いません。だって、私の事を、客として受け入れてくれましたし。」

「そうなんだよね。あいつは、なぜかろくでなしのくせに、人にはすごく優しいんだよな。そういうところにひかれる人は多いけどな。でも、あいつの嫁さんは、そうじゃないみたいだな。」

「そういえば、なんか、きつそうな方でしたね。たぶんきっと、看護師さんが連絡をしていると思うのですが、なぜ、現れないのでしょう?」

「僕は、嫁さんもらったことがないからわからないよ。」

「ほんとは、奥さんなんだから、いち早く駆け付けるべきだと思うんですけど。私、なんかだんだん腹が立ってきました。」

「腹を立てても仕方ないよ。何か事情があるんじゃないかな。」

と、診察室の扉が開いて、医者が出てきた。二人はすぐに立ち上がった。

「ああ、先生、どうですか?」

「そうですね、、、。本人がどうしても帰りたいと言ってきかないので、とりあえず今日はかえってもらいますが、何かありましたら、すぐに来てくださいね。本当は、手術しなければならないのですが、本人はどうしても嫌だといいますので、、、。何かわけがあるのでしょうか。」

二人は、理由がすぐにわかった。でも、医者には言えなかった。

「お宅へ帰ったら、なるべく体を安静にして、横になることを心がけてください。でないと、次のレベルに移行してしまいます。そうなると、寝たきりで過ごさなければならなくなりますからね。」

「今は、どれくらいなんですか?」

亜希子が恐る恐る聞くと、

「ええ、今のところレベル3になってますが、レベル4にかなり近いと思います。」

と、答えが返ってきた。

「わかりました。じゃあ、僕らで何とかします。彼の家族にも伝えますので、彼が何とか店を続けていけるようにしますので。」

和美は不安そうではあったが、そう返答した。

「今日はもう帰っていいですから、これ以上レベルを上げないようにしてあげてください。」

「わかりました。ありがとうございます。」

「私、タクシー呼んできます。」

亜希子は、スマートフォンを出して、タクシー会社に電話した。タクシーはすぐに来てくれた。


「ごめんね。」

尋一は、そういった。病院内を歩くのも辛そうだった。和美が言う通り、確かに顔が紫色になっている。

「お前、もうちょっと立場を考えろ。お前が無理して店をやってるから、かみさんも寄り付かなくなったんじゃないのか?テレビなんかで無理して活動している人っているけどさ、それって、家族には逆効果なんじゃないかと俺は思うんだよね。それよりも、早く体を何とかしようという姿勢を取ることが大事だと思う。」

和美は、説教じみた話を始めた。

「そんなことは言わなくていい。店をしないと、生活がままならない。」

「馬鹿!そんな体で店に立てると思うか?お前、自分がレベルいくつになったと思ってるんだ?もしレベル4になったら、寝たきりになるって、先生言ってたぞ。」

「そこまではいかないよ。寝てるときは大丈夫だし、変な動きをしなければ、店に立てるし。」

「お前、ろくでなしというか、身の程知らずだ。よく自分の病名考えろよ。単心室症って、指定難病にもなるんだぞ。それで、着物屋なんてやってられるはずはない。俺が、お前のお母さんや、お前のかみさん説得してあげるから、手術うけろ。」

「それだけはやめてくれ、和美。」

「ど、どうして!」

亜希子は思わず言ってしまった。

「ああ、亜希子さん。気にしないでください。これは僕自身のことですから。」

と尋一は言ったが、亜希子は涙が出てしまった。

「母に言っても答えはない。母は、僕が家にいると嫌だから僕と愛子を結婚させたんです。日ごろから、僕は迷惑な存在だったって、感じてました。だから、」

「でもさ、自分の腹を痛めて生んだ息子なんだから、承諾してくれると思うけど?」

「和美、これは仕方ないよ。僕が父を殺してしまったようなものだから。」

「そんな昔のことにいつまでもこだわっているなよ!お前、自分で生きていたいと思わないの?」

「思わない。」

尋一は小さく言った。

「だって、僕のせいで、母は普通の人たちがやってることが何一つできなかった。僕はそれを申し訳ないと思ってる。」

「だけど、お前、そうなのかもしれないけど、俺も左手ないからわかるけどさ、ある意味普通の人がやってることは、捨てなきゃいけないのが、こういう人間の親ってもんだぜ。そのくらい、お母さんだってわかるだろ。大人であれば、そうするよ。あきらめるといったほうがいいのかもしれないね。生きていくにはそういうことも必要なんじゃないのか?」

和美は、あきれたような顔をして、尋一を見た。

「でも、和美だって、結局左腕を全部取ったでしょう。その不満なんかはないのか?」

「いや、俺はないね。だって、命があるんだ。左手ぐらいなくたって、命があれば生きていけるよ。俺はそう思う。だから、放置しなかった。」

「そのためには、どうしてもお金ってものがだし、うちにはそんな大金ないよ。」

「そんなことぐらいで自ら命を絶つような真似はするもんじゃない!」

と、和美は尋一の肩をたたいた。

「そういうことは、誰かを頼ってもいいんだよ!だって、生きるか死ぬかの瀬戸際だぞ。いいか尋一、お前は、もう少し周りを見ろ。お前は、この世に一人ぼっちと勘違いしているようだが、今のお前はそうじゃないんだ。この人だって、お前の大事な客だし、お前は何よりも愛するかみさんもいるし、おかあさんだっている。」

「それだけじゃないか。」

「それだけじゃないの!何人いるか勘定してみろ。少なくともお前は、以前言っていた、天涯孤独の身では、もうなくなっているからな。ああ、なんでこんなに基本的なことをお前は知らないんだ。やっぱりろくでなしだ、お前。」

「そ、それはそうだけど本当に、、、。」

尋一の顔に涙が浮かんでいる。

「わかったよ。お前の親友として助けてやる。これで治療の足しにしろ。返済はいらないから。とりあえず、これだけだ。また足りなくなったら、必ずいうんだぞ。」

和美は財布を取り出し、一万円札をばらばらと取り出した。

「ほら、持っていけ。」

と、無理やり尋一にそれを手渡した。

「私も少し出しますよ、店長さん。自分の体を売ったお金なので、汚いかもしれませんけど。」

亜希子も、財布の中から、一万円札を五枚出して尋一に渡した。

「受け取れ!」

和美が強く言ったので、尋一は二人が差し出すお金を、それぞれ合掌して受け取った。

「ありがとう。」

「ほらみろ、お前は天涯孤独の身ではないんだ。それをよく考えろ。もし足りなくなったら必ず言えよ。返済はいらないからな。お前が良くなってくれるほうが、金を返すよりもっといいから。」

和美は、もう一度尋一の肩をたたいた。

「お客さん、つきましたよ。」

運転手が間延びした声でいった。

「ああ、ありがとうございます。」

タクシーは店の前で止まった。電気を消さないまま病院に行ってしまったので、夜遅くなのに、明かりがついていた。

「私が介添えします。」

と、亜希子が尋一の肩を支えて、タクシーを下してやった。タクシー代は和美が払った。

「お二人とも、ありがとう。」

尋一は、そう言って最敬礼しようとしたが、

「いいってことよ。じゃあ、がんばろうな!」

「うん、ありがとうな。じゃあ、また。」

ゆっくりと尋一は店の中に入っていく。それを和美と亜希子は、心配そうに見守った。











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