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その20 望野宮神社・本殿奥の部屋


 神棚の骨ガムを探すコブタエ。

「あれ? ないですね」

「俺が探す」神棚を夢中で探すシロネ。


 そこに、シンケイが入って来た。

 シロネの姿を見つけたシンケイが問う。

「いかがいたした?」

「骨ガムどこだよ!」

「それなら、ブタエが持って出かけたが」

「何で!」

「なぜブタエ姉さまが?」首をかしげるコブタエ。

「骨が二つに割れていたので、金継ぎ師のところへ遣わしたのだ」

「ガムはいつ戻る?」焦るシロネ。

「修繕に4日はかかりそうだと、ブタエから連絡があったところだ」

「それじゃ間に合わねえ!」頭を抱えるシロネ。

「そのままいったん戻すか?」シンケイが聞く。

「じゃあ、そうして…いや、折れたまま犬狛国に渡すわけには…」

「骨ガムを渡すのを待ってくれるよう、王女にお願いに行きましょう」コブタエが言う。

「だが王女に断られた時、あの犯人が4日も待ってくれるとは……」うつむくシロネ。

「諦めちゃダメです! 出来るところから、ひとつずつ解決するんです!」

「コブタエ…」

「とにかく王女のところへ行きましょう」

「そうだな」


 部屋を出ようとしたシロネが、ふと気づいた。

「ちょっと待て。おまえは執事のフントに顔が割れてる」

「変装します」

 白いロングローブの上に緑の葉っぱをまとうコブタエ。

「柏餅です。これならバレません」

「ああん?」眉間にしわを寄せるシロネ。

「大丈夫。シロネとクロネくんのために、ピンチをピンチに変えてみせますから!」

 コブタエは強いまなざしでシロネを見つめた。


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