きっかけは……
こんにちは。愛莉です。
ジャンルが恋愛か、ファンタジーかよくわかりませんでした。
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私は杉山美佳
中学一年生になったばかり。
まだ慣れない学校生活。
沢山ある宿題。
大変だけど今日も頑張るぞー!
「おはよ。美佳。」
この声は私の親友の長野まな。
「おはよー。宿題大変だよね~。」
歩いていたらまわりが騒がしくなった。
『キャァ! 彼が来たわよ!』
彼というのは杉山純。
女子からモテる。人気一位らしい。
私とはただのいとこ。
純はまわりには愛想を振りまいている。
しかも優等生のふりをしている。
でも本当は意地悪で性格悪い。
優等生なんか程遠い性格だ。
隣を見るとまながうっとりとして、
「やっぱかっこいいな。優しいくてイケメンで何でもできちゃうしな。ま、でも私は健一派だけどね。」
健一というのはまなの彼氏だ。
中村健一年は年上で中三。
まなとは幼なじみだそうだ。
あまり喋ったことがないから性格とかはよくわかんないけどね。
まわりの女子はまだキャーキャー言っている。
どこがそんなにいいのかな? と思っていると、飛び出してきた自転車とぶつかってしまった。
「大丈夫!? 美佳!」
まなの声だ。多分今私注目されてるなあ。
やだな。と思いながら身を起こす。
動くと体がずきずきする。
いったぁ。ぶつかった場所は学校の近くだったのでまなにおんぶしてもらい保健室へ行く。保健室のベットに寝転がると、眠気がおそってきた。よく寝たのになんで? 答えがでる前に眠りに落ちた。
目が覚めたらそこには天使がいた。
これ夢だ。と気づく。
「こんにちは。私の名前はアストロティー。
変わった名前でしょ? 結構気に入ってるのよ。あっ、私は天使じゃないから。私のことはここで終わって、さてあなたの名前を教えてね。」
「私は杉山美佳です。」
とりあえず言われたとおりに。夢だしね。
「あなたの大切な人を男女各一名教えて?
大人はだめよ。」
はあ?と思いながらも夢だからと思い考える。私は一人っ子だし……。
「女子だったら、まなだけど。」
男子はいないかなと思っていると純の顔が浮かんだ。まあ、私と純はいとこだからね。
「男子は純です。いとこなので。」
と言い訳のように理由を付け足す。
すると天使は
「ありがとう。あなたはもう目覚める時間。
バイバイ。また会いましょ。」
「うーん。」
目が覚めたらそこは保健室ではなかった。
「あっ、目が覚めた? ここ病院よ。」
「まながなんで病院に? 学校は?」
「学校? 今日は職員会議で早く帰れたの。
でも、よく寝てたよ。美佳。まあ、私もさっき来たばかりだけどね。」
まなは家に帰って荷物おいてすぐ来てくれたらしい。
「ねえ、そろそろ出てきたら? 純君。」
まなが急に話し出した。純って?
数秒たったら純がカーテンから出てきた。
病室の中が三人になったとたん部屋中が光った。ドアを開けようとするが開かない。
目が覚めた。というよりまなに起こされた。目の前には天使がいる。アストロティーだ。
「私はアストロティー。ここは鏡の世界。
君達三人を鏡の世界へ招待するわ。」
「はああああ?鏡の世界!?」
どうでしたか~?
読んでくれて、ありがとうございました!
ではまた会いましょう。