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帰還☆

 物理室に戻ってみると、そこには先ほど飛び出していった天音の姿があった。天音は俺たちが戻ってきたのに気付くと、途端にアゲハの目の前に一枚の紙を突き付けた。


「これでいい。これでいいのよ。」


 そう言って、天音はその紙を机の上に置いた。どれどれ、何が書いてあるのか見てやろう。


サッカー:カラスくん、健斗くん

ベースボール:飛鳥

バスケ:美来ちゃん、アゲハちゃん


 ………そうか。飛鳥に訂正を要求するために出て行ったのか。もしそうだと分かっていたら、アゲハとあんな言い争いをする必要はなく、『カラスはモテない』なんて(ひど)く悲しいことを言われることもなかった。なんか無駄に体力精神力使ってしまったな。


「ところでこれからどうするのかしら?私たちだけで練習するの?」

「うん。やれることは少しでもやっておこうよ」

「………まあ、そうね。飛鳥様のためですもの。練習しましょう」


 「でも飛鳥様がいないとヤル気でないわね」と愚痴(ぐち)を零す天音だったが、練習には参加してくれるようだ。


「それじゃ、公園にでも行って練習するか」

「「「うん!(ええ)」」」

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