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輪廻
ここから物語がどうなるか楽しみです
私が神になってから幾万年の月日が経ったのだろう。
実りない荒廃した大地は今ではすっかり万葉や草むらに満ちた生命の息吹がふく大地へと成長を遂げていた。
「お父様、そろそろお時間です」
「おお、そうか。では孫たちに語るとしよう。私が創造神に至ったまでの痛烈なる歩みと、希望の成果というものを」
「ええ、お願いしますわ、お父様ーーー」
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長い夢を見ていた気がする。
俺、山吹 星は凝り固まった首を上げた。
「んてて…。ここは……昨日のライブハウスか」
酒の飲み過ぎが原因か、昨日の記憶は鮮明ではないものの、ある程度自分が何を下かくらいは覚えている。
「昨日はーー…そうだ、先輩のライブを見にきて、そのまま寝たんだった」
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