表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
monologue  作者: 結城 未明
9/9

_

治療法は見つからなかった。

探しても探してもそれがただの現実だった。

苦い顔を見たとき、半分は予想していた。授業を聞く合間にPCで調べたことは悪いことだとわかっている、近い症状はあっても同じものはない。精神障害の重ね掛け?いや、言い方わからないから勝手にそう言ってるだけだけど、周りがやべー奴ばっかかと思ってたら一番やばいのは自分自身だった。ここに書いていたとしてなんの効果はない、でも叶えたかった未練くらい書いて終わりにしようと思う。

友達と遊びたかった。私の家では友達と遊ぶために必要なものがある。名前と相手との接点がどこにあるのか、親の職業、等々。母は自分の周りの人間を敵だと思っている。人の名前を出せば「まだ信用できない」と来る。母はこんなことを聞かれればやっていないと話すだろう、なぜなら覚えていない自然的動作なのだから。専門学校に行きたい時期もあった。とことんやりたいことを話せる友達が欲しかった。

今なら勢いで言えるからコレも言っておこう。

母校は先生が少し変だ。いやかなり変だ。自分の価値観を正義のように話す教師、人を全員「おまえ」という教師。おまえお前御前結構すごい言葉だな、とは思う。でも人の名前も言えずただ「おまえ」を連発するようにはなりたくない。ってか「オマエ」って誰を指すんだよ、指さされても絶対に返事したくない。だいたい、卒業式の一言で言うことがないからって名前を使うな、言われすぎて嬉しくもないし逆に苦しいだけだ。挨拶の時に言った楽しかったなんてものは6割嘘だ、中学の時は行きたくない心をどうにかして学校行ってた。高校では一部の人間関係がオワッテいた。


気まずいことやるくらいなら胸張れ、

出来事が終わってからごめんなさいなんて人が良すぎるから。


普段は他の投稿サイトの一角で精神的面で学校に行けない人に寄り添う、だとか言われることもある、でもそれが私には時々ただの独りよがりが群がってその言葉を言い訳に使っているようにしか見えないことがある。ひどいことを言っているだろうけれど、事実だと思う。縋ってもしょうがないことくらい、分かっているのだろう。そんなものに縋らないと歩けないくらい疲弊しているのだろう。こうなるな、とは私自身言えなかったのだから私も悪い人間だろう。


多分、眠る前もこうやって書いていることだろう。親には一生言えない話だ。2020年から結城は文を書き続けている。


  生きているのはもうあの頃の自分じゃない。




生きてくれとか面倒なことは言わない

毎回どこかしらで私はこんな問いをする。

空は広いか世界は澄んでいたか

花は咲いているか


深い意味はない、ただ人に落胆して外に出ても人ばかり気にすると苦しくなるよ、と言いたいだけ。私がその一人だから。みんな苦しいとか、辛いって誰がわかるんだろうね、全員が平均的に苦しかったらこの世間は病んでいるのかな。


そんなことばっかり考えて人から目を離して自然を見に行く。楽しいよ、結構。




別れはいつも通り終わらせようか

夜明けにさよなら、おやすみ明日

あなたの明日がいい天気でありますように


結城 蛍/未明

p.s. 全然関係ないが、自信がなくても作品を消さないほうがいい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ