表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/29

(二)―8

 隣にいた五〇から六〇代のやせ形の道上大輝が言った。

「ご迷惑おかけして申し訳ない」

 二人に比べるとまだ若い、中年でガタイのいい梶田忠治が言った。

「別に梶田、お前に落とし前付けさせるつもりはないんだよ。状況が状況だけに変に勘違いする輩は出てくるからな。あの若造だってうちに入って長いんだろう。だったら落とし前は自分で付けさせなければならん」

「ただ、一つお願いがありまして。近田に付き添っている、高木という男、こいつは見逃してくれませんかね」


(続く)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ