表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
イヌ科時代の愛歌  作者: Charles
1/2

0.プロローグ

人間というものは、大抵の場合2種類に

分けることができる。


男・女。


やる奴・やらない奴。


授業中ノートに落書きをする奴・しない奴。



そして……



イヌ科である人間・イヌ科でない人間。


そう、この世界には「イヌ科人間」と呼ばれる

生き物が存在するのだ!


大袈裟にイヌ科人間とは言うものの、

イヌ科でない人間との違いは

せいぜい身体能力と外見位である。


詰まるところ、

「人間に毛が生えた程度」

の存在なのだ。


不思議なことに、彼らが何故、

どうやって、何処から現れたという事実は

全く記録されていない。


その事について、何処にでもいるお偉いさんに

聞いてみよう。

大抵はこう返ってくるはずだ。


「コウノトリが運んできたんだよッ!」



…………失礼。



真面目に解説すると、昔の賢い科学者が、

将来起こりうる世界的な高齢化に

備えて、労働力として作った改造生物

なんじゃないかという説が一般的である。


しかし、ここでいくつかの疑問が生じる。



「なぜ、彼らがイヌ科人間である必要があるのか」



「身体能力の高い動物なら他にいくらでも

いるぜ」



「なんなら猫耳美少女の方が断然いいね」



他にもあるが、多数(と思われる)派の意見を

ここに3つ挙げた。


残念ながら、現在これらの疑問に答えることはできない。


でも、答えられるように努力することは決して不可能なことでは無い。



()()()()()()()()()()()()()()()()



これから皆さんが目にする男達。


彼らがこの疑問を解き明かすかもしれないし、

明かさないかもしれない。


世の中に絶対など存在しないのだから……!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ