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0 宣言

「今日からミラクルマフィアを始めます!」


 ミラクルマフィアのドンは独自のラジオでミラクルマフィアの開始を宣言した。


「ミラクルマフィアに入ればこの世界を征服できるぜ!それは破壊兵器の発明、そして何より特殊能力が覚醒する薬だ!これをのんで暫くすれば特殊能力覚醒だぜ!他にも名前を無くして称号で生きれる!!さあ!つまらん現実に飽きてる奴、何もかもがいやになった奴など、誰でも歓迎だ!もう一度言おう!今日からミラクルマフィアを始めます!!」


 ミラクルマフィアのドンは自信ありげだ。


「ミラクルマフィアの建築家!俺の宣伝は凄かっただろ!」

「はい!凄くクソだ!!」

「はっはっはあ!そうだろ!ってなんだとお!?」

「これでは良くて十人や」


 ミラクルマフィアのドンは落胆した。


「てか十人しか来なかったら俺様とミラクルマフィアの建築家と既にいる五人で...二十人未満じゃないか!くっそおお!!」






 一ヶ月が経ってミラクルマフィアのドンは何人がミラクルマフィアに入りたいか確かめた。


「五百人、いや千人位いるぞ!俺様は成功した!!イエヤアアアアアア!!」


 ミラクルマフィアのドンは騒いだ。


「ドン。喜んでいるところい」

「どうだ!十人どころか千人以上いるぞ!」

「はいはいそんなことより薬が足りない」

「なんだよそのリアクションはてなにっ?!あっ!」


 ミラクルマフィアのドンは気づいてしまった。


「全然足りない!どうしよ!?これじゃ宣伝詐欺だ!」

「そだね」

「こうなったらあ!...二つの課に分ける!」

「で?」

「戦闘課と兵器課だ!どうだ!?」

「あぁはいはい」

「なんだいそのいまいちな反応は」


 ミラクルマフィアのドンは話しを止めて称号付けに行った。






 この後、薬をのんだ人の中に召喚能力を得た人がでたため、追加で化物課ができた。

ミラクルマフィア

二千人以上の構成員がいるマフィア。全員名前ではなく称号で活動する。戦闘課と兵器課と化物課がある。ミラクルマフィアのドンは無能である。

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