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二百九十九話 一悶着

『侵略者……!』


「やっほー、ドラゴンさん。貴方と会うのは初かな? 僕の名前はグラオ・カオス。何卒よろしくお願い致しますよ」


『グラオ・カオス……』


 ドラゴンがグラオへ言い、返答しつつ己の名を名乗るグラオ。

 ドラゴンはその名を復唱し、両翼を広げて辺りに小さな砂埃を巻き起こした。


「ほう、テメェが噂のグラオとやらか。かなりの強さを持つ敵の主力って聞かされてるぜ」


「ハハ、光栄な限りだね。君達のようなかなりの実力を誇る主力に知られていて……僕もまだまだ捨てたもんじゃないね」


 次いで話すブラックと、笑い掛けるように返すグラオ。

 ブラックはグラオと戦った事は無いが、ライや孫悟空にその強さを聞いている。

 その話を聞き、グラオは自分の力が評価されている事へ少しだけ嬉しそうだった。

 己の力に自信があり、その自信が事実なので評価されるこは嬉しいのだろう。


『オイ侵略者。如意棒返せや! あれ結構貴重なんだぞ!』


「知ってるよ。神珍鉄しんちんてつを使ってるんでしょ? ハハ、結構気に入っているから駄目かな。まあ、それを使って兵器を量産しようとはしていないからその点は安心してくれて良いよ」


 そしてグラオに対し、如意金箍棒にょいきんこぼうを返すよう促す孫悟空。

 しかし無論の事、グラオも神珍鉄の貴重さなどを理解している。

 だからこそそう簡単に手放す訳は無いだろう。しかし、孫悟空が懸念している事の一つである兵器などに活用する事は無いとの事。


「相手が貴方ならば……この姿では少々戦い難いですね……本来の身体に戻すとしましょう……』


「不死鳥か……戦闘に集中するって事は悪魔としてのフェニックスにでもなるのかな? 通常時じゃ、今は役に立たない再生能力くらいしか無いからね?」


 変化するフェニックスを見やり、軽薄な笑みを消さずに話すグラオ。

 フェニックスは聖なる不死鳥という意味だけでは無く、悪魔としてのフェニックスも存在していると知っていたようだ。

 しかし、それは有名な話なので噂くらいならば広がっていたとしても何ら不思議では無いだろう。


「取り敢えず……アンタが此処に来たって事は宣戦布告か冷やかしのどちらかだろ? じゃ、さっさと片付けさせて貰う」


「うん、良いよ。僕は偵察的な感じで来たんだけど、ライたちが戦ってくれるならこれ以上のよろこびは無いからね」


 ──刹那、魔王の力を三割纏ったライは大地を踏み砕き、第三宇宙速度でグラオに向けて直進した。


「オラァ!!」

「っと……!」


 一瞬にしてグラオとの距離を詰め、第三宇宙速度で拳を放つライ。

 それを見たグラオは紙一重で拳をかわしてライの懐へと己の拳を、


「させねえよ!」

「ま、そうなるよね」


 放つ前に、ライは足元を踏み砕く勢いで蹴り抜きグラオの拳を避けた。

 それと同時にグラオの体勢が崩れ、ライの前にして隙が生まれる。


「オラ──」

「掛かった──」


 それを見たライが踏み込んだ足を軸に回転して蹴りを放ち、それを見たグラオがニヤリと笑って追撃しようと──


「よっと!」

「あ、やっぱしバレてたか」


 ──するよりも早く、ライはグラオとは全く別の場所へ放った。

 その蹴りは空気を揺らして衝撃波となり、近くにあった木々へし折れがグラオ目掛けて倒れる。

 そう、ライはグラオがわざと隙を生み出したと理解していたのだ。

 それを読み解き、グラオの死角へ木を倒すという攻撃を仕掛けたのである。


「ま、木程度じゃダメージにならないけどね」


 倒れる木に対し、軽く跳躍して砕くグラオ。

 一本の木は勢いよく砕け散り、その欠片へとグラオは足を乗せる。


『伸びろ、如意棒!!』

「ま、こうくるか」


 グラオが立ち上がったその時、遠方から亜光速で孫悟空の所有する如意金箍棒にょいきんこぼうが放たれた。

 それをグラオは避け、ライから少し離れた場所にて着地する。


「頭上に気を付けな"剣の雨(セイフ・マタル)"!!」


「休ませてくれないね……」


 次の瞬間、その場所の真上には幾つもの剣が漂っていた。その剣は魔力からなる魔術であり、純粋な切れ味ならば鉄を軽く凌駕するモノだ。

 それを見たグラオはため息を吐き、そこから再び離れる。


「まあ、主力の中心に現れた侵略者……休ませる方がおかしいだろ?」


「うん、一理ある」


 そこには第三宇宙速度でライが加速しながら来ており、ライの拳とグラオの拳が激突した。

 それらの拳は凄まじき衝撃を生み、二つの拳から圧縮熱が作り出された次の瞬間、轟音と共に大爆発が起こる。

 辺りの草花は揺れて吹き飛び、噴水の水を散らしながら近隣の木々は砕け散る。それのみならず余波だけで全体を更地に変えた。


「やるね……!」

「アンタもな?」


 その中心では拳を突き出した状態のライとグラオがおり、二人は軽く言葉を交わして距離を置く。


『──カッ!』

「ハハ、本当に休ませてくれないや……」


 次の刹那にはドラゴンが吐き出した灼熱の轟炎が近付いて来ており、それを見たグラオは苦笑を浮かべながらも跳躍して轟炎をかわす。


「次は僕の番だね!」


 かわした瞬間に上空からライたちの方を見、フッと笑って話すグラオ。

 既にライ、孫悟空、ブラックが跳躍したグラオ目掛けて駆け出していたが、グラオが次の行動を取るには十分過ぎる時間がそこにはあった。


「ほらっ!」


 その刹那、跳躍したグラオは空気を蹴りつつ大地へ向けて加速し、秒も掛からずにその大地へ拳を着ける事に成功する。

 そしてその時その瞬間、グラオの拳に掛かった衝撃が辺りに伝わり数十メートル程の大地を大きく浮かせた。

 今回は大地を浮かせただけ。その気になれば惑星・恒星すらを容易く粉砕出来るグラオにとってそれは、一割にも満たない力だ。


「……?」

「……?」

『……?』


 それを目にしたライ、ブラック、孫悟空はグラオに近寄りつつ怪訝そうな表情を浮かべる。

 動きは止めないが、何の考えも無しにグラオが、脅しという理由だけで大地を浮かせるとは思えなかったからだ。


「さーて、君達に全てをかわせるかな?」


 ──瞬間、グラオは浮かび上がった大地に目にも止まらぬ速度で蹴りを放ち、その大地の欠片を弾丸の如く吹き飛ばした。

 その土塊つちくれいずれも音速を超越しており、一つ一つが一瞬にして全方位へと直進する。


かわす必要は無いだろ」

「ああ、そうだな」

『その通りだ……!』


 そして、それを見たライは拳を放って風圧で消し去り、ブラックはグラオに仕掛ける為準備していた剣魔術の剣を放って防ぎ、孫悟空は如意金箍棒にょいきんこぼうを振るって防ぐ。

 ドラゴンとフェニックスも各々(おのおの)で対処しており、結果的にグラオが放った土塊つちくれの弾丸は誰にも当たらなかった。


「お見事、けど、気を取られて無かったかな?」


「……ッ!」


 弾丸を全て防いだその時、ブラックの近くにグラオが来ておりブラックの腹部へグラオの蹴りが放たれた。

 その蹴りを受けたブラックは吐血して吹き飛び、近くにあった木々を砕いて粉塵を上げる。


「成る程、あの土塊は全てフェイクって訳か。アンタが自分の攻撃を相手に当てる為の……な?」


「正解♪」


 ──一閃、ブラックを吹き飛ばしたグラオの近くにライが来ており、その腕を掲げていた。

 それを見たグラオは楽しそうに笑い、己の身体に力を込める。


「「そら━━!!」」


 そして辺りは消し飛んだ。

 先程と同様、しかしそれ以上の破壊力。それらをぶつけ合ったあかつきには当然のように吹き飛ぶだろう。事実、直径数百メートルが吹き飛んだのだから。


『"妖術・分身の術"……!』


 その瞬間、孫悟空は二本の髪の毛を抜いて妖力の混ざった息を吹き掛けた。

 それと同時にボンッという音が響き二人の孫悟空が形成される。


「ったく……吹き飛ばされちまったぜ……」


 そして木々の集う林からは頭を掻き、身体に付いた木の枝や葉を払うブラックが現れた。

 孫悟空とブラック。此方の二人が行動を起こした時にライとグラオの拳によって生じた煙が晴れ、辺りの視界は良好となる。


「ハハ、皆まだまだ戦えそうだね。僕にとっては嬉しい限りだよ。ライや孫悟空だけじゃなく、様々な強者と生死を掛けた戦闘、心が踊るってのはこんな事を言うんだね」


「はあ……戦い好きって感覚は相変わらずよく分からないモノだな……」


 歓喜するように笑うグラオと呆れるようにため息を吐くライ。

 ライは魔族だが、殆どの魔族が持つという戦闘好きの感覚が分からない。

 魔族の中では異端とも言える平和主義者だからだ。

 しかしそんなライは戦闘によって世界を征服しようとしているのだ。何と言う皮肉と矛盾だろうか。

 話し合いで解決出来るのなら良いが、口論も謂わば争いと同義。

 無論、口論によって己の国を明け渡す者など存在しないだろう。自分の国を捨てる者は居ようと、何かしらの方法でそれを阻止しようと試みるのだから。


「ま、取り敢えずアンタは殺さないよ。適当に捕らえて適当に色々聞き出す。けど、アンタらの目的とかは分かってるから捕らえたら捕らえるだけかもな」


「ハハ、それ、良いね。けど、出来る事なら殺すつもりで来て欲しいものだけど仕方無いか……」


 ライとグラオは向かい合い、その二人を中心にブラック、ドラゴン、孫悟空、フェニックスが陣形を成すように連なる。

 ライたちとグラオの戦闘は、朝方の"トゥース・ロア"にて後少しだけ続く形となっていた。



*****



「……ん……。……何でしょう……朝から賑やかですね……」


 ライたちが戦闘を行っている時、支配者の大樹にて睡眠を取っていたアスワドが騒音によって目覚める。

 この部屋にはアスワド以外にマイがおり、ラビアやシターも傷がなければこの部屋に寝泊まりする事となっていた。

 隣ではまだ眠りについているマイが居て、アスワドも普段とは違う服装、寝間着ねまき姿で眠そうな目を擦っている。


「……! この気配……! ただ事では御座いません……!」


 次の瞬間にアスワドは意識を覚醒させ、ただならぬ事が現在起こっていると察した。

 それは感じた気配によるもの。生き物は様々なオーラを出しているが、魔法に長けており魔族の国にて幹部を勤めているからこそ察知する事が出来たのだ。


「マイさんはまだ寝てますね……なら、私だけでも……!」


 気配を感じるや否や、今身に纏っている衣服を剥ぎ取り普段から着用している魔女という存在にピッタリな服を着、立て掛けていた愛用のほうきを取って駆け出した。

 駆け出した方向は扉では無く木の枠。嫌な予感から、一刻も早く外に向かった方が良いと判断したのだろう。


「一体何でしょうか……」


 そのまま木の枠から飛び出し、己のほうきに魔力を込めて跨がりつつ加速した。



*****



『……フム、何かが起こっているな……』


 次いで、国サイズあるという大樹の天辺てっぺんにてとぐろを巻く黄色い竜の姿があった。

 その竜、四神の長である黄竜は大気圏近くの頂上にてムクリと起き上がる。

 黄竜がこのような場所に居る理由は定かでは無いが、何はともあれ下方にて感じる気配を悟ったようだ。


『……」


 次の瞬間、黄竜は人の形へとその姿を変える。

 黄色の長髪がなびき、空のように澄んだ青い瞳が光を放ち金色であるコートのような物を羽織る姿。

 何故人形(ひとがた)になったのかというと、その"何か"の原因が敵だった場合、目立ってしまっては些か不利点が生じるからだ。人形ひとがたならばあまり目立つ事も無く、身体が小さいので隠れるにも丁度良いのである。

 人の形を取った黄竜は大樹の天辺から飛び降り、下方へと向かって行く。



*****



 辺りは荒れ果て、瓦礫の山が形成されていた。

 白亜の柱は折れ、屋根は崩れ落ち、噴水からは無造作に垂れ流されるように水が出ていたのだ。

 そこを中心にライ、ブラック、ドラゴン、孫悟空、フェニックス。そしてグラオが立っていた。

 互角の戦いを演じている者たちだが、全員はこの場所を破壊しまわぬよう手加減している。

 いや、グラオの場合はこの戦闘を終わらせぬよう敢えて力を出していないと述べた方が正しいだろう。


「ハハ、君達は結構甘いね。場所が場所だからか分からないけど、敵の主力が居るのなら少しくらい本気を出せば良いのに。君達主力は全員がとてつもない力を秘めているってのは分かっているよ」


 ライたちに向け、悪戯っぽい笑みを浮かべて話すグラオ。

 ライたちが本気を出せば、世界が滅び兼ねない。だが、敵の主力であるグラオを前にしても全くといっていい程力を使わない事が疑問だったようだ。

 本気までとはいかずとも、ほんの少しだけでも力を解放するなどやり方は多々あるだろう。

 しかしその様な事すらしていないのが現状だ。

 それでも山河を破壊する力を持っているが、その程度の力などグラオにダメージは無い。


「そこで、気になったんだけど君達……『敢えて本気を出していない』んじゃないかな?」


「……」


 そこからグラオは推測し、ライたちは余計な破壊を防ぐ為では無く別の理由で本気を出したいないと考えたようだ。

 ライ、ブラック、ドラゴン、孫悟空、フェニックスはピクリと反応を示し、グラオは言葉を続ける。


「まあ、考えられる線は時間を経過させて主力が駆け付けるのを待ち、その後で僕を囲み、逃げられなくする……くらいかな? まだ全体的に暗くて太陽も昇り始めたばかりだけど、幻獣ならこの時間帯で目覚める者も多いだろうしね」


 現在の時刻は朝の四、五時。

 人間・魔族ならばまだ睡眠を取る者も多い時間帯だが、幻獣はそうではない。

 それを踏まえてグラオは、ライたちが時間を稼ぎ味方の数を増やしてグラオを追い詰めようとしていると推測したのだ。


「ハハ、バレた? まあそんなところだな。どの道逃げられるかもしれないけど、可能性を少しでも上げる為に力を抜いているのさ。今使ってる俺の力は三割くらいだけど、三割の中の一割程度だ」


「包み隠さず言うんだね、僕はそういうところも気に入っているよ。ライ」


 グラオの推測に対し、隠しても意味が無いと分かっているので頷いて返したライ。

 そんなライの行動に笑みを浮かべるグラオだが、その目の奥には光がなかった。


「そして今、それは終わったかな」

「うん、そうだね。一人と一匹が此方に来ているや」


 ──その刹那、辺りには旋風が吹き抜けライ、ブラック、ドラゴン、孫悟空、フェニックスの周りを囲む二つの影が姿を見せた。


「貴方ですね……侵入者ですか……黒髪の侵略者とは違った風貌を……」

「何だ、人化した意味が無かったな」


 アスワドと黄竜。

 アスワドはまたがっていたほうきから降り、黄竜は物影から姿を現したのだ。

 囲むといっても前後だが、幻獣の国が誇る主力が更に増えたという事に変わりは無い。

 そしてグラオからすれば、中々に疲れる相手という事に違いはなかった。


「成る程ねぇ。……けれど、折角やって来てくれた所で悪いんだけど、僕はもう帰らなきゃならない。ヴァイスに頼んで数十分だけ自由に攻めて良いって言われたけど、約束の時間は過ぎているからね。この続きは戦争(本番)で行うとするよ」


「やれやれ、また逃げるのか……」


「許してくれよ、今回は偵察。"タウィーザ・バラド"の面々が加わったって聞いたから見にきただけさ」


 それだけ言い、グラオは何時ものように姿を眩ませた。

 グラオは大樹の方へ攻めてはいなかった。だから本当に"タウィーザ・バラド"のメンバーが幻獣の国へ加わったのか確認しにきたのだろう。

 グラオならばヴァイスに縛られずとも自由に行動出来るだろうが、それをしないという事はヴァイスを信頼しているようだ。


「あのぉ、話が飲み込めないのですけど……解決したのですか?」


 そして、アスワドがライとブラックに向けて尋ねるよう質問した。

 気配を感じて此処に来たのは良いが、突然過ぎて状況が理解し難いのだろう。


「ああ、その点は問題無い。グラオはアスワドを確認しに来たみたいだからな……」


「あ、そうですか。そう言えばあの方は話にでは聞いていましたが私も見ておりませんからね」


 その問いに対し、魔王の力を解除したライがアスワドに返す。

 どうやらグラオはアスワドのみならず、"タウィーザ・バラド"の誰かが参戦したのを知れればそれで良かったのだろう。


(……あれ? そういや、アスワドはたまたま此処に来たんだよな……。……グラオに与えられた時間は数十分だけらしいけど……たまたまアスワドが来なかったら収穫を得られずに帰っていたって事か……?)


 ふと、ライに疑問が浮かぶ。

 グラオは偵察を理由に、"タウィーザ・バラド"の者たちが来ているのを確認する為個人で来たとの事。

 しかしヴァイスに指し示された時刻は数十分。もしも先程アスワドが来なければ、グラオは偵察の意味を成さなかった事になる。

 ライはそれについて疑問だった。それはまるで、グラオが"タウィーザ・バラド"の誰かが此処に来る事を理解していたかのような。


「……? どうかしましたか、ライさん?」


「……いや、何でもない。取り敢えず本番は近いから、集中しようと思ってな」


 思考するライに向け、訝しげな表情で尋ねるアスワド。

 その言葉にライは別の答えを返してその場を終わらせた。

 それがどうだったとしても、戦争には関係の無い事。余計な謎を言い、場を乱してしまっては元も子も無いだろう。

 時刻は朝方。戦争までの残り数時間、一旦ライたちは大樹の方へ向かい、休める限りの時間を休む為に動き出した。

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