閑話、いつかどこかで誰かがしていた話
どこかの暗い空間。そこに数十人の※※が集まって話し合いをしている。
「・・・・・※※から報告は聞いた。不味いなあの※、予想外に強いみたいだぞ」
「何でも※※と一騎打ちをして勝ったそうな」
「今のうちに※うか?」
「いや待て、もう少し太らせてからだ。多少腕が立つ人間ごとき、われら※※の敵ではないわ」
「そうだな。しかし※※にも困ったものだ。一々連れてくる※※を鍛えられたのでは、捕らえ辛くてたまらん」
「だな、※すか?」
「いや待て、それはそれで面白いではないか。少しぐらい難易度が高いほうが遊びは面白いというものよ。飯も美味くなる」
「確かに。それでは奴を※すのは止めておこう」
「あの※は如何する?」
「そうだな、豚は太らせてから食えだ。もう少し肉がついたほうが美味い。今まだ、精々飼いならす事にしよう」
「その内に※※に鍛えられて強くなるのでは? かなりの才の持ち主らしいぞ?」
「数で押せばよいのだ。奴は我らを信用しきっているからな、その隙を付けば簡単に※せる」
「その意見に賛成だ。今はまだあの※を太らせておく」
「賛成」
「右に同じ」
「同意見だ」
「・・・・・よろしい、皆の意見は揃ったらしい。では、あの※はまだ太らせておく事にする。以上で解散だ」
・・・・・・この会合が何所で行われていたのか、誰が行っているのか、それはまだ言えない。