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答えが出るまで

作者: 紡錘猫

過去の作品を。


切ない甘さが私を捕えて離さないのです。


ちょっとした、短編集。




*


ノイズキャンセラーのイヤホン

君をみかける度に

キャンセル不可の(心音)ノイズで埋まる



*


君に呼ばれて早くなる鼓動

痛いくらいに激しいよ


君に気付かれたら恥ずかしいから

早く止まって落ちついて!


そんな事を言うと君は

哀しそうにうつむくの



"そんな事言わないで"

"止まったら死んじゃうよ"




*


君が知らないと泣くならば、

僕の心の臓はどうするの?

(守ってたはずのものは

壊してしまったけれど、

ここにいてもいいですか?)


真っ赤な真っ赤な林檎をひとつ。

その咽るような紅の唇に押し当てて

僕の心臓を見つけて。



*




わかってるふりするくらいなら

愛のひとつ囁いてみてよ


君が見つめる先の奥には

何があるんだろう?


僕が僕であるために

残した記憶の欠片を

砂の中に埋めてよ


本物でも偽物でもないなんて

綺麗事言ってないで

ちょっとは現実を受け入れたらどうなの?


今日が今日である事に

かわりはないんだから

日付なんて関係ないでしょ


ここらと心が繋がってるとか

君と僕が抱きあってたとか

そんな事はどーでもいいから

さっさと僕を見つけて抱きしめてよ!


いくつもの空のどこかで

君は隠れて涙流すの?


「違うよ、私は泣いてない」

同じ台詞で言い張るけど


僕が笑ってるそのどこかで

必ず君は泣いてたんだ

だけどそんな君のどこかに

僕は確かに惹かれたんだ


叫んで喚いて泣き疲れた

その心を僕にちょーだい


真黒な五線譜に書き込まれた

音が零れてしまったら


1つ1つを声に出して

君に届けと叫ぶんだ


誰かが言ってた

「歌は心で歌うものだよ」と


歌ってる途中で思い出すから

歌詞なんか忘れてしまったよ


この際歌詞なんてありのままの

この気持ち全てをさらけだそう


たとえ僕の声が届かなくとも

君の声思い出すから

まあいっか


人は想いを溜め込んで

必死に隠そうとするから

いつしか頭がイっちゃって

悦んで罪を犯すんです


だから僕は歌うんだ

喉が潰れて声出なくても


この こえ が

いつかのどこかの

誰かさんに届きますようにと


It shouted to your voice.





文才がほしいorz


いつか小説もちゃんと書いえてみたいですね。


暖かい目で見ていただけたら幸いですね

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