詩 使い捨ての弾丸
掲載日:2026/09/10
「何もない人生だったとまでは言わない」
「けど薄っぺらい人生だったよ」
「常に人に利用され、こき使われる。くだらない人生さ」
この命が終わるまえに
最大火力で 吹き飛ばしてやる
簡単に消えると思うな
追いつめ過ぎたんだよ
走馬灯なんてものを
実際に見るとは思わなかった
思い出すほど大切なものなんて
あるわけないと思っていた
お前の眉間を打ち抜いてやる
外してたまるものか
最後のこの弾丸一つで
もう自分の命なんて守らなくていい
燃えるまでのあと一瞬
何ができるか 成功するか
なんて考えは 存在しない
ただ気に食わないだけ
やりたいだけ
計算なんて何もない
「ゴミのように捨てられる。使い捨てられるくらいなら」
「最後にそんな扱いをした雇い主に逆襲してやるさ」
「生き残るために色々やってきはしたが、それくらいのプライドは残ってるんでね」
「ストーリー」
履いて捨てるほどいる、ただの駒の一つだ。
それでも、全部をかければ、かけられる時がくるのなら、気に食わないやつに傷跡くらいは残してやるさ。




