人生に疲れた僕と怪しい猫
はじめまして。
小説を初めて書いたのでおかしな所がいっぱいかもしれません。
ちょっとずつ成長していくので何卒よろしくお願いします。
さてさて、この作品は
人生に疲れて猫になりたい主人公佐藤司くんと喋る謎の怪しい猫が登場する異世界転生作品となっています。
異世界で主人公の司と猫でいずれはほのぼの旅します。ちょっとでも楽しんで貰えたら幸いです。
「人生疲れた。」
僕は高校2年生の佐藤司。
僕が生きてきた17年間大変な事ばかりだ。
勉強もスポーツも人並みにはできた、なのに何故か友達は居ないし親からはこいつはウチの家族の中では何も出来ないと言われ続けてる。
そうだ、我が家には成績優秀、スポーツ万能、友達はいっぱい居ておまけに学校一の美女と付き合ってる僕より優れている兄がいる。
その兄からも見下されている。
兄と比較される毎日、兄弟である兄からも見下される。
もうなんです?人生疲れたよ……
なんて思いながら家に帰ってるとふと道路でくつろいでいる野良猫を見かけた。
「いいよな…猫って…自由気ままに生きれて…僕も猫になりたいなぁ」
そう独り言をしていると僕はため息をつきながらまた足を家に進めようとした。
すると突然猫が喋りだした。
「猫になりたいの?」
!?
最初は夢か何かだと思い強く自分の頬をつねった。
「ちゃんと痛い」
すると猫が
「猫になりたいならうちの世界においでよ。僕なら行かせてあげられる。」
僕は猫が喋ってるのに不思議に思いつつもその猫に問いかける
「なんだ?その世界って」
猫は答える
「全ての生物が共存していて全ての生物が同じ言語で話す世界。そこで君も猫になればいいさ!!」
なんだそれ 嘘くさい。
第一この世界とおさらばできるなら人間でもいいんだけど…
僕はつい思った事を口に出してしまった。
すると猫は言う
「つべこべ言わず猫になるの!!!!」
でも僕はよく考えたら転生するならいっそドラゴンとかになりたい。
でもまぁ今の人生から抜けられるなら猫でもいいか。
僕は言う。
「わかった。猫でいい、猫で向こうの世界でのんびり暮らしたい。」
馬鹿げている。出会って数分の名前も名乗らないくそ怪しい猫に頼るなんて
でもこんな人生より猫になった方がきっと幸せかもしれない、そう思った。
猫は言う。
「わかった。じゃあ門を開くよ。1度入るとそう簡単にはこの世界には戻って来れないよ?」
もうこの世界に未練はないから大丈夫だよ。
そう答えると僕は謎の猫と一緒にこの世界を旅立った。
この作品は私が猫になりてぇなぁ…と思いながら書いた作品です。みなさんもそういう時ありませんか?私はいっぱいありますね。猫もそうだし犬も鳥も馬とかにも
あ、後私犬派です。