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無気力なタカシくん  作者: 無気力の鑑
生まれて早々に悩み事ができた
1/9

おはようございます


俺はタカシ、今産まれた

とりあえず母親を安心させる意味でもここはひとつ泣いておこうと思う


「お、おぎゃーおぎゃー」

「よかった、外に出ても泣かないから何かの病気なのかと…!」

「大丈夫ですよお母さん、たまに泣かない子もいますから。」


まぁとりあえずはこんなものだろう、我ながら上出来だと思う

見てもらったらわかる通り中身は赤ん坊ではない

成人式でレンタルの着物を着て暴れる同級生が舞台のセットを壊したらしく、俺は運悪く下敷きになって死んでしまった

そして目が覚めたら女性の股から血まみれで飛び出していたわけだ


言うなれば、ごく稀に生前の知識やセンスを持ったまま産まれるスーパーキッズのようなものだ

しかしひとつ生前では見たことの無いものを早速発見してしまった


どうして看護婦の手が光っているんだ?というかナース服は?

あ、魔法か、納得

とりあえず俺は母親の腕の中で眠りにつくことにしよう

また何か進展があったら報告する

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