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第10章 いざ討伐へ!

1日に2投稿って初めてだったっけ?

まあいいでしょう!たのしんでください!



「うお、すっげえな」


中に入った感想だ。中には様々な武器を持った人々が集まっている。その大半はガッチリと鎧を着た騎士だ。


「君たち、何か用かね?」


その騎士の1人が俺たちに気づき、こちらに歩いてきた。


「あ、討伐隊に参加させていただければと思ってきたんですけど…」


「君たちがかい?冒険者かな?」


「旅人が適当かと」


「ならば、試験を受けて貰うよ。今から団長を呼んでくるから」


「はい。ありがとうございます」


団長ね、ダンディな団長を期待してるよ。結構本気で。


「やあ、君かい?今来た参加者は」


「あそこの入り口にいる人たちも含めますけどね。はい。そうです」


はいよく出てくるイケてるダンディ騎士きましたー!ホモじゃないです。


「私はロベルト・ギルハーツだ。アクセントは頭に置いてくれると嬉しいよ。それじゃ、今から試験をさせて貰うよ。お仲間を呼んで来なさい」


「了解です」


んまあ何とか行けそうだな。俺らの実力なら何とかなるだろうし。


「みんな、こっちこっち!」


「参加できそうなの?」


「試験に合格したらな」


「隣の訓練場に行こうそこで試験させて貰う。付いて来てくれ」


そう言ってカツカツとかっけー足音を鳴らしながら訓練場へと向かっていった。俺たちも、後を追う。

訓練場は直径50メートル程の円形で、砂が敷き詰められている。


「さて、試験をしようか。まず、前衛から前に出たまえ」


「んじゃ、俺から行くわ」


「自己紹介を頼めるか?」


「あ、はい。ハルです。純粋なアタッカーです」


「了解。では構えて。いつでもかかって来なさい」


ほーん、余裕ぶっこいてくれんじゃないですか。なら遠慮なく!

俺は抉るほど強く地を蹴り、急接近を図り振り上げ振り下ろし中段斬りの3コンボを決める。が、全て完璧に防がれてしまった。


「ふむ、1撃が重いな。いい攻撃だ」


この人、もしかしてすごい強い人なんじゃないか?我ながら良いコンボ決まったとおもったんだがー!?

いや、さっきはコンボ重視。次は重く!


「はあぁっ!」


気合いを入れ、鞘から刀身を抜き取り鞘を上空に投げ剣を両手で持ち、振り下ろした。


「ぐぅっ…重いな…」


これでも、数十センチ後退させた程度。俺は鞘を回収して納刀、再度構えた。


「ふむ、良い一撃、機動力もあるな。合格だ。次」


「あ、あざす」


「カナです。アタッカー?です」


「良し、いつでも来い」


ロベルトさんが言うと、カナは剣を顕現し、牙突の構えを取る。そして地を蹴るのとほぼ同時に剣を長槍に変化させる。


「ッ!なるほど、変幻自在なのか。それに赤色の武器…もしや血術か?」


「…わかんないです」


「そうか。まあ似たようなものは沢山あるしな。それはいい、さあ来い」


ロベルトさんは手で来いというジェスチャーをする。

それを挑発と思ったのかカナの表情が一瞬強張ったように見えた。そして短剣に変化させ、突っ込んでいく。そして振り下ろし、途中で大剣へと変化させた。

流石に受け止めれないと思ったのか、ロベルトさんはその攻撃を避ける。カナは空かさず短剣に戻し、レイピアに変え突き、2突き目で長槍に。そして短剣に戻し距離をとった。


「良い連撃だ。これなら問題ないだろう。合格だ。次に行こう」


「トオル。タンクです」


それだけ言って盾と剣を構えた。


「ふむ、ならばこちらから行った方が良いかな?」


ロベルトさんが地を蹴る。それと同時に何故かトオルが一歩を踏み出し、盾で殴りかかった。刹那盾と剣がぶつかり合う。すると予想外なことにロベルトさんの方が体勢を崩した。トオルはすぐに剣を振り下ろすが一瞬で崩れた体勢を戻したロベルトさんに簡単に止められる。


「この重圧、これ以上試す必要はなさそうだ。合格。次は?」


「ミオです。弓使いです」


「弓か。ならばこの的に当てて見せよ」


そう言ってロベルトが球体を投げたかと思うと、いきなり自由自在に動き出した。

かなりの速度で動く的だが、ミオは迷いなく弓を引き、正確に中心を射抜いた。


「見事。合格だな。次だ」


わたくしは要らないわ。試験なんて」


「そういう訳にはいかない。実力を示して貰わなければ」


「なら、これでいいはずですわ」


そう言って、マリがマントを脱いだ。驚愕の光景が広がる。全身に刻まれた紋章。それは異様な禍々しさを発していた。


「…《魔女》殿でしょうか」


「そうですわ」


「いいでしょう。次で最後だったか」


「はい!ユイです!ヒーラーです」


「ヒーラーか、困ったな。試す術がない」


「い、一応死んでさえいなければ完治できますけど…」


「そうなのか。まあいい、そういえばヒーラーが足りていないのではないかと、懸念の声があったからな、君もいいだろう。参加してくれ」


「ありがとうございます!」


何とか全員が合格できたようだ。さて、これからどうするんだ?結構テキパキと試験終わったけど。


「では、君たちに内容を話す。こちらに来てくれ」


そう言って、ロベルトさんは先程の場所の2階へと上がり、ある一室へと案内された。


「さ、適当に腰かけてくれ。今から説明するからな。さて、作戦の実行日は明日だ。それで君たちの持ち場なのだが、穴埋めのような形でも大丈夫か?」


「ある程度固めてくれれば」


「分かった。ならハル君とトオルさんは最前線に来て欲しい。ヒーラーであるユイさんはもちろん最後列で、ミオさんとマリさんは中衛寄りの後衛で、1番手薄な後衛を護衛する役を臨機応変に対応できるであろうカナさんに頼みたい。良いかな?」


「どうだ?みんな。異論があるのなら言った方がいいぞ?」


と言うが特に誰も何も言わないので大丈夫ですと答えた。


「ありがとう。では明日朝10時、ここにまた集まってくれ」


「わかりました」


***


とりあえず、俺たちは適当にその日を過ごし、早めに寝ようということになった。

そして翌朝。


「諸君!!よくぞ集まってくれた!この日、我らは魔王軍の幹部を倒す!行くぞ!」


「おおーッ!」


そして一個小隊より多いくらいの討伐隊が、山へと足を踏み入れた。

しっかり、まーたトオルか。いいんだけど喋るネタ無さ過ぎてな。


「皆警戒を怠るな」


ロベルトさんが言う。奇襲に備えてだろう。

そして、警戒をしながら歩いているうちに、山の中腹まできた。そこには休憩には丁度良『過ぎる』場所があった。いやまさか、そんなにわかりやすい訳がない。

…ないよね?


「ここで休憩しよう。と言っても、警戒を解き過ぎるなよ」


ロベルトさんの言葉で皆が腰を下ろし始めた刹那。影が躍り出る。

そんな気がしていたため、カバーに入るのは容易かった。


「奇襲だっ!戦闘開始ッ!」


突如として始まった剣戟。徐々に激しさが増す。出てきたのは幹部ではなく、使い魔みたいな奴ら。幹部は…もうすぐ、くる。


「トオル!後ろだ!」


「ッ!」


俺が叫ぶとトオルは流石の反射速度で、不意を打つ攻撃を防いだ。


「何だと!?この俺のハイディングがッ」


「バレバレなんだよっ!」


慈悲のない一閃が、モブ幹部に直撃し、スゥーと薄くなっていく。


「俺のハイディングが…」


そして遺言を残して消えた。それしか言えないんですかね。


「可哀想」


「そう言ってやるな。ほら他のカバーに行くぞ!」


そして、他の幹部4人を倒すことに成功した。あまり歯ごたえがない。

…ん?幹部足りなくね?少なく見積もっても、あと1人、いるんじゃないか?

そう考えていると、一閃がロベルトさんに向かっているのが見えた。


「ッ!ロベルトさん危ねえ!」


俺は全速力で走り、ロベルトを思いっきりぶっ飛ばす。刹那、鳩尾に衝撃が走る。

流石に洒落にならんくらい痛い!?


「ごはッ!げほッ!ぁあッ…ぐぅぁッ…いってえ…」


「ッ!?ハル君!大丈夫かね?」


「あがッ無理っす、超痛い…」


「ハル君!今回復するね!」


「ユイか、今は痛み止めだけでいい、早く!」


「ッ…わかった」


クッソ、馬鹿強い奴いるじゃねえか。

俺は一閃が飛んできた方を睨みつける。


「ほう、我が一撃に耐えるか。人間」


異形。そうと言うしかない表現方法がない。

これは…結構まずいんじゃ?

強敵襲来。魔王が来た時ほどボコられはしない………よ?

次回は「負の異形」です。

変わるとしても○○の異形とか、異形○○になります!

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