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さて、桃太郎達は、魔王の城を目指すことにしました。

さて桃太郎達は魔王の城を目指すことにしました。

「よし、パパッと行ってパパッと帰ろう。お姫様、魔王の城はどっちだ?」


「お待ちください!こういうものはまず、装備を整えてから行くものです。いくら桃太郎様といえど、このままでは返り討ちにあってしまいます。魔王はそんなに生半可なやつではないのです。」


「そうか、じゃあどうしろって言うんだ?」


「お城に武器庫がございます。そこでご自分にあった武器を装備してみてはいかがでしょうか。」


「そうするか!よし、案内しろ。」


「わかりました。ただ…」


「ただ?」


「武器庫に入るには、国王の許可がいるのです。国王は私のお父様なのですが、なにぶん頑固者で…今回桃太郎様のお力をお借りするのにも『よそ者の手は借りん!』と反対していたのです。」


「そうだったのか、それにしてもよく国王を説得できたな。」


「ええ、そこは私がお父様とドライブにいくという条件のもとで合意しました。」


「国王、娘に弱いな!まぁ父親とはそういうものなんだろうが…」


「なので今からお父様の元へ行く際、必ず失礼のないようにお願い致します。機嫌を損ねた場合、報酬がもらえなくなるという可能性も視野に入れておいてください。」


「お、おう、わかった。」


「それではよろしくお願いします。」


桃太郎達は国王のもとへ向かいました。

「お父様、失礼いたします。」


「おぉゴンザレス、入れ入れ!」


(ゴンザレス?もしかして姫の名前か?だとしたらネーミングセンスなさすぎだろ!)

桃太郎は失礼のないよう、心の中でつっこみました。

「こちらが、桃太郎様です。」


「どうも、桃太郎です。」


「ほう、こんなひょろっとした若造があの鬼を倒したのか。」

(我慢、我慢)

桃太郎は必死にこらえました。


「つきましては、武器庫に入りたいのですが、許可をもらえませんか?」


「おうおう、いいぞ、好きなだけ使え。もっともこんな輩に使える武器はひのきの杖くらいなもんじゃろうがな。ワッハッハ」

(我慢我慢)


「ところでゴンザレス、ドライブの件じゃが、海がいい?山g」(我慢がまn)


「だから、ネーミングセンスなさすぎだろ国王!ゴンザレスて(笑)どこのボディービルダーだよ アハッ アハハハッ」

(あ、やべ)

桃太郎は、我慢することができませんでした。

国王の顔は、みるみる怒りで真っ赤になり、熟れすぎたトマトのようになりました。


国王を怒らせた桃太郎は一体どうなるのでしょう?

まて次号!


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