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小さな頃には



 小さい頃は神様がいて不思議に夢をかなえてくれた。


 んじゃあ、今の、少し大人になった私には神様はおらんのでしょうか?

 神様、子供のころにもあったことはないな。夢をかなえてもらったこともないと思う。


 でも、子供の頃の夢がかなうという感覚は、不思議とわかる気もする。


 子供のころは願い事が、夢が叶う気がしていた。

 今ではやる前からできないことはできないって決めてばっかりで、誰かに否定されることや、夢見がちだと笑われるのが嫌で、夢見ることを忘れている。…いや、恐れてる。


 大人になってからの「夢を見る」は子供の頃の「夢を見る」とは違う。


 子供は夢を見るのは自由だ。誰も傷つけやしない。


 でも、大人になって夢を見るのは、自由じゃない。

 家族もいる。友達もいる。社会の目もある。全然自由じゃない。

 夢を見る人間をあざ笑う逆風が、そこかしこにあふれている。


 だから、大人になっても夢を見れるっていうのはすごいこと。

 逆風も何もかもなぎ払って、それでも夢を見て、それを目指すっていうのは、力のある人間にしかできないことだから。




 たぶんね。「俺、宇宙飛行士になる」って突然友達が言い出したら、私は最初に爆笑して、その後に本気でやるのかと、人生を棒に振る気か?と不安になって、最後にはお前の覚悟はすげえな。頑張って来い。ってなると思う。




 夢見る子供はかわいいよ。




 夢見る大人は、はた迷惑だけど、めちゃくちゃかっこいいじゃん。なんてね。

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