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レベル塵(ナノ)  作者: 堕罪 勝愚
枷と牢
3/8

 ヘリコプターが駐屯地から200メートル先に降りたと連絡があった。私と宗次郎さん、それから雄也はマントを羽織り、そこに向かう。

 話は変わるが、雄也は簡単であれば日本語の聞き取りの速度が早くなった。

 アフリカの人達は日照りの中、手を振って別れを惜しんでくれた。それを私達は銃火器の付いたヘリに乗り込みながら手を振り返す。


「ぼく…これからどうするの?」


 席に座るなり、雄也の詰まるように言葉を口にした。宗次郎さんはそれを一旦無視したかのように座った私達にヘッドホンマイクを渡してきた。


「ヘリの中は煩い。だからこれで会話して」


 私は雄也にマイクを付けてると、宗次郎さんは見計らったかのように口を開く。


「雄也。君はこれから俺達と共にあのバケモノたちを退治する」


 宗次郎さんの言葉に彼は怖気づいたようだ。


「怖い…」


 その言葉を耳にした時、尋常じゃないくらいの違和感が私に襲いかかる。初めて合った時、私は彼のことを“怖いもの知らず”と思った。エイルの巣に入り卵を食していた。それは自分が食われても文句の言えない状況だった。否、それは彼が怖いもの知らずなのではなく、生存欲が恐怖心に打ち勝ったのだろうと勝手に納得した。


「君は言葉があやふやで、計算もできない。その状況で1人で生きていく事は出来ない。エイルを倒し、食い扶持をつなげなければ君は死ぬ」


 極端ではあるが、雄也は『死』と言う言葉に過敏に反応し、目を見開いた。


「死にたくない!」


 生に対しての執着心に私は恐れを成した。別に生きる希望はあるわけでない。再びおモノだが、彼…彼らを相手にしていると、私は哲学的な思考に陥る。恐らく雄也は怖がりなのだろう。故に不可解に遭遇するとそれに対して目が釘付けになる。そして分からない物は拒絶し、敵対する。それが死なのだ。

 同時に宗次郎さんのなんとなく当たりがきついことにも気がついた。もしかしたら、彼は同族嫌悪を雄也に向けているのかもしれない。あくまで全て憶測なのだがそういう思考に至る。


「戦え。それ以外に君が生き残る方法は残っていない」


 自己投影。自らの中にある認めたくない性質や感情を、自分ではなく他の人あるいは物にあるかのように無意識に感じてしまう事を意味するらしい。その言葉が今、宗次郎さんの中で起こっているのだろう。


「僕は…戦う!」


 先まで片言だったはずの少年の声は唐突に流暢に言葉を使う。


――


 私は恐らく先まで眠っていた。サイレンが鳴り響き、私の耳を劈く。ヘッドホンマイクを外すと、ガタガタと鳴り響くもんで、私は再びヘッドホンを付け直す。音はすぐに消えて私は窓を見る。


「未確認飛行物体を確認。直ちに戦闘の準備を願います」


 パイロットの声が聞こえたと思えば、すぐに宗次郎さんは立ち上がり、右側に付けられた扉をスライドさせて開いた。


「うわ!」


 風が強く驚いたが、私はそれを眺める。


「可! 勝手で申し訳ないが、左側を頼めるか?」


「わかった!」


 私はシートベルトを外し、スライドドアを思いっきり開いた。風圧が強いが私は耐えて座る。


「前方にミニガンが見えるだろう?」


 彼の声が耳元に直接響いてくる。


「それをつかめばいいの?」


「ああ。そうだ」


 ガトリング砲が有り、私はそれの取っ手と思しき部分に指をかけた。


「あ、ナノ!」


 私はポケットに入っているナノ端末にキューブのチップをはめ込み、首の穴に入れた。


「これでよしと」


「スマホで調節していないが平気か?」


 宗次郎さんは心配してくれるが、私は大丈夫と言った。この端末はスマホに嵌め込むことで即座に空間と適応し、それに見合った効果も素早く得る事ができる。しかし、調節なしだと、効果が出るまで時間が掛かる。


「何か見えるか?」


「てか、どうして跳び出したの?その飛行物体って、どっかの国のステルス戦闘機だったらどうするの?」


「フライタイプだったらどうする?」


 私は聞いたことのない単語に対し、3秒ほど解答を考えたしまった。


「なにそれ?」


「ああ、知らないのか? 飛行するのエイルだよ。新型で、今まで発見された個体は3体だという」


「え? エイルって人間くらいの大きさでしょ?どうして飛べるの?」


「飛行機が飛べるのと同じ原理だろうな?」


 そう言われても、どうして飛行機が空を飛べているのか理解できていない私にとってその説明は蛇足だったように思える。


「フライタイプだ。後ろから来る」


「左に平行移動します!」


 宗次郎さんが警告すると、パイロットはすぐに改善策を出す。


「直進ではなく少し右翼側に突っ込んでくる。旋回もできそうだからギリギリまで引き付けてくれ」


「わかりました。傾けます。左側、気をつけてくださいね」


 宗次郎さんの相槌が聞こえ、私は構える。しかし、エイルの姿も気になった為、一瞬だけ後ろを振り返ってしまった。そのせいで私は体制を崩し落ちそうになる。


「うわ!」


 ミニガンを掴み、なんとか耐えるのだが、落ちそうであることには変わりない。


「可、大丈夫か?」


「平気。大丈夫。自力でなんとかできるから…」


 そう言ったもののまだナノ端末の調整が終わっておらず、筋力が足りていない。その為這い上がることは難しいかも知れない。そんな中、私の身体は何らかの力でもとに戻された…。


「あれ?」


 私が振り向くと、そこには雄也が居て、私を羽交い締めにして引き寄せてくれたのだ。


「ありがとう」


 彼は自分の手にシートベルトを巻きつけて身体を支えていたようだ。


「どう、いたしまして…」


 彼の稚拙な日本語が今はとても愛らしくてたまらない。これが吊り橋効果というやつか?


「可! 前方から来るぞ!」


 私は前へとミニガンを傾けて見つめるが、速い物体が差し迫ってくる用に感じる。私は引き金を引き、掃射する。ヘッドホンをしているからか、プロペラ音でかき消されているからか、銃声が聞こえることは無かった。


「当てなくても大丈夫です。敵の動きが揺らげば後はこちらで!」


 その物体は錐揉みをしてだんだん左側にずれていく。自分で撃った弾も見えていないのだが、当たっていないことは明確だった。すると、唐突に敵は側面まで詰め寄る。近いのに、敵は弾道を正確に予測して飛び回っているようで当たることは無い。敵は何かをこちらに投げてくる為、私はそれを撃ち落とそうと試みる。しかし、それは私の頭上を超え、中へと入ってきた。


「エイル!」


 入ってきたそいつは一般的に語られているエイルで、後ろ向きの宗次郎さんへと口を飛ばす。彼は右に倒れてそれを回避するも、左肩に傷を追ってしまったようだ。


「可、このエイルを頼んでいいか? 俺はフライタイプを叩きのめす」


 私は相槌と共にエイルの顔面に蹴りを放つ。当たったのだが、そんなにダメージはない。私の方を振り向く敵は口を飛ばしてくる。揺れる機内で身体を逸らすと、私は外へと落ちそうになる。ヘリは方向を変えてくれたおかげで私は左手を、ヘリの足に引っ掛ける。


「可! 大丈夫か!?」


「大丈夫です! 外の敵をやって下さい!」


 すると私が掴んでいる足の先にある6つ穴のミサイルポッドから煙が出て槍のようにミサイルが6つ噴射された。

 その煙と同時に私は這い上がる。ナノ端末により肉体が強化された私はその勢いでエイルの口部の蓋に向けて蹴りを放つ。同時に口を出してきたので、それが重なり、敵は後方へと弾き飛び、宗次郎さんとドアの隙間から落ちていった。


「可…。今の、少し冷や汗が出てきた」


「ごめん…」


 私は機内左側にあるドアに付いているミニガンの銃座に捕まり、外を覗く。


「エイルのフライタイプ、初めて見ましたよ。大丈夫でしたか?」


 パイロットの声と共に宗次郎さんは倒れた。私は咄嗟に彼を支えた。それを見て雄也は扉を閉めてくれた。


「大丈夫?」


「ああ、少し目眩がする」


 彼の肩にはかすり傷があり、そこから血が流れている。致命傷と言うほどでもない怪我に私はあたふたしていた。


「なんで?」


 私は取り敢えず、彼の傷を口で多い、血を吸い取る。もしかしたら毒かも知れない…。


――


 私達一行は、故郷である日本に戻ることには成功した。生憎、無事ではない。宗次郎さんは何故か解らないが倒れ、そのまま対エイル団体と商業契約をした病院に搬送されている。そして雄也はパスポートも戸籍もあるわけではないので、それらが解決するまで対エイル団体の育成施設に引き取られ…幽閉されている。肝心の私は、ナノ端末の調節を不完全な状態で使用した為、手足は愚か、腰までも痛めている。ドクターは、筋繊維が壊れているだけだと言うのだが、動く度に筋肉の形が脳内でくっきりと想像出来るほど痛むので、ただの筋肉痛という言葉で終えたくないものだ。

 私は筋肉痛が治るまで休暇を頂いた。その際は自分の狭い家でゆったりと過ごせると思っていたのだが、怪我でもしているかのように体が不自由な為、10畳しかないアパートが広く感じてしまった。


「殺風景だ」


 ソファベッドとテーブル、キッチンと冷蔵庫しか無いこの家には体育会系である私の暇の消化をしてくれるものは何一つ無い。こんなこともあればテレビを買っておけばよかったと後悔している。

 暇だと、すぐに宗次郎さんの顔が浮かんでしまう。無事かどうか、以前に、私は彼に会いたくて仕方がない。取り敢えず、栄養素を補給するために、私は冷蔵庫からヨーグルトとシリアルを取り出し、皿に盛り付けてから口に流し込み、固形物を粉々に砕いてから喉の奥へと通過させた。

 この暇な時間をどのように潰すか考えていると、コンセントとケーブルで一直線に繋がれたスマートフォンが音と共に震えだす。


「電話か?」


 私は着信音を人によって変えている。しかし、今は登録したことのない音が鳴っている為、知らない番号である事が把握できた。私はコードからスマートフォンを外し、着信する。


「もしもし」


 決まり文句のような挨拶をすると、電話越しから「カナリアーン」と聞こえて来る。


「だから、人をエイリアンみたいに言わないでよ」


 その電話の主は赤坂あかさか満花みちか。ナノマシン移植手術を専門とす医者だ。論文を複数世に出す秀才だ。高校の時、宗次郎さんと同級生だったらしい。


「私に家に今から来られる?」


 暇だし行こうかなと考え、返事をする寸前でスマートフォンを持っている右手の根本である肩が痛みを訴え、体中が痛い事を思い出した。


「迎えに来てくれるなら行く」


 私は現金に答えた。


「どうしたの?」


 彼女は何か心配していたようだ。


「筋肉痛が末期」


「カナリアンが動きたくないほど痛むって相当ね。何したの?」


「ナノ端末を調整しないまま使った」


「それで? そっか…改良が必要ね」


 彼女が俯いているのが目に浮かんでくる。


「まぁ、今から家に行くから」


「そう言えば、電話番号変えたの?」


「ああ、機種変更したの」


 他愛もない話が切り上がると、すぐに彼女はこれから迎いに行くからと言って通話を切った。


――


 インターホンがなり、私が満花さんにさらわれるまでそんなに時間はかからなかった。


「よう、顔色悪いじゃん?」


 彼女は運転席から私の右頬へと指先を触れ押す。


「うざいんだけど」


「そうだな、着いたら話そうと思っていたんだけど、恋人と愛人、どっちの状態から訊きたい?」


 彼女は私の頭へと手を移した。


「何の話?」


「あんたの恋人はどんな症状なのか、それとも愛人は施設に馴染めているか」


「宗次郎さんは恋人じゃないし、雄也にそんな感情を求めたことは無いから」


「宗次郎には恋愛感情あるんだね?」


 私は溜息と共に呆れきった声を出す。


「逆にあんなにいい男性に好意を持たない女は眼球が腐っていると思うんだけど?」


「そこまで開き直られるとつまらないな」


 彼女は私へのちょっかいを止めて車を駐車場に停める。私は痛みを堪えて大きな一軒家の中に入り、高そうなソファーに腰をかける。


「ここ占拠!」


「はいはい」


 満花さんはソファーの隣にあるクッションを手に取り、床に座った。


「車の中でも話したけど、何から訊きたい?」


「雄也からなか? 重要とは思えないけど、敢えて満花さんがもったいぶっているんだから」


「重要とは思えない…かぁ」


 彼女は少し腑に落ちない様子だった。


「施設では銃の使い方やナノマシン移植手術に向けての体の調節とかをやっているじゃないの? 私が実際そうだったし」


「今彼は私が個人的に持つ研究室にいるわ」


 穏やかではない雰囲気で言われる。


「何か有ったの?」


「その前に、エイルのことについて詳しく説明しようと思うわ。エイルの正式名称アナザー、ライフ、エネミーと3つの単語が重なってできているのだけど、それぞれを日本語に訳すと、『もう1つの、別の』『生きる』『敵』になるの。敵、と言うのは恐らく被捕食側にある人間からしてみたら『天敵』に当たるからそのような訳なのだろうけど、アナザーとライフにはもっと深い意味が含められていてね」


 彼女は説明の合間に立ち上がり、冷蔵庫からペットボトルのジュースと取り出し、食器棚からガラスのコップを出し、注いで渡してきた。


「何が別だと思う?」


 オレンジジュースであろう橙色の液体を手に取り、私は口に運びながら答える。


「人間とは違うって意味で?」


「それだったらdifferentディファレントって単語が使われているでしょうに。で、何が別なのかというと、地球上の生物では考えられないの」


「何?」


「生物学が得意な宗次郎と組んでいるんだから判るでしょう? と言うか、きっと彼から聞いていると思うよ?」


 いや、面倒だから彼の話は一通り聞き流していた。


「それでも宗次郎のことが好きなの?」


「いや、それとこれとは関係ないでしょ? 確かに宗次郎さんのことは好きだけど、話が長い事と、冗談がわかりづらい所は大嫌いだから」


「どこが好きなの?」


「…私がいないと、駄目な所」


「――あんた将来ろくでもない男に尽くすことになるわよ?」


「宗次郎さんはそんなこと無いから!?」


「なんで宗次郎とくっつく前提なの? そもそも、そもそもなんだけど、この短い話の中で一度でも宗次郎があんたがいないとできないことって描写されてた?」


「――してない」


 私はオレンジジュースをようやく口に流し込んだ。


「まぁ、脱線はそれくらいにして。エイルが他の生物と違うところは細胞核の中に遺伝物質がないって事」


「は? どうして子孫が残せているの?」


「奴らは捕食することで、肉体の中にある細胞に遺伝子を蓄積させている。一定量超えると、良質なものを細胞核の中に入れ、劣っているものを排泄する。細胞核の中にある遺伝物質を簡単に排除出来る事を利用して、その中に機械を埋め込みませた。だが、それが天然の状態で体内で入ったら、人間の劣っている部分の遺伝子を蹴落としてしまう。勿論侵入してきた時点で細胞に対する拒絶反応が起こるのだが、成長段階にある子供の場合、それに適応し、細胞を同化させる」


 確か雄也はエイルの卵を食っていた。


「それって、私がエイルを食べたらどうなる?」


「唾液と胃液で分解されるから栄養素になって吸収されると思う。血液に直接細胞が侵入してきたら、細菌の様に体が駆除しに掛かるだろう。まぁ、この状況は私にもはっきり言って説明が付けられない」


 満花さんは鞄からタブレット端末を取り出した。


「多分見てもわからないだろうけど、一応見せるね」


 端末の中には表の様に縦と横にマスがあり、それに数値や英語が書かれていた。


「何?」


 彼女の読み通り、私には理解できなかった。


「雄也という少年の染色体は採血した場所に依って、異なっている事がわかったの。多分だけど、彼はエイル。それも、人間の染色体のみを捕食した個体が産んだもの」


「え!?だって…。彼には日本人の名前があるじゃん!?」


「人工的に作られたのかもね。4年くらい前に潰されたんだけど、そういう研究所が有ったの。全世界のエイルに家族を奪われた人達の集金で成り立っていた施設で、それをすることで、エイルを殲滅させる事が出来る生物兵器が作れると期待されていたの。だけど、非人道的だという理由で国連が取り押さえた。表向きはね」


 彼女はふーっと息を吹き出した。


「しばらく禁煙しているから吸いたくなっちゃった」


「表向きってことは、実際どうなの?」


「そうね。その『エイルを殲滅できる』ってところには私は反対なんだよ」


「なんで?」


「風が吹けば桶屋が儲かる。このことわざは、一見関係ないと思われる物事を無理やりこじつけた言い草に指し示すものなんだけど、そこまでこじつけめいて無いね。エイルが人を殺すことで、同時に腹を満たせる人間がいるわけなの」


 それに対し、私は目を丸めた。


「え? どういうこと?」


「私は医師免許こそは持っているけど、ちゃんとした手術はしたことがないのよね。それだと正直食っていけない。エイルは高い身体能力を利用して人を殺す。それに対抗するためにナノを使う。だから私達医者が必要になる。私だけじゃないわよ。武器を造っている人や研究している人、それからあなた達みたいに戦っている人だった、エイルが現れたことで食って行けているでしょ? つまり、国連はエイルが絶滅することで起こるデフレを懸念したわけ」


 彼女の説明で私も危機感を覚えてしまった。確かに、エイルがいなくなると、私の食い扶持はなくなる。働こうにも学歴が中卒な為、日本では仕事に有りつけない。海外に行くにしたって、日本語以外の言語を使うことができない。


「とまぁ。雄也はこんな経緯で作られたのだと勝手に述べたけど、彼はこれからの戦場で人類の進歩に欠かせない兵士へと成長すると思うのよね」


「私は最低だ」


「何を今更。人間の底辺どころか人間かどうかも解らないゴリラじゃないの」


「言い過ぎだよ!」


「はは。冗談はそのくらいにして…」


 唐突に、彼女の目つきは鋭くなる。


「さあって。宗次郎の現状とこれからを話そうか」

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