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VRMMOセンキ  作者: あなたのお母様
第四章 登る者、降りる者
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B面 第六話 不埒な協力者

 下のフロアのプレイヤーの多さを予見して、俺たちは珍しく集合していた。


「つい今しがた、俺は作戦を提示したな?」


「ええ。斯々然々(かくかくしかじか)とお話は伺いました」


その時、俺が提案した作戦は、『同じ場所に降りることで仮設の拠点を作りつつ、安全地帯を作り、時間をかけて城の攻略を進める』という俺たちのパーティにとっては珍しく磐石な策だった。


「そして、今まさに作戦を実行しようと師匠が身構えているところですけれど……」


「――全部撤回だ。“さっきまでの話は全部無し”」


「はぁ!? 突然、何を仰っていますの?」


「申し訳ないが、ちょっと時間をもらって良いか? ――いや、貰う。これは確定事項だ」


そう言って俺はミナとの話を一方的に打ち切った。


「ちょ、ちょっと、話が違いますわ! あたくし自身、お話を聞いてその作戦(プラン)が最良だと思いますし! 最初に作戦を提案されたのはクリア様ご自身で――」


憤慨したのか、ミナが喚き始めた。


単純に邪魔だと思って、一瞬だけ“戦闘不能にしてしまおうか?”などと邪な気持ちが湧いてきた。

ミナは今、完全に無防備だ。全力で攻撃すれば数秒でカタがつくだろう。


――とはいえ、流石に自分勝手が過ぎるし。今はその数秒すらも勿体無い。

自分本位の邪な気持ちを咄嗟に押さえつけてから、振り返ってこちらを見ているリュクスに対して俺は片手で“V(ピース)サイン”を作ってみせた。


その“合図”の意味が通じたのか、リュクスは影のようにミナの真後ろに立って肩を掴み諫めた。


そうだ。これで良い。これがベスト。

なんやかんやでこういう時、リュクスは確実に頼りになる。














「〔――突然どうしたんだ。レット。相談したいことって、何かあったのか!?〕」


俺は突然飛んできたフレンドからの“囁き”に応対してから、思考を巡らせる。


(時間としては囁きを受けてから10秒程度か、返事をするまでに時間をかけてしまった……)


久しぶりにレットからの囁きが飛んできた時に、最初に湧いてきた感情は驚きと喜びだった。

しかし同時に不安でもある。あの事件が終わって別れてから、やりとりをするのは久しぶりだった。


『平和な冒険をしていたはずの人間が、自分のようなプレイヤーに再び突然話しかけてきた』


これはつまり、何か厄介な事態に巻き込まれたのかもしれない。


「〔――挨拶は抜きだ。今陥っている状況をすぐに説明してくれ。いや、むしろ“状況を説明できる状況”なのか?〕」


(いや、しかし――何かよくない出来事に巻き込まれたら、“事が大きくなる前に必ず俺に相談するように”と言っていたはずだ……。だから、少なくとも危険な事態には巻き込まれていないはず。最初に連絡を受けた時の口調はどうだった? 突然のことで思い出せない……。こんなことなら、普段から連絡をさせておくべきだったか? いや、しかしそれも押し付けがましいし――アイツを拘束しているみたいだし……)


――聞きたいことは沢山あるが、これ以上矢継ぎ早に質問してはダメだと思った。

もしもレットが混乱していたり、冷静さを欠いてしまっていた場合。行き過ぎた質問攻めはさらなる混乱と恐慌を招きかねない。


一瞬だけ、周囲を見回す。近づいてくる 『 敵 』 がいないかどうか。


――大丈夫だ。今は“誰の視線も感じない”。








「〔――あ、クリアさん。お久しぶりです! えっと――そんなに大変な状況ってわけじゃないんですけどォ……〕」


返事が返ってきてようやく、高まっていた緊張が解けた。

レットは自分に対して隠し事をするような奴じゃない。

即ち、アイツが危機的な状況に陥っているわけではないということだ。

口調が震えているわけでもない。何者かに裏で脅迫されているような素振りも感じられない。


「〔そうか――それなら良いんだ。また何か大きなトラブルに巻き込まれて、精神的に参っていたりしていたらどうしようかと〕」


「〔いや、オレは元気にしてますよ。クリアさんはどうです?〕」


「〔俺の方は――〕」


俺は背後を一瞬だけ見つめる。

リュクスが周囲を警戒しながらも俺に対して目配せをしてくる。

“久しぶりにレットから連絡が来た”ということでリュクスも“緊急事態”の可能性を警戒したのだろう。

俺は片手をあげながらリュクスに対して状況を伝えた。


「〔“ああ、大丈夫だ。何事もない”――いや、すまんレット。話す相手を一瞬間違えてそっちに“誤爆”した。要は――こっちはこっちで元気にやっている。色々話したいことがあるんだが、今はちょっと長時間落ち着いて話せるような状況じゃなくてな〕」


『リュクスの依頼を放り投げて、コンテンツを離脱する』という選択肢が浮かんだが、この選択肢も流石に“無い”なと思った。

曲がりなりにも、俺がリュクスを手伝う最大の理由は“かつてレットを助けてもらった”からだ。


「〔――だから、ちょっとだけ待っていてくれないか? すぐに安全な場所に移動する。もう夜遅いから、これ以上待たせるのも良くないかもしれないが……。最近は、ちゃんと寝れているか?〕」


「〔心配しないでも大丈夫ですよ。最近はぐっすり寝れてます。だから、ちょっとくらいの夜更かしは平気ですよ。クリアさんこそ。大丈夫なんですか? 忙しいのなら、また明日でも――〕」


「〔大丈夫だ。何も問題はない。お前の健康を必要以上に損ねたりしないように善処しよう。“10分だけ時間をくれ”〕」


「〔わかりました。じゃあ、オレ待ってますね〕」


そこまで会話をしてから俺はミナを諫めていたリュクスよりも前にさっさと歩き出る。


「作戦は変更になった。フレンドと急いで話をしなきゃいけない。だから予定より進行を早めることにした。“安全性度外し”で突っ込んで、道中のプレイヤーは初心者以外を瞬殺して最短ルートを通ることにする」


「あの――気でも狂……“ご乱心になられたりとか”してませんわよね?」


ミナが不安そうな表情で横から自分の顔を覗き込んでくる。

何も事情を知らない身からすると俺の行動は迷惑千万も良いところで、完全に異常者に見えるだろう。


「心配は要らん。狂愛の乙女《Mina・Rouge》よ。白き妖精《Clear・All》の事情なら吾輩も理解しているつもりだ」


リュクスが真横に立って再び目配せをしてから、前を見つめて銃を構えた。

臨戦態勢というか準備万端というところだろう。

この男もやはり、レットのことが気になるようだ。


「置いていかれないように気をつけたまえよ。この後、戦場(いくさば)に放り出された乙女(おとめ)の如く、凄惨な目に遭うと思うが、埋め合わせは後でしてもらうと良い」


「……事情が呑み込めませんけど、精々頑張らせていただきますわ」


「おいリュクス――埋め合わせって何だよ!」


そう呟いてから、俺とリュクスは全力で走り出した。











――――――――――――――――――――――――――――――――――――――






「――後少しで、目的地だ」


戦闘を繰り返した結果、ゴール直前まであっという間に到達した。

最終フロアは目の前だ。


走りっぱなしだった足を止める。

俺の真横には、走り始めた時のポジションと全く同じ位置関係でリュクスが立っていた。

不本意ではあるが、道中のコンビネーションは抜群だった。

コイツの素行は正直受け入れ難いが、状況が状況だ。こういう時だけは気が合うのかもしれない。


道中倒せるようなプレイヤーは全て倒したし。リュクスの探し人も見つからない。

つまり、さらに下のゴールに進むことが確定したということだ。


「後は――このフロアを降りれば休憩エリアと、地続きのパッシブな区画フロアに出るはずだ」





「……待っ……待って。待ってくださいまし……」


背後からミナがゆっくりと近づいてくる。

どうやら俺達の速度にギリギリなんとかついて来れたようだ。

とはいえ、戦闘をしていたのは前を走っていた俺達だ。

走ってついてくるだけでよかったという意味ではミナにとって、前半よりも楽だったのかもしれない。


「あの――お二方とも、あたくしもですが――全身、返り血で真っ赤に染まっている状態のままこの先に進むのは良くないと思うのですけれど……」


そう言って、ミナは顔に付着している血液を拭った。

それから引き気味の表情で――


「……一時的に休憩をして。薬剤を使って血を落としません?」


――俺とリュクスを見つめる。

前線に立って無茶な近接戦闘を繰り返した結果、俺とリュクスの全身は返り血で真っ赤だった。

後列でついてきただけのミナも、ドレスの裾が“お裾分けをもらって”血だらけになっている。


「汚れの少ないあたくしはともかく、もしも休憩する区画(エリア)で今のお二方を誰かが見たら、危険人物だと認識してもおかしくはないと思いますの」


安全パッシブな区画に入った瞬間に危険人物や異常者として見られるのは俺も避けたい。

目立ちすぎると、次の階層に進む時に他のプレイヤーのターゲットにされる可能性がある。


「……言われてみれば確かにそうだが、“洗い流せば問題ない”さ」


そう言って俺は前方を指さす。

俺達の進行方向の先には巨大な水路があった。


「……あそこの流れる水はなんなのかしら?」


「あれは城の中に作られた“特殊なギミック”だ。ゴール前のフロアでは、あの中を泳いで進んで行くことでゴールに進む。落下をする必要がない。つまり、落下手段の選択の必要がなくなったってことは、次のエリアが最後であり安全であることの証明でもあるわけだ。“ここに飛び込めば汚れも取れるだろう”?」


俺の言葉を聞いて、ミナが首元に手を当てて数秒思案する。

そして、何かを思いついたのか口の両端を歪めてニヤリと笑った。


「それならば。あえて、ここで一旦休憩いたしません?」


両手をもじもじさせて、ぼんやりとした目線で俺を見つめてくる。


「――あたくし、“実は全然泳げませんの”。なので……泳ぎ方を“手取り足取り”教えていただきたくて……」


俺は心底嫌そうな表情をしてから、一歩後ずさる。

演技でもなんでもなく。実際、嫌だった。


「なんでこのタイミングで、そんな面倒なことを俺がやらなきゃいけないんだ……」


「師匠が仰っていました。夏のイベントの海水浴の際に、クリア様に“泳ぎを手取り足取り教えていただいたプレイヤーさんがいる”――と」


(――あの野郎。余計な情報を漏らしやがって!)


俺が鬼の形相で振り返り、リュクスを凝視する。

当のリュクスは帽子の鍔を摘んだ状態のまま、気まずそうに咳払いをしているだけだった。


ミナが言っている俺が泳ぎを教えたプレイヤーというのはおそらく――








「〔こんばんはですー〕」


――まさに今しがたログインして“囁いてきた”このワサビさんのことだろう。


「〔ああ、こんばんはワサビさん〕」


フレンドらしいフレンド第一号からの声が聞こえてきて、俺は再びミナを無視して返事をした。

この人は、毎日ログインする度に律儀にこうして挨拶をしてきてくれるのだ。


(それにしても泳ぎを教えた時のことか……)


ワサビさんとの以前の記憶を引っ張り出す。

確か、『可愛い水着をチームメンバーにお披露目するにあたって、せっかくだから泳げるようになりたい』と、誘われたんだっけか。


『手を離さないでくださいー!』とか言っておきながら、いざ手を握ろうとした瞬間に何度も両手を引っ込めてしまうので、教えるのに難儀した記憶がある。


(――あの人は、運動音痴だからな。しかし、練習した割には他のチームメンバーと泳ぎに行っているような感じもしなかったけど)


 かく言う俺自身も、ほとんど水着なんて着る機会がない。

練習の時にワサビさんからプレゼントしてもらった緑色のブーメランパンツも、あれからほとんど使っていない。

ハイゴウル山脈の温泉の時も、PKの襲撃があったせいで結局着そびれてしまったし――


「〔クリアさんは、今日は何かご予定はありますか? 以前取れないって仰っていたアイテムを取るお手伝いをしたいのですけれどー〕」


――ワサビさんに話しかけられて、慌てて我に返る。

……今はこんな呑気な回想をしている場合ではなかった。


「〔いや、ごめん。今日はちょっと用事があって、また今度お願いしたいかな〕」


「〔そうなんですかー。ひょっとしてコンテンツに挑戦中ですか?〕」


「〔ああ、実は今ちょっと――〕」










「ひょっとして、今丁度“その誰かさんと”お話しをされていたりしません?  やっぱり、如何わしい関係なのかしら……」


気がつけばミナが自分の真前に密接するように立って上目遣いでこちらを見つめていた。


(ああ、クソ。頭がこんがらがってきた)


「――いい加減にしてくれ。何を勘違いしているのか知らないけどな。別にその人と俺は、お前の思っているような特別な関係じゃないぞ!」





「〔大丈夫ですか~。クリアさん――――ちゃんと、そこにいますか?〕」


混乱する最中、ワサビさんも面白いことを言ってくるなと思った。

昔のゲームならいざ知らず。フルダイブのこのゲームにキャラクターだけが留まっている状態と言うものは存在し無い。


相手に囁きが届いている時点で、そこにいないわけがないのに。


「〔ごめんワサビさん。今ちょっと無限に立て込んでいて……。手伝いはまた今度お願いしても良いかな〕」


「〔はーい。わかりましたー〕」


俺が弁明をする前に、再びミナが会話に割り込んでくる。


「あ~ら。『あたくしもクリア様とはいかがわしい関係ではありません』よね?」


「……ああ、そうだな。そこは全力で肯定する」


「だったら、泳ぎを教えていただいても良いのではありませんか? 知らない人に泳ぎを教えるのは、クリア様にとって“特別なことではない”のでしょう?」


「――ああ、もう。わかった。とにかく一旦ここで休憩だな。とはいえ、時間は取れないぞ。今のうちに水路の状態を確認しておいてくれ」


思惑通りに話が進んで嬉しかったのか。ミナが僅かにスキップしながら腰の後ろで両手を組んで、(おそらく泳ぎを教わる場所の下見をするためだろう)背伸びしつつ水路の入り口を覗き込む。







俺はミナのHPを確認した上で、両手でその体を背中から思い切り突き飛ばす。

ミナは前のめりに水の中に突っ込んで、しばらくしてから浮き上がってきた。


「い、一体何をなさるの! ご乱心――気でも狂ったのかしら!?」


「どうもしていないし平常運転だよ。言ったろ? “時間は取れない”ってな。ほら見ろ……きちんと泳げるじゃないか」


ここの水路は人間族の女性キャラの足がつかないほど底が深い。

そんな場所で、浮き方がわかるのならば泳ぐこともできるということだ。


俺の指摘を受けてミナはしまったとばかりに口をぽっかりと開けた。


「――ついでに“目も泳いでいる”ぞ。ゲーム内での身のこなしの習得速度を見ればわかる。俺の見立てじゃ。お前は相当運動神経が良いな。できないことなんて、そんなにないだろ?」


「………………」


「さっきも言ったが“できない・わからないフリ”をするのは良くない。人間、自然体が一番だ」


「――そうですか。自然体が一番……自然体が……」


ミナは俯いたまま、俺のその言葉をなぜか何度も反復している。


「――加えて、水に落下したから付着していた血が全部取れたしめでたしめでたしだ。さっさと先に行ってくれ」


ミナはため息をついて、観念したかのように顔を上げる。


「……今のクリア様の言葉、あたくしの中で少しだけ刺さりました。良いですわ。タネも割れてしまったようですし。今回は素直に従っておきます」


ミナは水の中に潜ると見せかけて、水面から頭だけを出して話を続けてくる。


「ただし、水に突き落とすのはマナー違反です。万が一本当に泳げなかったらどうされるおつもりだったのかしら?」


「……このゲームの仕様的にいえば、溺れたらそのまま戦闘不能になるな」


「ええ、そうでしょうね。即ちこれはあたくしに対する暴挙です。この埋め合わせは後で必ずさせていただきます!」


「――わかったわかった。あとでどうにでもしてやるさ。何でも良いから先に進んでくれ。後がつかえている」


俺のその言葉を聞いて、ミナは“文字通り目を輝かせながら”水の中に垂直に沈んでいく。


(……逆再生したらホラー映画のワンシーンみたいだな)


――ふと、横を見つめる。

そこに立っていたリュクスが俺を無言でじっと見つめていた。


「…………何だよ」


「――吾輩には手取り足取りはないのかね? 特に“足取り”をお願いしたいのだが」


「それは“足撮り”だろ! ――フザけていないでさっさと行くぞ!」


(気持ち悪いのでリュクスを先に行かせてから)ミナの後を追うように、俺は水路に飛び込んだ。








 水路を深く潜って進んでいく。

水面から上がった先には広場があった。


俺はそこにつけられている大きな金属製の扉を開ける。


 今までの城内とは違ってそこは地下牢のようだった。

水路から流れる水の音でどこかしら落ち着く雰囲気を醸し出している。


この休憩地点にはAHを始めとするプレイヤーの便利機能があるし、城を降下していくプレイヤー同士で雑談するための石造のバーカウンターなんかもあるわけだが――




(――詳しいことは、後でミナに直接説明するとして。今は時間が惜しいな)


リュクスは入口の近くの壁に寄りかかって両腕を組んで『早く連絡したらどうかね?』と言わんばかりに俺のことを無言で見つめていた。

ミナも流石に弁えているのか、こちらを遠目で見つめながらも手持ち無沙汰なのか。バーのカウンター席の椅子に座り込んで頬杖をついている。


「〔――レット。時間通りこっちの用件は終わった。相談したいことってなんだ?〕」


「〔はい。実はオレ、ちょっと気になることがあって――〕」




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