上司
配属された部署で仲間との親睦を深めた胡明。そして、新たに上司と名乗る男が現れる。
「やぁやぁ新人君たちだね?私はここの部署の長官だよ。よろしくね、胡明君、弓牙君、夜雲君?」
確かに見目麗しい貴人ではあるが
「貴方だれ……?」
「お、おい。そんな質問失礼だぞ、胡明」
「フフフ、そう言っていながら君も私の招待がわかっていないのだろう?夜雲君、弓牙君。まぁ、自己紹介くらいはしてやらないとねぇ。可哀想だ。」
なかなか変な性格の男らしい。こういう性格のことをいじめがいのある人……?
「違う。世の中ではその事をSというのだ。まったくこのような者と一緒の職場なんて俺はまったくついていない。あぁ」
……?なんでこの人私の言ったこと分かるの?意味わからない。
「はぁ、口に出てるよ、胡明」
まじっ……?
「仲が良くて結構だねぇ?まったく君たちの親はしつけをしなかったのかなぁ?人の話しは聞こうねぇ。君たち性はなんというの?」
あぁ、そう言えば気になる。
「では、わたしから。周 胡明と申します」
「ほぉ?あの周家か。次、弓牙は?」
なんだろ?なんか有名な家の出のような気がする。
「林 弓牙と申します。どうぞよろしくお願いいたします。ところで夜雲様は?」
「我は朱 夜雲と言う」
「へぇ?周家に林家に朱家かぁ。フフフ、私はねぇ、帥 竜樹だよ。よろしくね」
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