表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
56/70

立后騒動

 竜火殿下はわたし達が帰ってきて、間もなく亡くなった。

 竜樹様は1年間の喪に服した後即位することとなる。わたし達妃も例に依らず喪に服すため後宮から出ることを禁じられ、遣ることの無い日々を送っていた。

 しかし、そんな退屈な日常も竜火殿下の喪が明ける一日前に終わりを告げた。


「あら、竜樹様。今は喪中ですわ。今は来ては成りませぬ。明日おいでくださいな」

「蝶」

「…………なんですか」



「皇后になってほしい」



「嫌ですわ。他の方を当たってくださいませ」



「皇后になってほしい」



「…………条件があります。此れをのんで下さるのならなってあげても宜しくってよ」


 こう言ってしまうあたりわたしも竜樹様のことを好いているのかもしれない。

「側妃をお迎え下さいませ。わたしにはお母様から呪詛のようなものを受けております。自らの子を愛する事が出来ないのなら……」

「誰を迎えさせるつもりか?」

「貴方様の望むままに」

「んなこと言われても困る。蝶が決めろ」

「…………では凪を。あの子は竜樹様を好いておりますから」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ