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相思相愛

作者: 諒夏

逢う時に感じる彼の辛そうな顔に疑問を持った彼女。

そして、それは日増しに増えていき…

最近の彼は少しおかしい。なんていえばいいのかわからないけど・・・

「どうかした?」

「別に・・・」

そういってぎゅっと私を抱き締める事が多くなった。


なぜだろう?


いつからだろう?


彼の顔に余裕がないのが感じられたのは?


自分を見つめる瞳に陰が差したのは?

「・・・ねぇ、どうかしたの?」

辛そうな顔してるよ?

諒夏の言葉に彼は苦笑した。

「ずっとこのまま、一緒に居たい・・・」

最近、離れてるのが苦痛なんだ。

彼は白旗をあげた。

彼女と逢う前日はドキドキが止まらなくて、

逢うと穏やかになるんだけど、でもまたねって去っていくとなんか寂しくなる

・・・喪失感に襲われるのだと。

だから一緒にいるときは手を繋ぎたいし、どんな時でも抱き締めてたいって思うんだって。

「だから最近スキンシップ多いんだ・・・」

彼女の言葉にバツの悪そうな彼。

「そういうことないか?」

逢えた後とか?

喪失感に襲われる事・・・

「あるよ。」

いつも、一緒に居たいって。

彼の胸に寄りかかりながらそう呟く。

ぎゅって抱き締めてるままにすれば彼は「大好きだ」って呟いた。

だから私も「大好き」って呟いた。


二人ともが同じ感情。

逢う前はドキドキと胸がときめいて、


逢った後はなんか隣が物足りなくて・・・


だからこそ、また逢いたいって思うんだと思う。

相思相愛ってそういうことだよね。


同じ事を思って、同じように感じる…


そして、彼から出た言葉は…


「俺達…結婚しないか?」


その一言に私は「よろこんで」と頷いた。


こういうのってなんとなくありますよね?

こういう感じって。

なんとなく思い出して書いてみました。

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