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02 獅子王の支度係と王さまの病

「ちょっと、クロエ!あんた聞いた!?」


 ノックもせずに資材庫へやってきたニーナはすばやくクロエに詰め寄って、がしりとクロエの両肩を掴んだ。


「――え?ニーナ?どうしたの?」

「まぁ、落ち着けよ。ほらこれでも飲んで」


 まだ状況が読めずにミーナのなすがままになっているクロエを見て、ジルは苦笑いを浮かべてニーナの前へ爽やかな香りのするグラスを出した。


「――ふー。いい香りね、ありがとう。ジル」

「それで?そんなに慌ててどうしたんだ」

「だって王様に縁談の話があるって!」


 一息吐いたニーナは、ジルの言葉にはっと思い出したような顔でクロエに詰め寄った。


「ああ、それね。あるわよ。だって王さまもそろそろ結婚を考えても良い年頃なんでしょう?」


 クロエはそう言ってジルを見ると、ジルはうんと頷いた。クロエにはこの国の結婚適齢期なんてものは分からないが、あの(たてがみ)の感じを見る限り王さまはすっかり大人であるように見える。大人であれば結婚を考えてもおかしいことなんて一つもないだろう。何せ、彼はこの国を統べる王なのだから。


「まぁな」

「……でも、クロエはいいの?」


 ニーナは猫の瞳でじっとクロエを見つめている。その瞳はうるうると潤んで、きらきらと光る。まるで猫がおねだりでもしているかのような、その瞳と見詰め合ったクロエから出た言葉は――。


「ちょ、ニーナ。かわいいんですけど……!」

「もう!そういう話じゃないでしょ!」


 拗ねたようにふんと鼻を鳴らして顔を背けたニーナを見て我に返ったクロエは両手を顔の前に合わせて慌てて謝った。


「ご、ごめん!つい……!」

「ついじゃないわよ、ついじゃ」

「だから、ごめんってば」


 すっかり臍を曲げてしまったらしいニーナに謝り倒すも、ニーナの機嫌は直りそうにもない。どうしたものかと考えていると、助け舟を出すかのようにジルが温かい紅茶を三つ持って割って入る。


「クロエにそんなこと聞いても無駄なのは分かってたんだろ?ニーナ」

「そうだけど。ああ、もう!クロエがショックでも受けてるかと思ったのに、心配するだけ無駄ね」


 ニーナはジルから受け取った紅茶を手に包んだまま、ため息を吐いて呆れた顔だ。


「ショック?」

「ははは。まぁ、クロエには分からないよな。だからニーナ。クロエが気付かないなら気付かないで、そのままでいいだろ。余計なこと考えさせるなよ」

「……そうね。分かった」

「え?なに?」

「もう、いいの!ほら、今日のお菓子は?」


 頭を傾げるクロエに聞かせないように二人はこそこそと小声で相談を交わしている。そしてクロエの言葉を一刀両断すると、ニーナはがらりと空気を変える。どうやら何を聞いても、もうこの話は終わりらしい。


「今日は苺ジャムのクッキーだって」

「へぇ!おいしそうね!」


 そう言って出したエプロンのポケットから出した、包み紙を開けると甘酸っぱい香りが広がる。そのクッキーを口に運びながら二人の話を右耳から左耳へと流して聞いていた。

 とぼけてはみたがクロエにも二人の言いたいことは何となく分かる。だが王は王であり、自分は彼に仕える侍女の一人だ。確かに王はクロエに対して気を許している部分もあると思うが、それはクロエが彼の身支度や食事などプライベートな部分に多く関わっているからという理由に他ならない。

 だから王が結婚するからと言って、クロエがショックを受けるなど筋違いも甚だしい話なのだ。王はいずれ自らの身分と血筋にふさわしい人と結婚しなければならないのだから。クロエはただ自分の後任が現れるまでは彼の一番傍で仕えるだけだ。




「――クロエ?どうしたのだ」


 いつものように王の鬣にトリートメントを塗っていたのだが、どうやら手が止まってしまっていたらしい。訝しげにクロエを見上げた王と視線が合って、はっと気付くと慌てて謝った。


「申し訳ございませんでした。少し考え事をしてしまったようで」

「ふん。お前にしては珍しいな。何かあったか?申してみろ」


 王は優しげに目元を緩ませ、尖った牙を覗かせて笑った。


「いえ。王のお耳に入れるようなお話では。私事ですので」

「良い。話せ」


 姿勢を正し、辞するクロエにも王はおかまいなしだった。自らの侍従の私事の話を聞いてやろうなんて、とても心が広い主人であるのだと思う。だが、そう言われてもクロエには話す言葉はなかった。何を言えば良いのかと少しの間考えあぐねていると、早く話せと促す王の視線と目が合った。。


「……私の後任について考えておりました」

「クロエ!辞めるつもりなのか!」


 クロエは嘘を吐いていない。だが、その言葉に驚いたらしい王は飛び上がるように立ち上がるとクロエをまるで睨みつけるかのように見つめていた。


「まさか。しかし、いずれ私もこの仕事を辞さねばならない時が来るだろうと思いまして」


 今この仕事を辞めるなんてことは毛頭考えてもいない。それはクロエにとって心からの本心だった。

 この国にやって来て、右も左も分からないクロエに仕事を与えてくれたのは王だ。路頭に迷うはずだったクロエに仕事を与え、住む場所をもらえたことは感謝してもしきれないだろう。今はこの国の仕組みや生活の仕方も覚えた。お金の使い方だって分かるし、文字だって読めるようになった。

 つまり今のクロエにとって、この国は右も左も分からない見知らぬ場所ではない。いつまでも王宮で世話になるよりも、街に出て自分で暮らす方が良いだろうと思っていた。いつかは結婚だってしてみたいし、結婚してしまったら子供も生まれることだってあるかもしれない。そうなれば、こうして四六時中王の世話をすることは難しいだろう。もしこの仕事が続けられたとしても、いずれは体力の限界という壁にぶち当たるということも考えられた。

 結局はいずれ辞めなければならないのだろう。


「……お前はこの城を出て行きたいのか?」

「それは……」


 王の言葉は思いのほか冷たい温度で胸に突き刺さる。頷けるはずもない。だが、応えられないクロエに王は悲しそうに瞳を伏せてクロエに下がるように告げた。


「今日はもう良い。下がれ」

「王さま」

「下がれ」

「――はい」


 道具をざっとまとめると、重々と頭を下げて部屋を出た。いつもは優しげに笑って見送ってくれるのだが、ちらりと視線を上げても王の背中しか見えなかった。




 そして、次の日の早朝。まだ薄暗くもなっていない、闇に包まれた時間に支度係のクロエは予想外の人物によって叩き起こされた。


「――どうかなされたのですか、テオドール様。まだ王さまの身支度までお時間があるかと思いますが」


 寝巻きのワンピースに厚手のガウンを慌てて羽織ったクロエはまだ眠け眼だ。寝乱れた髪もようやく左耳の下で一つにまとめただけである。というのも、この時間はいつもならばまだベッドの中に居る時間なのである。薄く扉を明けると、そこには宰相のテオドールが立っていた。当然ながらクロエは彼とこんな時間に訪ねて来られるような関係ではないし、彼に起こしてもらすようにモーニングコールのお願いをした覚えもない。


「至急だ。身支度は三分しか待てない」

「急いで着替えます」


 テオドールの顔には焦りの色しか見えない。その顔を見てすぐに踵を返すと、いつもの侍女服にさっと着替えて、顔を冷水で拭う。そのままその水で寝癖を抑えるようにざっと梳いて、ざっくりと髪を一つにまとめると三分もかからずに部屋を出た。

 部屋を出ると、テオドールな無言で足早に歩いていくのでその後ろに続く。一体何が起こったのかはクロエには想像すらできない。だがクロエの所へテオドールがやってくるということは王に何かあったのではないかと嫌な考えが浮かんで胸がざわざわと騒ぐのを止めることができなかった。


 そしてクロエの残念な予想通り、テオドールは王の居室の前で歩みをぴたりと止めた。続いてクロエもテオドールの後ろで止まると、テオドールが振り返る。


「――分かっているとは思うが他言無用だ」

「はい」


 クロエが頷くのを見て、テオドールはそっと王の居室の扉を押した。


「テオドールだ。クロエを連れて参った」

「入れ」


 テオドールの言葉に反応して男の声が聞こえた。王は王以外が私室にいることを好まない。そのために、いつもであれば王の声で入室が許可されるはずだった。だがこの時聞こえて来た声は王のものとは明らかに違う、あまり聞き覚えのない声だった。

 戸惑いながら部屋に入室すると、奥のベッドルームでは荒い呼吸でベッドに横たわる王が見えた。そしてその横には先ほどの声の主であろう、白衣を纏った男がいる。


「――王さま……!?」


 傍へ走り寄るクロエを二人は止めようともしなかった。クロエが王のベッドの傍らに膝を付いて屈む。王は目を瞑ったまま、ただ荒い息をしているだけだ。


「王は病を患っておられる」

「病?それはどのような?」


 斜め後ろに立っていた白衣を着ていた、恐らく治癒師と呼ばれる医師のようなものであろう男がクロエに声をかけた。その声にすぐに振り向いて聞けば、治癒師は顔を顰めて難しい顔をしていた。


「この病に魔法は効かない」

「魔法が効かないのですか!?」


 それはクロエにとって死の宣告のようにも聞こえた。この国では怪我だけでなく、病という病は魔法で治せる。もちろん死に至る病であれば使う魔力は膨大なものになるし、それだけに治せる者は少なくなる。そのために万病が病に効くというわけではないのだが、王の病であればどのような病であっても必ず治す。そのために魔法が効かないという言葉にクロエは驚きを隠せなかった。


「そう慌てるな。最後まで聞きなさい。この病は治らないものではない。……だが、王はお前以外が傍にいるのを嫌がる。お世話をして差し上げて欲しい」

「それはもちろんです。でも、私に何ができるでしょうか」

「なに、しばらくは普通に看病をしてもらえれば良いだろう。今は熱を出しておられるが、じきに熱も治まる」

「そう、ですか」


 治癒師の言葉にほっと胸を撫で下ろす。王はまだ苦しそうに顔を歪めているが、これも少しで治まると聞けばまだ安心できる。


「では、私たちが居ると王もお休みになられないだろうから退室しよう。クロエならば王の魔力を帯びているから王も安心なされるだろう。とりあえず必要そうなものは用意して置いたが、他に何かあれば外に居る者に声を掛けてくれ」

「はい。分かりました」


 テオドールはそう言うと、治癒師を伴ってさっさと部屋を出て行ってしまった。残されたのは苦しそうに苦悶の表情を浮かべる王とクロエだけ。確かにクロエは王に言語魔法をかけてもらっているので、王の魔力を帯びている。普通の人であれば自分の魔力と混ざって分からなくなるものなのだが、クロエには魔力がないので王の魔力がそのままの形で身体に残っているらしい。だから見る人が見れば、クロエは王の関係者だとすぐに分かるというわけだ。

 クロエはあたりを見渡すと、とりあえず魔法で作られた温度を保ち続ける桶に入った氷水で布を濡らし、堅く絞る。そして王の額にそれを当てた。王には顔にも隈なく毛が生えているので、人のような効果は薄そうだった。すぐに氷嚢を用意して、王の身体に当てる。


「……ええと、わきの下に当てると良いのだったわね」


 熱が出ている時は動脈の通っているところを冷やすと良いと保健体育か何かで習った覚えがあった。少し悩んでから、王の寝巻きの前ボタンを外すと前を肌蹴る。そして氷嚢を脇の間に入れてやると、涼しくなったのか王の眉の皺が少し緩まった。クロエは王の苦しげな表情が緩まったのを見てほっと胸を撫で下ろし、そのままクロエの寝ずの看病は続いた。





 あれから二日の時間が経った。


「――クロエ、付いていてくれたのか」


 その声にクロエがはっと気付くと、王は上半身を起こしクロエを上から見ていた。


「申し訳ありません!私寝てしまっていたみたいで」


 クロエは王のベッドの突っ伏して寝てしまっていたらしい。気が付けば日は高く上っている。慌てて体を起こすと、手がぐいっと引っ張られる。


「手を握っていてくれたのか」

「……はい。その、こうすると安心するかと思いまして。差し出がましいこと、申し訳ありません」


 身内ではない、この人は王である。クロエは不敬にあたるかもしれないとも考えたが、自分が病で臥せった時はいつもどこか不安になってしまうことを知っていた。そして自分が幼かった頃はクロエの母が手を握ってくれていたことも。謝って手を離そうとしたそれを王はまたぎゅっと握り直した。


「いや、いい。このまま握っていても良いか?」

「……私の手でよろしいのでしたら」


 優しい顔で微笑む王にクロエの心はなぜかどきどきと煩く飛び跳ねていた。きっと異性とこうして触れ合うことなんて滅多にないせいだと自分に言い聞かせるも、王と視線が合う度に胸が飛び跳ねる。


「クロエの手が良い」

「王さま!ええと、そうです。お腹がお空きになられませんか?何かお持ち致しましょう」

「それよりも、このまま傍に居てくれないか」

「え、でも、その」

「良いのだ。もう少し、このままで」

「……はい、分、かりました」


 王の縋るような視線にクロエは自然と頷いていた。普通に考えてみれば、王の身体は弱っているだろうから少しでも早く栄養を入れてあげるべきだ。それなのに、それを王の視線がさせてくれない。


「――クロエ。頼む。……頼むからここを辞めると言わないでくれないか」

「それは……。王にしていただいたこと、感謝しきれないほどとても感謝しております。私に言葉を与えてくれたこと、仕事や住む場所を与えてくれたことも。でも、いくらなんでも甘えすぎです。文字も覚えましたし、こちらの文化も分かるようになりました。もうそろそろ城下でも暮らしていけると思うのです」


 クロエがこの世界に来た頃、文字通り右も左だけでなく何もかもが分からなかった。周りの人が話す言葉を理解するどころか、発音すら聞き取れなかった。そんなクロエに魔法で言葉を与えてくれたのは他の誰でもない王だった。それだけでなく、クロエに仕事だけでなく住む場所も、様々な知識も学ばせてくれた。もし、この世界に投げ出されたあの時のままであったらクロエはそのまま野垂れ死ぬか、獣の姿を持たない女として、どこかの見世物小屋で見せものにでもなっていたかもしれない。こうしてこちらの世界で普通に暮らしていけるようになったのも全て王のおかげだった。


「私がしたいだけだ。もっとクロエのためにさせて欲しい」

「でも、それは。私の身には過ぎたことです」

「……お前がもっと欲張りな女であれば良かったのに」

「王さま?」


 王は苦しそうに俯いて呟いた。クロエは王の体調がまた悪くなったのではないかと心配になって、椅子から立ち上がって王の顔を覗き込んだ。


「好きなんだ、クロエ」

「え?――きゃっ!わ、も、申し訳ありませんっ!」


 驚くクロエを他所に、王は顔を上げるとそのままクロエの身体をぎゅっと抱いた。そのままバランスを崩したクロエは王の身体へと倒れこんだ。


「良い。だから、どうか私の気持ちを受け入れてくれぬか?」

「でも、それは。王にはもっと相応しい方がいらっしゃいます」


 そう言葉に出して胸がチリッと痛む。そういえばニーナに王の縁談の話を聞いたことも記憶に新しい話だ。クロエのような役に立たない人間よりも、より相応しい人物がいるはずだ。


「クロエは我のこの姿が醜いと思うか?」

「そんなことは考えたこともありません」

「では、我のことは嫌いか?」

「そんなことありえません」

「我のことは……好ましいと思えぬとも良い。お願いだ。傍に居てくれ」


 王は切なげにクロエの耳元で囁いた。


「好ましいと思えないわけがないです!でも、私では王につり合わないじゃないですか!」


 クロエから出た言葉はずっとクロエが心の中に押し留めて来た言葉だった。王に対する気持ちが膨らみそうになる度に身分違いだと言い聞かせてきた。どんなに手が触れられる場所に居ても、手の届かない人。

 初めてクロエに会った時のことをよく覚えている。言葉を与えてくれたその時から王はクロエにとって特別な人だった。恐怖のどん底で現れた彼はクロエにとってはヒーローそのもの。恐くて難しい人から思ったら、お茶目で可愛い人だった。そもそも好きになるなということが無理な話だったのだ。


「問題ない。王は世襲制ではないからな。誰を妃にしても良いのだ」


 王はにやりと笑うと、そのままクロエの右頬をぺろりと舐めた。クロエはその場所を右手で押さえて王の顔を見ると、今度はクロエの唇にキスが落ちてきた。


「王さま」

「クロードと呼べ」

「でも!」

「クロード」


 遮るクロエの言葉を遮って、またキスが落ちてくる。


「ク、クロダ・カエ、愛している」

「私の、名前!どうして……?」

「きちんと発音出来ていたか?やはり私の口では言いづらいな」


 照れたようにはにかんで笑う王の口から出てきたのはクロエの本当の名前だった。黒田香枝、それは日本にいたクロエの名前。こちらの人には発音が難しかったため、今では誰からも呼ばれない忘れられたクロエの名前。


「クロード様、私……っ、嬉しいです」


 思わず零れた涙をクロードがぺろりと舐め取る。


「呼び捨てで良い。カエ、私の傍に居てくれるか?」

「はい。クロード、貴方が私を要らなくなるまで、ずっとお傍に居させて下さい」

「ふん、それはありえんな」


 そう言って落ちてきた唇に合わせて、香枝も瞳を閉じた。

こいわずらい〔こひわずらい〕【恋患い】

ある特別な異性によって起こる感情に起因した様々な症状の事。

恋の定義は様々であるが、それを患うとしばしば思いつめたり高揚したり小さなことで一喜一憂する。だが、症状には個人差があり一概に恋による症状だとは言えないことも多い。本格的に恋患いにかかると、高熱、頭痛、気の落ち込みという症状が出る。治療には治癒師による魔法は効果がなく、気持ちが落ち着くのを待つか、想いを告げることが効果的である。治癒に魔法は効かないが、不治であるという事例は報告されていない。

――クロスゼン医学辞典P.397より出典。

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