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或る世界の軌跡  作者: 蘚鱗苔
2 記憶喪失
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 何かが壊れる音がした。

 何かが俺を呼ぶ声がした。


 ≪久しぶり、また会えたな。≫

 ≪まさか、会えるとは思っていなかったんだ。もう永遠のお別れかと。≫

 ≪なんだ、新人さんか。≫

 ≪俺はお前、お前は俺、そうだろう?俺は生まれて20年、一緒にやってきたんだ。≫

 ≪新人さんよ、お前のほうが親和しているのはちょいと妬けるよ≫

 ≪さて、今はどんな感じだ?≫

 ≪全く、これはひどいな、俺でさえこんなことはしなかった。≫

 ≪まぁいい、この世界でも一緒にやっていこうぜ、相棒≫

 ≪そしてよろしくな、新人さんよ≫

 ≪しばらくは、見ているといい、休んでるといい。≫

 ≪任せろよ、お前は俺、何を望んでいるかくらいわかるさ≫



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