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<用語解説>
・“8翼”
人族最上位の戦力を持つ8人の冒険者によって構成される集団。
“勇者”“絶対防御”“刀”“英雄”“大長老”“大賢者”“四色”“代行者”
第1翼から第6翼までは称号は固定、第7翼と第8翼に関しては欠員の度に補充される。
1人1人の戦力に関してはまちまちではあるが、それぞれが超級最上位モンスターを単独討伐できうるだけの実力は持っている。
・“勇者” ヘルト
現人族最高レベル保有者。12代目の勇者。
遥か昔、人族がまだ一致団結せず、それぞれの部族によって争い覇を競っていた頃。その中で最も少なかった魔族に魔王と呼ばれる神童が生まれ、その圧倒的実力を持って周辺部族を叩き潰し大陸統一を果たした。まとまりのない部族をまとめ上げたその剛腕を振るう独裁は部族にまとまりを与えたものの、人々はそれに反発、革命を起こした。その際その最前列に立ち魔王と真っ向から立ち向かったのが初代勇者と言われている。その血を継ぐものが代々勇者となっている。オルケー神に祝福されたその血筋の子は皆圧倒的な実力を秘めているそう。
魔法を行使することに優れる一方で腕っぷしも強いのは神に愛された所以か。
・“絶対防御” モエア
名前の通り防御に重きを置くものが任命される翼。初代勇者とともに魔王に挑んだとされる戦士を初代とする翼。今代のものは全身を硬化させる魔法を行使するそうで、特殊な鎧と盾を用いたその防御力は8翼トップとも称される。
・“刀” メッサー
かつて異世界より訪れた1人の男を始まりとする翼。その異世界より現れた男は刀と呼ばれる片刃の剣を鍛え上げ、そして様々なモンスターを叩ききったという。今代の者は鍛え上げられた特注の様々な武器を持ち、斬れないものはないという。ちなみに魔法は全く行使することができないらしい。
・“英雄” クヴァール
かつて人々を導き、革命を起こした主導者を始祖とする翼。その後革命は勇者の働きのお陰もあって成功し、新たな政治体制が開かれたという。今代の者は10年前の旧オーキッド帝国において覇級モンスターの襲撃が起きた際、8翼が到着するまでの間被害を最小限に抑えきった若き司令官。その後結局オーキッド帝国は事件が原因となり滅亡。
・“大長老” ヒリト
遥か昔から代替わりをしていない翼。年齢は恐らく……
・“大賢者” レベン
かつて初代勇者とともに魔王に挑んだとされる魔法使いを初代とする翼。その代の大賢者が死ぬ際に代々受け継がれる魔法により次代のそれが決まる。今代の大賢者はリヴォニア騎士養成学校首席卒業の元騎士。今代の8翼唯一の非冒険者。
・“四色” ヴェルト
情報なし。提供求。
・“代行者” アインザム
聖女によって決定されるオルケー神の尖兵。最後の翼。
用語解説は8翼に関するのみです




