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ゼロから始める軍神少女  作者:
第二巻 種蒔き季の盤上
120/122

種蒔き季、当日(三)

ごうごうと燃え盛る馬車。それは巨大な、絶望の松明だ。

陰鬱な雨の帳の下、ぱちぱちと甲高い音を立てて爆ぜている。

飛び散る火の粉が、冷たい雨粒と空中で衝突する。ジュッと音を立てて消え、焦げ臭い匂いを纏った白い蒸気へと変わっていく。


次々と倒れていく、忠実な衛兵たち。

その光景を前に、トリンドルの心臓を、無力感という氷の指が鷲掴みにした。

雨水が泥と混じり合い、足元はぬかるんだ沼地のようだ。一歩踏み出すごとに、ずぶずぶと深淵へ引きずり込まれていくような重さだった。


はっと顔を上げる。

だが、その視線は、隣に立つ予想外の影に吸い寄せられた。


レインの顔に、慌てた様子は微塵もない。

いつもは少しはにかみ屋のその瞳が、今は静まり返った深い淵のように、冷徹な光を宿していた。

その掌に、一枚、また一枚と、鋭利な氷晶が虚空から生まれ出る。

まるで白い稲妻の如く、敵の〝破魔部隊〟が放つ魔法弾へと正確に飛んでいく!

氷と炎が、中空で激突し、炸裂した。

凄まじい衝撃波が雨水と泥を巻き上げ、一瞬だけ、決して砕けることのない障壁を形成する。

彼にはまだ余力さえあった。数枚の小さな氷の礫を分出し、正面で崩壊寸前となっている槍の陣を支援している。


少し離れた場所では、執事のバセスもまた、無我の境地に至っていた。

その手に握られた長槍は、もはや単なる武器ではない。まるで、彼の身体の一部として、意のままに躍動している。

腰を落とし、ぐっと構える。槍の柄をしならせるだけで、同時に斬りかかってきた数本の曲刀を弾き返した。

穂先を翻せば、致命的な冷光が一閃し、刺客の一人の喉を正確に貫く。

雨水が、その白髪を伝って流れ落ちる。だが、その心に燃え盛る、歴戦の兵士としての闘志を、冷ますことはできなかった。


エグモント家の衛兵たちもまた、驚異的な意志力を見せつけていた。

隊長の亡骸を中心に、彼らは自発的に円陣へと収縮していく。その血肉の身体で、背後の若き主君のために、最後の防衛線を築き上げていた。

ガキンッ、と武器がぶつかり合う音。負傷した兵士の、くぐもった呻き声。そして、仲間が倒れるたびに上がる、抑えられた怒号。

それらが混じり合い、一つの、悲壮な戦いの歌を紡ぎ出していた。


トリンドルの脳裏に、ある光景が、勝手にフラッシュバックする。

軍事戦略学の教室で、シミアが、あの、あまりにも真剣な瞳で、自分を見つめていた、あの光景が。


(『――しばらく、時間を稼げれば、それで十分です。ドードリン隊長の援軍が、必ず……』)


心の奥底から、温かいものが込み上げてきた。

一瞬で、全ての寒気と恐怖を、追い払っていく。


(そうよ……あたし、何を怖がってたの?)


トリンドルの顔に、再び、エグモント家の一人娘としての、誇り高く、不敵な笑みが浮かんだ。


(怖がる必要なんてない!だって、シミアは、絶対に助けに来てくれるんだから!)


ばっ、と手を掲げる。

もはや、乱れる魔力を制御しようなどとは思わない。

ただ、ひたすらに〝燃やす〟イメージだけを、思い描く!

馬車の炎よりも、さらに巨大で、熾烈な火球が、その掌に轟然と生まれ出た。

そして、刺客たちが最も密集している陣の中央へと、正確に叩きつけられる!

蓮の花が開くように、炎が咲き誇り、一瞬で、数名の刺客を飲み込んでいった!


「この役立たずどもが! 乳飲み子一人、始末できんのか!」


シスの怒号が、雨の幕を突き破った。

もはや、傍観はしない。その魁偉な身体が、千鈞の勢いを以て、槍兵の陣が収縮した瞬間の、致命的な隙を突いて、猛然と突っ込んできた!


その手に握られた両手剣が振るわれるたび、血飛沫の雨が舞う。

槍兵たちは、距離の利を生かして彼を止めようとするが、その、一見鈍重そうな大剣は、彼の手の中では短剣のように軽やかで、その一撃一撃を、ことごとく正確に弾き返してしまう。

バセスは、それを見て、支援に向かう。だが、血の匂いを嗅ぎつけた鮫のように、さらに多くの刺客が、彼に執拗に絡みついてきた。


防衛線が、崩壊する。


その、時だった。

地平線の彼方から、重々しい、雷鳴のような蹄の音が響いてきた。

遠くから、近くへ。

確固たる、明瞭な響き。


パカラ、パカラ、と蹄が水たまりを踏み砕き、千の波を立てる。

精鋭の騎兵隊が、まるで赤熱した刃のように、灰色の雨の幕を切り裂いて現れた!


酣戦の最中にあったシスは、その音を聞き、信じられないというように、目を見開いた。


(――ついに来たか! 王室の精鋭が!)


「ははは! 上々だ!」

彼は、突如として、高らかに笑い出した。その顔に、敗北の色は微塵もない。むしろ、計略が成功したという、歓喜に満ちていた。

「野郎ども、我らの〝声東撃西〟は成功だ! 任務完了、撤退する!」


その朗々たる声が、一瞬で戦場に響き渡る。

まだ戦闘を続けていた刺客たちは、命令を受けるなり、一切の未練なく、すぐさま身を翻すと、密林の方向へと退いていった。


「逃がすな!」

バセスが、敵兵の一人の胸を槍で貫きながら、叫んだ。


援軍の到着に、槍兵たちの士気は一気に高まる。雄叫びを上げ、追撃しようとする。

シスは振り返り、手にした大剣を、まるで槍のように力任せに投げつけた! 他の刺客たちも、それに倣い、手にした武器を追手へと、無慈悲に叩きつける!


先頭を走っていた数名の槍兵が、避けきれず、瞬く間に血の海に倒れた。

その、死をも恐れぬ反撃が、追撃の足を、見事に止めてしまった。


レインとトリンドルの魔法は、殿を務める数名の敵に手傷を負わせたものの、まるで巨獣の口のように広がる、あの薄暗い密林を前にしては、ただ、天を仰いで嘆息するしかなかった。


その時、援軍が到着した。

ドードリン隊長は、ためらうことなく、馬から飛び降りる。

彼の後ろに続く近衛兵たちも、一斉に下馬した。その動きは、一糸乱れず、何の淀みもない。


彼とバセスの視線が交錯する。後者が、こくりと、力強く頷いた。


「――追撃!」


ドードリン隊長は、腰の長剣を抜き放つと、王国が誇る、この、最も精鋭なる歩兵部隊を率いて、躊躇いなく、敵を飲み込んだ、あの、危機に満ちた闇の中へと、突入していった。



氷のように冷たい刃が、空気を切り裂く。

死神の嘯きを纏い、無防備なその首筋へと、まっすぐに迫っていた。


(――ここまで、か)


シミアは、静かに目を閉じた。

全ての抵抗を、放棄する。


シャル、トリンドル、シメール……そして……ミリエル……。

一人一人の顔が、脳裏をよぎり、やがて、あの女王の、いつもどこか孤独で、それでいて、決して揺るがない、微笑みへと、収束していく。


(ごめんなさい……あなたとの約束……果たせなかった……)


(――間に合えッ!!!)


なぜだろう。

意識が、闇に堕ちる、その最後の瞬間に。

耳元で、聞き慣れた、あの女王の、魂を絞り出すような、絶叫が聞こえた気がした。


「――その子に、触れるな!」


芳醇な紅茶の香りを纏った、灼熱の風が、氷のように冷たい雨の幕を、横暴に、こじ開けた。

男の、抑えたうめき声と共に、予期していた死は、訪れなかった。


シミアは、驚愕に目を見開く。

目の前に広がるのは、見慣れた、領主学院の制服。

そして、薄暗い空の下でさえ、なお、眩い輝きを放つ、銀白色の長髪。


ミリエルの背中が、まるで、決して越えることのできない城壁のように、彼女の前に、立ちはだかっていた。


「シミア。言ったはずよ、あなたは私のために生きると」

ミリエルは、振り返らない。

その声には、抑えきれない怒りと、ごく僅かな、震えが混じっていた。

「私の許可なく、あなたを死なせはしない!」


「ミリエル……!」


ミリエルは、応えない。

ばっと手を掲げる。

数十枚の鋭利な氷晶が、瞬時に生まれ出た。

雨のように、前方の、何もないはずの雨の幕へと、射出される!

ちゃぷ、ちゃぷ、と、水面を素早く踏む音が聞こえた。

氷晶は、すべて、ぬかるんだ地面に突き刺さり、一発も、当たることはなかった。


「……不可視化」

シミアは、どうにか立ち上がると、足元に落ちていた衛兵の長槍を拾い上げた。

「ミリエル、気をつけて! 奴の攻撃は……!」


「動くな! 私の後ろにいろ!」

ミリエルは、荒々しく彼女の言葉を遮ると、再び、数十枚の氷晶を、虚空へと放った。

まるで、怒り狂った幼い獅子のように。

狂ったように、消耗も厭わず、目の前の、あらゆる空間を、ただ、無駄に、埋め尽くしていく。


ミリエルの背中は、安全なはずだった。

だが、シミアは、急速な魔力消費で、微かに震える彼女の肩を見て、心の中で、けたたましく警鐘が鳴り響くのを感じていた。


(このままでは、駄目……ミリエルの魔力が、尽きてしまう……!)


ミリエルの攻撃は、一見、乱暴に見える。

だが、その実、極めて精密だ。一枚一枚の氷晶が、異なる領域を、くまなく覆っていく。

しかし、ぬかるんだ地面に、濁った水たまりを、いくつも作り出す以外、何の効果もなかった。


不意に。

氷晶の一枚が、空中で砕け散った。

まるで、見えない何かに、ぶつかったかのように。

ミリエルの眼光が、鋭くなる。

即座に、さらに多くの氷晶が、その一点へと、殺到した!

一滴、鮮血が、空から落ちる。

雨水に混じり、一瞬で、消え失せた。


黒い外套を纏った男の輪郭が、雨の幕の中に、一瞬だけ浮かび上がり、すぐに、再び、掻き消えた。


「天才女王、か。確かに、予想外の相手ではあるな」

刺客の、嗄れた声が、嘲るような笑みを帯びていた。


次の瞬間、数個の水球が、四方八方から襲いかかってきた!

ミリエルは、即座に、目の前に、炎の壁を生成する。

水と火が衝突し、大量の蒸気が立ち上った。

一瞬で、二人の視界が、白い霧に覆われる。


「うっ……!」


蒸気が立ち込めた、その瞬間。

シミアは、ミリエルの、抑えた悲鳴を、聞いた。


濃霧が晴れる。

ミリエルが、左肩を、必死に押さえていた。

一本の短剣が、その血肉に、深く、突き刺さっている。

殷紅の血が、雪のように白い腕を伝って、ぽたぽたと流れ落ちていた。

とうに、血で濡れた、泥の上へと。


「ミリエル!」


「シミア、逃げなさい」

ミリエルの顔色は、紙のように白い。

精巧な人形のように、整ったその顔が、苦痛に歪んでいた。

「魔力が……これほどの浪費には耐えられない……私が、時間を稼ぐから……!」


彼女は、無理やり、笑みを作ってみせた。

だが、その体は、ぐらりと、よろめいた。


逃げる?

この、傷だらけの女王を、殿にして、自分だけ、逃げろと?


シミアは、震える彼女の背中を見る。

肩から、血が滲む、その傷を見る。


否。


彼女の答えは、最初から、決まっていた。


「いや」

シミアは、手にしていた長槍を握り締めると、ミリエルの隣に立ち、その体を、自らの体で、支えた。

「私は、最後まで戦う」


ミリエルは、驚いて彼女を見た。

そして、弱々しく、笑った。

「そう……なら、ここで、一緒に死ぬのも、悪くないわね」


二人は、背中を合わせる。

まるで、無数の悪鬼が潜むかのような、茫々たる雨の幕に、向き直って。

シミアは、背後で、ミリエルの、激痛と脱力で、ますます重くなる、喘ぎを、はっきりと感じていた。


手に馴染まない、長槍。

氷のように冷たく、ずしりと重い。

本当に、これで、あの、幽霊のような敵に、勝てるのだろうか?


(『――あなたの力は……誰にも、代わることのできないもの……あなたの武器は、私たちを、勝利へと、導いてくれる』)


シメールの言葉が、耳元で蘇る。


(私の、武器……いったい、何?)


シミアは、目を閉じた。

世界が、一瞬で、音を失う。

そこには、ただ、純粋な闇だけが、広がっていた。


闇の中、一つの声が響いた。

それは、もう一人の自分。絶対的な理性の、シミアの声。


『――本当に、すべての手を、尽くしたの?』


(尽くした……衛兵は、皆、死んでしまった……ミリエルも……)


『――いいえ。考え直しなさい、シミア。あなたの武器は、『頭脳』。あなたが、観察した、すべてを、思い出すのよ!』


声が、消えた。

無数の、映像の断片が、闇の中で、浮かび上がり、再構成されていく。


――最初の襲撃。シャルが突き飛ばされ、植木鉢が、落ちてきた。直後、空から、何の兆候もなく、豪雨が降ってきた。


(どうして……よりによって、あの直後に、雨が?)


――クラウディアとライナスとの、戦略教室での、事件分析。

『――『事故』に見せかけるというのは、最も愚かな選択肢ですよ』

ライナスの言葉が、あまりにも、鮮明だ。

『――落下する植木鉢には、制御不能な要素が多すぎる……』


(――除非、刺客は、何か、必ず成功すると、確信できる要素を、知っていた、としたら!)

(――刺客が、何か、必ず成功すると確信できる要素を知っていた、としたら!)


――バイロン家の村。女王の演説。村人に偽装した間諜が、暴き出される。直後、またしても、あの、あまりにも都合のいい、万物を潤す、雨が。


(種蒔き祭は、いつも雨が降る)


雨……雨……雨!


すべての手がかりが、この、一見、最も、取るに足らない、しかし、常に、そこにあった、光景へと、繋がっていく!


(もし……刺客はいつでも、姿を消せるわけじゃないとしたら……? ――雨の中にいる時だけ、姿を消せるとしたら?)


シミアは、はっと、目を見開いた。

闇が、潮のように引いていく。

背後の、ミリエルの、重い喘ぎ。

周りの、冷たい雨粒。

すべてが、あまりにも、明確になった。


大胆不敵で、狂気じみた計画が、彼女の脳内で、形を成していく。


「ミリエル……」


「ええ……どうしたの……」

背後から、ミリエルの、弱々しい返事が、聞こえた。


「あなたは、言ったわよね。誰も、同時に、二つの魔法を使うことはできない、と」


「どうして……急に、そんなことを……」

ミリエルは、また、数枚の氷晶を放ったが、やはり、何の成果もなかった。


「はい……同時に……使えるのは、一つだけ……」


「なら、雨を、止ませる魔法は、ある?」


「ない……天候を、変えるには……特殊な魔法が……私の魔力は、もう、限界……」


「わかったわ」

シミアの声が、絶対的な、冷静さを取り戻した。

「ミリエル、天候を変える必要はない。ただ……雨が、私たちの頭上に、落ちてくるのを、防いでほしい。一分……いいえ、三十秒でいい! そして、すぐに次の攻撃を!」


「……わかった」


ミリエルは、傷ついていない、右手を、掲げた。

全ての攻撃を、放棄する。

残された、すべての魔力を、その掌に、集約させた!

骨身に染みる、冷気が、天へと、立ち昇る。

周りの温度が、急激に、低下した!


降り続いていた雨の幕が、まるで、見えない天蓋に、ぶつかったかのように。

落下していた雨粒が、二人の頭上、数メートルの空中で、一瞬にして、凍りついた!


一滴、十滴、数百、数千滴……。


無数の、冷たい光を放つ、氷晶でできた、巨大で、華麗な天蓋が、戦場の中心に、静かに、形を成していく!


陽光が、雲を突き抜け、この、水晶の宮殿に、降り注ぎ、千万の、絢爛たる光を、乱反射させた。


そして、その、もはや、雨水の遮蔽のない、光り輝く『舞台』の中央で。

黒い外套を纏った、その人影が、呆然と、白日の下に、その姿を、晒していた。

彼は、短剣を構え、その顔は、ただ、愕然としていた。


「――今よ! 雷で!」


ミリエルは、心得ていた。

とうに、準備していた雷光が、その指先に、凝縮される!

一本の、黒い稲妻が、空気を引き裂き、正確に、刺客の体へと、叩きつけられた!


「あああああ――ッ!」


凄まじい絶叫が、森に響き渡る。

刺客は、全身を痙攣させながら、地面に、膝をついた。

焦げ臭い、黒煙が、その体から、立ち昇る。

彼が、どうにか、顔を上げようとした、その瞬間――


「――動くな」


シミアの、氷のように冷たい声が、まるで、最後の審判のように、響いた。

長槍の、鋭い穂先が、すでに、彼の喉元に、ぴたりと、据えられていた。


「ふん……」

刺客は、冷笑を一つ漏らすと、ぐっと、体を低くした。

短剣から放たれた、一筋の冷光が、その袖の中から、射出され、まっすぐに、シミアの心臓へと、向かう!


だが、一枚の氷晶が、それよりも、速く、後から追いつき、正確に、その冷光を、打ち砕いた。

続いて、もう一枚の氷晶が、飛来し、彼が武器を握る、その手首の上で、轟然と、炸裂した!


刺客の、最後の抵抗が、徒労に終わると共に。

空に浮かんでいた、あの、氷晶の天蓋もまた、ついに、その限界を迎え、音もなく、砕け散った。


凍結されていた雨水が、再び、降り注ぎ、この、荒れ果てた戦場を、洗い流していく。


そして、その雨の幕の、向こう側。

遠くの空に、一つの、絢爛たる虹が、かかっていた。

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