意識のない天使
はい。急に投稿頻度変えて申し訳なく思っております。……理由としては、モチベーションが低下してたからですね。毎日投稿は流石に疲れますよ……。
さて。夕飯も食い終わったし……
ゲームだよ馬鹿野郎!……ん?やりすぎ?
……すみません†悔い改め†ます……。
◇
やらないなんて言ってないし言わない。
「……ここからか」
今は、魔王城本丸にいる。
よく見ると、玉座の下にスイッチが。
……ポチッとな。
スイッチを押すと、玉座が埋まり、玉座が扉になったようにして、地下へと続く階段が現れた。
「……な、何ここ……?」
『牢屋です。入っていいですよ』
入って、どーぞ。……僕はなんて汚い事を考えているのだろうか。
入ってみると、うん。牢獄だった。声もせず、人の気配はない。誰も捕らえられていないため、本当に牢獄か怪しくなってくる。
奥に進むと、天使が捕らえられており、その天使を見張るように別の天使がいた。
「……もしかしてだが、君はあの魔王を倒したのか?」
見張りの天使が話しかけてきた。
「そうですね。……この人は……?」
「あぁ、こいつは抜け殻のようなものだ」
この天使は抜け殻……?どういう……
「……こいつは、類を見ない強さを持って産まれた。……だが、その代わり自我はなく、……いや、違うか。生まれた時からずっと、意識はなく、瞬きも、食事もしなかった」
生まれた時から意識がない……?
「……こいつの名はネフェシェル。魂が無いのにそんな名前を付けられて、可哀想だよな」
「……?」
エル、があるからヘブライ語で何かしらの意味はありそうだが、神の何だよ。
魂がないのにこんな名前……なら、魂だろうか……。確証?ねーよ。
「……で、魔王を倒した君。こいつを貰ってくれないか?正直困ってるんだよね。こいつのためだけに見張ってないといけないし……」
「は、はぁ……」
貰うって……。でも会話とか出来ないし、戦ってもくれなさそう……。
「ソウルライドは覚えてるか?この子にソウルライドを使ったら仲間になると思うぞ」
「……そ、そうですか……」
そんな簡単にいくわけ……あるだろうな。ゲームだもん。
……でもソウルライドって仲間にしか使えな……え?仲間か、自分よりレベルが低い相手に使う……だったの?
「……ソウルライド!」
問題なくソウルライドは使えた。
……あの、檻の中なんで出してください。
「あぁごめんね。……ほい、出ていいよ」
ありがとう……あれ?
え?声が出ない……?
「……?どうした?」
……まぁ、ずっと入ってる意味はないか。
「……なんか、喋れなかったんですけど」
「あ、あ〜……声帯使わなさすぎて錆び付いてんじゃない?」
「そんな金属みたいな……」
{ネフェシェルが仲間に加わった!}
ネフェシェル ? 171cm E 光、雷
……
魔法 ライト、スパークル
はい。多分これ以上白兎くんのモンスター娘は増えません。
ちなみに、一番最初から仲間になると決まってたのは以下の三人。……人か?
ライ、
ラーナ、
ネフェシェル(名前は違ったが)
……気づいたら六体に増えちまったよ。