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TSしてロリ化したけどゲームで最強を目指します。  作者: その辺の人科
二章:その点韓国語ってすげー……よな?
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人型の何か

ヴィーフェを救助して、また僕らは集落を周っていた。


「……あっ!またはけーん!」

「……名前も知らないお嬢ちゃん……お気の毒に……」


……確か、露里羽さわわと牧弐哉にや……だったか。その人らと遭遇した。


「……なんですか?」

「えっと……私とフレンドになってくれない?」

「断ってもいいんだよお嬢ちゃん。この人は関わらない方がいいタイプの大人だからね」


……そ、そう……。

まぁまだ精神はこんな子供ではないですしお寿司……。


「いいですよ?」

「ありがたやぁ〜……!」

「……本当にいいのか……?お嬢ちゃん……」


大丈夫(dàzhàngfu)無問題(moumentei)(急な広東語)。


「……私のわがまま聞いてくれてありがとね。それじゃやることあるし、バイバイっ!」

「は、はい……」


牧弐哉にや……の方?はやれやれといいながらもフレンドになり、彼女を追いかけていった。



集落の少し外れあたりを歩いていると、とある人のようなモノに話しかけられた。


「何の用?」

「……ふむむ。良いですね。十分な強さがありそうだ」


奴は黒い布を纏った肌白くか細い男だった。


「私の名はシュワッヒ。黄金の天界に住まいしドゥンケラー様の部下。まぁ……私はプレイヤーなんかではありませんので、覚えてもらう必要は無いですがね」

「……一つ訊く。お前は僕の敵か?」


それっぽい奴が出てきたものだ。

このゲームに魔王みたいなのが居るというのか。


「……貴女がどう対応するかで私は敵になり味方になりますよ?」

「あっそ。プレイヤー以外を敵に回そうが味方にしようが別になんの支障もない」


彼は少し笑ったような声を出して言う。


「急に現れ力を持った……プレイヤーという存在……。私ら先住民(NPC)の事も考えて欲しいものですよ」

「……へぇ。そう」


NPCはプログラムの存在のはずだ。

とんでもないメタ発言をするプログラムを組み込まれているのか?


「……特に、俺様最強☆とかいうプレイヤーは、私達を殺すだけでなく、プレイヤーを嵌め二度と姿を表せなくしたり……。困ったものです」

「……は、はぁ……?」


俺様最強☆……?

NPCを殺しまわり、プレイヤーをゲームにもう参加させなくしたりしている……。


……餓鬼だろうな。小中学生くらいの。

小三から中二くらいまでと考えられる。


……やべーオッサンの可能性もあるが。


「……本題に戻しましょう。貴女も、ドゥンケラー様の部下となりませんか?」

「嫌だね」

「……そうですか。諦めるとしましょう」


「えらく簡単に引くものだね」

「無理矢理忠誠を誓わせる程人手不足でもありませんし。裏切りが怖いですしね」


その辺はなんか好感持てるんだな……。

魔王の方が良い奴な事が創作では多いし。


「……では、私はお暇するとしましょう」

「話が長い」

「……それは申し訳ありません。ですが一つ言っておきましょう。何か貴女二引っかかる事があったのでね……」


「貴女も知っているはずですよ?この世界は作り物ではない。干渉されているものの……本当の異世界であることを」

「……本当に、異世界なのか……?」

「……詳しくは、私も分かりませんがね」

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