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何処に行く筋肉よ  作者: 不可能筋肉
ワンセット
1/4

0話

マジで2話まだ見て欲しい

この0話目はあんましこの作品のノリじゃない

なんて事ない凡人の悲劇のプロローグ


俺はきっと熱意溢れる強い人間だったと思う


昔から拳の語り合いが好きだった

最初はアニメや漫画の影響だったが

己を鍛え上げ、ぶつけ合う楽しさに気がついた。


程々に楽しんでいた


14の時、両親が亡くなった


原因は分からなかったそうだが

そんなのどうでもよかった

俺は一人になった。


中学生だった俺はできる事なんて無かった

ただ無気力に生き、現実から逃げた。




気が付けば時が経ち20歳になった


体は痩せ細り、今日を生きる為だけに派遣バイトで食い繋ぐ日々


ただ死にたかった、目的も無く、情熱も無く

冷めた鉄の様にただ毎日がある。



そう、死にたかったのだ



そんな時、先輩にパチンコに誘われた


偶然見つけた、昔に見ていたアニメのパチンコ台

一週間分の飯台分負けて帰った。

ただする事も無かったから久しぶりに

そのアニメを見返した。


《勇気突破ブレイブギア》

懐かしい

本当に懐かしくいな。


“誰かやってくれるだろう

なんて目を逸らす時間はもうない。

・・違う未来望んでいるなら!“


“どう生きるかなんて、いくらでも考えた!

好きな道を辿る、例え破滅に向かっていてもだ“


“弱くとも、涙を流してもいい

絶対に立ち上がる事覚えているなら!!”



“あぁ、確かに俺が好きに縋っている幻想は

作り物の物語、そこら中に溢れている娯楽かもな。

確かに立ち上がる理由なんて何でもよかった、だがその時その瞬間!

俺に手を差し伸べてくれたのはアニメだった!!“





・・・・

無数に紡がれる、なんて事無かった数々の言葉が俺の心を震わせる


なんで、なんだ

無理やりで無茶苦茶でご都合的な話なのに


“生きるのを諦めるな!“


何故こうも、熱く涙が溢れてしまうんだ。



情けない、己が情けない

この主人公のように生きたい

せめてこのアニメが好きだと胸を張って生きていたい。


折れても倒れても何度でも立ち上がり、

己を認め、無理を通し

夢の為に命を燃やす主人公のように。




駆け出せよ、俺!

何に成りたかった?

何を成したかった?

何を信じたい!!


全てに答えなんて求めちゃいなかっただろ?

ただ好きな道を全力で歩みたかったんだろ!


好きな道って?

知らねぇ!しらねぇよ!!


俺は身体を使って戦いたい

拳の闘争がしたい

他にもある!

あぁ、思い出せねぇけど確かにある!

誰にも理解されなくていい!!



“生きなきゃいけない現実から夢を追いかけている事を理由に逃げてるだけじゃないか?“



黙れ!冷え切った情熱が些細な事だと吠えてんだ!

生きなきゃいけない現実ってのもな!

結局は夢を追いかけねぇ理由にしかならねぇ!



俺の中にやらねぇ理由は一つたりとて無い!


ぶっちゃけ、激動に駆られているだけ

だが!俺の心は晴れている!


やる理由も後々考える!


ただ、今はやりてぇ!

拳で語りテェ!

己を鍛え上げる!!


理由?所詮言い訳になる様な事考えるかボケェ!!



俺は銀行に預けている金を全部引き出し


入れている予定全部、ぶっ飛ばして走り出した。


目的地?しらねぇよ。

好きにやろうや、俺は好きに生きていく





心の熱が騒ぐままに

駆け出した夜、山に駆け込んだ

勢いとギャグ?の作品になる予定

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