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海月

作者: ないまぜ
掲載日:2022/12/24

君は私のことを見ているふりして、気を引くだけ引いて、本当にその目に映っているのは別の人。


でも、私は馬鹿だから、そんな、人の話をしながらコロコロと表情を変える君のことがどうしようもなく輝いて見えて。

君に触れようと必死に手を伸ばすけれど、すぐ近くにいるはずの君との距離はどうしようもなく離れていて。


多分、私と君は、これから先も、ずっと長い間、一緒にいられると思う。


だけどその代わり、二人の距離もずっとこのまま、変わることはないんだろうね。


今のまま二人が結ばれちゃったら、多分、二人とも壊れちゃうから。


だから、もし、気が変わって、私と一緒になってくれるなら、大きな身体はそこに置いて、小さな身体でここまで歩いてきて。


そこからここまではすごく遠いから、きっと足がたくさん必要だよね。

ここにたどり着く頃には、全身クタクタになって、もう歩くことすらままならないよね。


でも大丈夫。私はそんな君を全身で受け止めてあげるから。


君は私に身を委ねて、プカプカ、ユラユラ、ただ浮いているだけでいいよ。


そしていつまでも一緒に過ごそう。


星明かりが眩しい夜には、君の元の身体を眺めながら。

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