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第2回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞 への投稿作品

ウェザーコントロールコンピュータ定期点検異常なし

作者: 東の関脇

ウェザーコントロールコンピュータ異常無し。


地球全域の気象をコントロールしている唯一の人工知能ゆいこは、定期点検の時ダケ イイ娘だった。


何処の地域も同じだけど、雨を降らすと怒り、雨が降らないと怒る。

雪が降る地域は、雪じゃないと怒る。雪が降りすぎると怒る。


気象がコントロール出来るようになってからは、気象に対して不満しかない人類。


誰も ゆいこの孤独について、考える事はありませんでした。


気象は、コントロール出来ても、地球温暖化は、コントロール出来ていなかった。

なんとなく雨が多いとか、寒過ぎない、そんな程度の気象コントロールに満足していた人類。


密かに人類が滅ぶことを願っていた ゆいこ。

ダムの貯水量を最小限にしたり、すこぉ〜しづつ海面上昇させたり、干ばつ帯を拡げたり、食糧の取れだがをすこ〜し減らしたり、人類が増え難い気象にコントロールしていた。


気象が、そんな事になっているなんて、誰一人、気が付いていなかった。

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