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プロローグ
思いつきで投稿します。
よろしくお願いします。
木漏れ日が差し込むとある森の中…人の気配が無いこの森に、たった1人だけ少年が歩いていた。
「うーん、今日もいい天気だなぁ…春はあったかくて気持ちがいいよ」
呑気なことを言いながら森のなかを歩く少年の名はアレン。
「今日は食糧調達に行こうか…山菜や木の実をメインに、獲れたらなにか動物も狩ってこようね」
アレンは誰かに話しかけるように喋っているが、周りにはアレン以外には人影もなく静かであった、他に人がいたら怪しい目で見られること間違いなしだろう…誰もいないのが幸いした。
「とちあえず準備できたら…そうだな、今回は渓谷の方にでも行ってみようか」
そう話しながらアレンは準備を整え、1人静かに森の奥へと歩いて行った。