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天国のメルヒェン ー時系列版ー  作者: アミュースケールトン
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金糸雀(カナリア)

「私は人に

決して赦されない罪を侵し続けました。

人を殺したのです。

神様がいるとしましたら

どうか、神様、私に

無償の愛を。

他にはなにもいりません。」



きっと、この風が

さなえちゃんの苦しみや痛み、阿鼻叫喚(あびきょうかん)を誘拐してくれるでしょう。



「そうなのですか。私の前に、今、風が吹きましたが、到底そのようには、想えません。むしろ、髪の毛が散らばってしまい、あの人の血を思い出し、余計に鬱陶しく感じてしまいます。」



そのままでいいのです。今の、さなえちゃんの唇のままで。何かになろうと、努めなくて良いのです。なんなれば、何もしなくて良いのです。我の御名を唱え、我に祈り、我に礼拝しましょう。生きていきましょう。ただ生きていましょう。そうすれば、さなえちゃんに必要なものは、全て集まってきます。何故ならば、さなえちゃんを、さなえちゃんを、、



愛・し・て・い・る・か・ら・で・す。



「って、言いますか、、神様仏様のそのような、優しい御言葉でさえ、嘘八百に感じてしまうのです。なんなれば、自身のなかで、神様仏様を殺してしまいそうです。」



そうですか…。さなえちゃんは、確かに、大変な想いのなかにいます。それでも、さなえちゃん。それが全てでは無いのです。



たとえばそれは、真実の湖の1/4900程度でしか、ありません。我の愛は、そのぐらい広大なのです。



「あ、そうですか。私、さなえは、親や友達に、愛されて、育ってきました。出会った人達の顔を思い出せば、感謝の言葉が尽きません。それでも、さなえは、人を殺しました。余裕綽々で、人を、嘲笑いながら、人を殺したのです。」



大丈夫です。今、あなたは、喉が渇いておりますね。さなえちゃんのお財布のなかに入っている、小銭で、好きな飲み物を買ってから、大好きな、ストロベリーパフェを食べてきてね♥️



「もう。神様仏様の言うことなんて、信じないんだから。」



さなえちゃん、さなえちゃん、ちょっと関係の無い、話しなんだけど、蚊、蚊がほら、ほら。



「あぁああ、もう。」



ぺしゃん。



「早く言ってよ。一滴も、さなえの血を飲ませたくないんだから!」



さなえちゃん、さなえちゃん。

ごめんね、ごめんね(泣)



「誰が、泣いて・のよ…。誰が」



うっそ~、はなくそ~、まるめってぇ~、ぴん。



「だから言ったのに。」



その時、東方から、彼の歌声が聴こえてきました。



「こんな時に、マジ辞めて。」



さなえちゃん、さなえちゃん。さなえちゃん





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