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天国のメルヒェン ー時系列版ー  作者: アミュースケールトン
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ドッぺルゲンガー

「ドッペルゲンガー」



私は雅やかなコウモリや魔女達が

金箔の酒をブルーに染めたり

天王星の怪人の異性と放埒にふけて

シエンタの燈籠や

星々を焦がすネオンで色気づく

完成、なんて、到れないし、言わせない

道楽街を歩いていた

巡礼の、あれは、どういうことだつたなの

綺麗とは、なんだつたの?

自分や、自分の心、自分の家族(せかい)からは

逃れることが、できなかつたの

とても下手くそなアバンチュールを

かませなかつたの、結局

おまえを知らない、あなたを知らない、きみを知らない

貴方を知らない、貴女を知らない

出逢えない、出会えない、出合えない

これから、さ、天使とは呼ばせないよ、呼ばせない

大天使ちゃん、なん通て

何通、その、手紙と便箋を

したためれば、気が清むのやら

可視化には、追いつけない、恋心

忘れない、恋心

ここは、谷保

ここには、谷保

お、保谷ではありません

あ・まり・にも、あ・りませ・ん

いつになつたら

わたしたちや、ぼくたちや、われらは

たすかったり、すくわれたり、するの

いきるのつて、つかれるよね

お、遷都とクレセントムーンの憐れみ

憐れみには、悲しみを

いつしか、ぼくらは、、

青春を、、

忘れてしまうのだろう。

そんなときに、、、

思い出して欲しい、思い出して欲しい

羞じらう友の(かんばせ)






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