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天国のメルヒェン ー時系列版ー  作者: アミュースケールトン
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いつしか死刑が無くなればいいのに

いつしか死刑が無くなればいいのに…



このようなわたしの呟きは



何も力を持たないかも知れません



ただ…



理想を持つ、自分に嘘はつけないのです。



いつしか、そういう世界が訪れて欲しい!



「あなた達のなかで、罪が無い者は



あの娼婦に石を投げなさい」



という、キリストの聖句を



皆様ご存知でしょうか…?



娼婦に石を投げて、罰を与えようとした



人々が、その投げる腕を止めたのです…。



止めたのですよ…!



わたしは、この御言葉やエナジーが



まだこの世界において



成就できていないように感じてしまうのは



気のせいでしょうか…。



あぁ!まだまだ、伝えていかなければ



ならないと、わたしは、感じてしまいます。



わたしは、涙を流し



悲しくて、(うず)いて、もどかしくて



仕方がありません…。



人が人を裁いてしまうことは



目や心に量りを設けてしまうことは



本当はあってはならないことだと



感じてしまうのは



面倒で、退屈なことなのでしょうか…。



人が人を殺して良い、法律が



こんなにも当たりまえになっていて



あまりにも、胸が張り裂けてしまい



苦しい…、苦しいのです。



歯止めが、きかないことが



あることは、もちろん



知っております。



けれども…、いつしかは…



けれども…、いつしかは…



人が人を裁くことが



無くなる世界が



訪れて欲しいのです。



皆、お母さんのお腹の中にいる時から



赤子の時代から



熱心に、愛を注がれて



産みの苦しみを乗り越えて



育てられております…。



大事に、大事に



育てられております…。



あぁ!マリーアントワネットだって



斬首されてしまって



本当に、可哀想でなりません。



わたしたちは、悪いことを



してしまったことが、全く無いと



言いきれるのでしょうか…



わたしは、おこがましいようですが



もう一度、いや、幾度も幾度も



胸に手を



良心と真心に耳を



正直で素直な気持に



まっさらな光を当てて



感じて欲しいのです…



ゆるして欲しいのです…。



わたしのこの声は



甘くて、夢見がちで



ちっぽけな力しか持っておりません…



けれども、叫ばせて下さい!



負け犬呼ばわりされても良いので



歌わせて下さい!



この世界に死刑が無くなることを



切に、祈ります…



わたしたちのなかに宿っている



愛の力を信じて!



復讐には復讐しか産まれないことを



わたしたちの歴史には、刻まれております。



わたしたちのなかにある



あたたかく、太陽のような



目覚めを期待して…



雨のような



生命に潤いを与える



慈しみの心を



予感して…



わたしは、祈り、礼拝し



いま、この瞬間から



心掛けと行動を改めていきます!



不器用ながら、準備して



少しずつ、整えていきます!



この世界に、天の庭の暮らしが…



支え合い、愛し、尊び合い、憩い



楽しく、活力とよろこびに満ち溢れた



世界が訪れますように…



わたしが、微力ながらも



その一翼へと



必ず、必ず!なっていけますように

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